どうもクロキリです。
自己紹介等にもちらっと書いていますが、私はある私立大学の音楽学部器楽科を出ています。
皆さんあまり馴染みのない世界かと思いますので、たまには大学のことを書いてみたいと思います。
※あくまでも私クロキリの通った大学の話です。
すべての音大、芸大等の音楽学部に共通する話ではないと思われます。
※卒業後10年以上たっています。
今もそうであるかは不明です。
実技の授業は毎日あるわけではない
友人によく聞かれたのがまずこれ。
音楽学部ですが、毎日音楽の実技をやるわけではありません。
私の場合金管楽器のホルンという楽器を専攻していましたが、ホルンの授業(レッスン)は週1回。
確か45分間でした。
それ以外にアンサンブルの授業、吹奏楽の授業、オーケストラがありましたがどれも週1回。
そのうちオーケストラは演奏会ごとのオーディションに通らないと出れないという部活やサークルに近い特殊なもの(弦楽器の人は当然必修)でしたので、実技での必修科目は専攻楽器のレッスン、アンサンブル、吹奏楽と副科のピアノくらいでした。
必修以外では古楽器を演奏できる授業や琴や尺八などの和楽器、声楽などがありましたね。
特に古楽器や和楽器は普通に生活していては接する機会があまりないものですしかなり印象にのこっています。
難しいんですよ。苦手でした(苦笑)
各楽器ごとの練習室がある
実技の授業が毎日あるわけでは無いとはいえ、毎日実技の練習が出来る環境は整っています。
私の行った大学では練習棟のような建物があり、各楽器ごとに部屋が割り当てられていてそこが学生の拠点になっていました。
大学に来ると各学生は自分の楽器の部屋に行き、そこから授業に行ったり1日すごしたりするのです。
勿論思い切り音を出してOK。
同じ楽器の1年生から4年生までが集うことになるのでアドバイスを求めたりお互い刺激しあったりできます。
その反面、同じ楽器の4学年が揃う為上下関係は五月蝿く言われることが多かったですね。
私は大学近くに楽器演奏OKのアパートを借りていましたのでこのパート部屋にはあまり出入りしていませんでした。
ホルンの先輩方は皆さん良い方で好きでしたけどね。
やはり中には朝から夜までいつ行ってもそこにいて楽器吹いてる人などもいたりしました。
そういう人が必ずしも滅茶苦茶上手いわけではないというのは、残酷でもあり面白いところでもありますよね。
この練習室は普通の大学のサークル部屋や部室みたいなものですかね?
練習室でタコパ開いて火災報知器作動させるヤツとか、カップルで鍵かけてこもっちゃうヤツらとかいました。
因みに数が圧倒的に多いピアノに関してはこのようなピアニストが集う部屋はありませんでしたね。
管楽器ではフルートなど木管も沢山いましたが、これは単純なやってる人の数に加えて、大学のその楽器の教授が誰かというところ等でもそれぞれ違うのではないかなと考えられます。
圧倒的に女性が多い
学校の吹奏楽部をイメージしていただければわかりやすいかと思いますが、音楽大学も圧倒的に女性が多いです。
9割くらいは女性じゃないですかね?
ここまで女性だらけだと男性陣は度々肩身が狭い環境になるのですが、その分男同士は仲良くなりやすかったです。
テレビなどでたまに見る「女性と話すと緊張しちゃって…」みたいな男性は殆どいないか、学生生活の中で馴れていきますね。
私の場合は今働いている介護業界もスタッフ・利用者さん共に女性が多いのでこの学生生活の経験はかなり今に活きていると思います。
まとめ
ブログ含め、大学時代の話って今まであまり積極的にネタにしたことがなかったのですが、書き出してみると結構スラスラ出てくるものですね。
卒業後10年たちましたし誰かに迷惑かけたりすることもないでしょうから、機会があれば時々話題にしてみようかな?
こんな話も聞いてみたいとか、音大目指してますという方の質問等ありましたらコメントか問い合わせフォーム、はてブなどを利用していただけましたら可能な限り応えたいと思いますのでお気軽にどうぞ。
ではでは今回はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました!