YGG地方出資馬でミッキーアイル産駒クラリティーアイズ21ことクリスタライズ、南関移籍後3走目となるレースを終え近況が更新されています。
早速確認していきましょう。
クリスタライズ
4歳 牡馬 地方4勝
ミッキーアイル×クラリティーアイズ
(クラリティーアイズ21)
道営）佐々木国明厩舎
→笠松）後藤佑耶厩舎→浦和）水野貴史厩舎
サンバマウンテンファーム生産
道営所属馬への出資はラッキーミーティア以来2頭目！
2023年の能力検査を初日となる3月16日に合格！
2023年4月19日、門別で「日本一早い新馬戦」を勝利！
2025/2/10 レース結果
２月10日（月）船橋９R 浜風スプリントB3選抜馬イに出走し８着でした。
水野調教師コメント
「今日は外枠が響きましたね。
スタートは出ていますけど、内の馬も速かったのでさすがにあそこから内の馬達を抑えて行き切る事は出来ないですね。
外伸びの馬場だったらあのポジションでも良かったですが、今日は内が伸びる馬場だったので、どこかで内に潜り込めたら良かったですが、並び的にそれも難しく、ただレースぶりは安定してきたので次は浦和の800mで巻き返せたらと思います。
馬体重は増えていましたが体にハリが出てきてだいぶ体も出来てきていると思います」
野畑騎手コメント
「すみませんでした。
1200mの距離はちょうど良いかなと思ったんですけどね。
スタートは上手く出てくれましたが内の馬も速かったので無理に競り合わずに進めて、3、4コーナーで少し置かれましたけど一瞬脚は使ってくれました。
３番手からの競馬で息は入っているんですけど最後は止まってしまったので、距離が少し長かったかもしれません。
乗った雰囲気は凄く良かったので状態自体は凄く良いと思います」
クロキリの一言
2022年11月11日から移動解禁のところを11月15日に道営・佐々木厩舎に入り、2023年3月16日にその年最初の実施となる能力検査を早速受検、出遅れながらも見事な末脚を披露しての差し切り勝ちで合格し、4月19日、門別で開催された「日本一早い新馬戦」ＪＲＡ認定スーパーフレッシュチャレンジ２歳新馬にて見事デビュー勝ちを果たしましたクリスタライズ。
その後しばらく勝ち星から離れる時期があったものの、笠松に移籍して逃げを試みてからは安定。
合計で10走し、3勝と言う結果を残して2023年を終えています。
2024年は1月10日に笠松ダート1400に出走し、逃げたメイショウセントレの後ろにつく形から抜け出して早々に1勝をあげ、続く2月8日ゴールドジュニアでは更に後方の位置取りから勝ち馬ミトノウォリアーにクビ差に迫る2着になるなど好発進を見せましたが、3月28日にネクストスター中日本で1つ前の着順の馬からも10秒以上離される大敗を喫すると仕切り直しをはかった草若葉特別でも直線に入る前から「いつの間にか下がり出していた」という感じの失速で2走連続の最下位。
リフレッシュのため茨城県のリオさんという休養牧場に移動、約1か月半を過ごして6月15日、笠松に帰ってきました。
復帰後は休養前のような大敗はないものの、好スタートから良い感じでレースを進めつつも直線で伸びきれず…という展開が定番のように繰り返されてしまう状況に。
大ブレーキという感じでは無く、少しずつ粘りがきくようになってきている気もしなくもなくかな？と個人的には思っていたのですが、レース後クラブからは浦和への移籍が発表されました。
年末に迎えた浦和移籍後初レースこそ、レースを引っ張る展開をみせるものの最後に失速していく移籍前とあまり変わらない形になってしまいましたが、そこから続戦で挑んだ前走は800ｍという距離も良かったのか3着という結果は勿論、内容的にも良いレースになっていましたね。
これが良いきっかけになると良いなぁと思いながら迎えた今回は船橋での初レース。
距離は前走の800から1200になり、さてどうなるかというところでしたが…まず結果の方は8着と残念でした。
しかし今回は水野先生も仰られている通り、12頭立ての12番という枠も影響が大きかった印象でしたね。
好スタートを切りましたが、逃げた2頭を筆頭に内の馬達も良いスピードでレースに入っていき、行き切ることも内に入れることも難しい展開に。
直線でも距離のこともあり流石に差していくほどの脚は残っていませんでしたが、止まってしまったという感じではありませんでした。
次は再び800に戻すようですし、充分巻き返しに期待できるのではないでしょうか？
2024年1月以来となる一勝に期待して、次走を楽しみに待ちたいと思います。
とりあえずお疲れ様クリスタライズ！！
