シルク出資2歳馬でドゥラメンテのラストクロップ世代産駒エノラの22ことエネルジコ、5月に入り最新の近況が更新されています。
早速確認してみましょう。
エネルジコ
2歳牡馬 新馬
ドゥラメンテ×エノラ
(エノラの2022)
ノーザンファーム生産
関東)高柳瑞樹厩舎
2023年リーディングサイヤー・ドゥラメンテの最終世代産駒!
高柳瑞樹厩舎預託馬への出資は、2016年産世代のシルク初出資馬フライトストリーム以来2頭目!
測尺
2023.07.18
馬体重376kg 体高150.0cm 胸囲162.5cm 管囲19.5cm
2023.09.01
馬体重418kg
2023.11.01(空港移動時)
馬体重415kg
2023.12.01
馬体重432kg
2024.01.03
馬体重446kg
2024.02.01
馬体重454kg
2024.05.01
馬体重451kg
在厩場所
ノーザンファーム空港
2024.04.01 担当者さんコメント
「現在はリフレッシュ目的でウォーキングマシンでの運動を行っています。
休みを入れる前は坂路コースと周回コースを併用した乗り込みを行っており、坂路調教ではハロン15秒ペースまで進めていました。
15-15の坂路調教を開始しても体がガタっと減ることはありませんでしたし、走りにも前向きで良いフットワークで走れていましたよ。
現状はまだ走りに身体が追いついていない印象ですから、しばらくは坂路でハロン15秒の乗り込みを継続しつつ、馬体の成長を待ちたいと思います」
2024.04.15 担当者さんコメント
「この中間は坂路調教を週に5回行っており、そのうち3回は2本ずつ登坂し1本目ハロン16秒、2本目にはハロン15秒で登坂しています。
残りの2回はハロン16秒で1本登坂しています。
調教では柔らかいフットワークで、体の小ささを感じさせない走りを見せています。
ただ、もう少し馬体が成長してほしい印象ですから、しっかり攻め込んで、休ませて体を膨らませてという過程を繰り返しながら、成長を促していければと思います。
6月頃の移動を検討していますが、これからの変わり身次第では移動が前倒しになる可能性もあるかもしれません」
2024.05.01 担当者さんコメント
「この中間は坂路調教を週に5回行っており、そのうち3回は2本ずつ登坂し1本目ハロン16秒、2本目にはハロン14秒~15秒で登坂しています。
残りの2回はハロン16秒で1本登坂しています。
以前に比べるとだいぶ体質が強くなってきましたし、少しずつ走りの良さに身体が追いついてきたかなという印象です。
この先1ヶ月くらいは更にベースを強化させたいと考えているため、調教では負荷を掛けつつしっかり休ませるなど、メリハリのついたメニューを課し、馬体の成長と体力の強化を図れればと思います」
クロキリの感想
この世代のシルク一次募集で1頭入魂の申し込みを行い、無事出資できることになりましたエノラ22改めエネルジコ。
Yearlingでじっくり育成されていましたが10月上旬にノーザンファーム空港へ移動。
着実に育成メニューをこなしています。
大きな頓挫無く元気にすごせているようなんですが、特に2月頃から殆ど変わらない馬体重・馬体面の方でグッと成長する時期が来ないようで、ここ数ヶ月はそれを待ちながらという状況になっていますね。
4月下旬と普通かやや遅めかという生まれで、牝馬より成長期が遅めにきやすいという牡馬。
恐らく早期組では無いだろうと想定して出資していますから、現状は元気であるならそれで大満足です。
お父さんはバラバラなんですが、母エノラやその産駒は牡牝問わず軽めの体重だった仔よりも500㎏前後で走った仔の方が多いようですので、エネルジコもそのくらいに育つ素質はしっかりあるだろうと期待しています。
「少しずつ走りの良さに身体が追いついてきたかなという印象」とのことですし、引き続きエネルジコの健康と順調な成長を願いつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。