2歳で早々に勝ち上がり、年末の大舞台ホープフルSへの出走も果たしましたがその後1勝クラスの壁との戦いが続いていますYGG出資馬ホルトバージ。通算16走目、1勝クラスに来てから14走目のレースを終えて最新の近況が更新されました。
早速確認してみましょう。
ホルトバージ
3歳 牡馬 中央1勝
キンシャサノキセキ×プレインズウーマン
(プレインズウーマンの2021)
栗東)寺島良厩舎
谷川牧場生産
谷川牧場さん生産馬への出資は初!
寺島厩舎預託馬への出資は最多の3頭目!
この世代の中央出資馬デビュー1号!
2歳7月の勝ち上がりはこれまでの中央出資馬最速!
測尺
2022年10月17日募集時
体高157.0cm 管囲19.5cm 胸囲168.0cm 馬体重414kg
2023年01月21日
体高160.0cm 管囲20.2cm 胸囲179.0cm 馬体重447kg
2023年04月20日(北海道育成最終)
体高162.0cm 管囲20.2cm 胸囲180.0cm 馬体重459kg
2023年07月16日(新馬戦)
馬体重470kg
2024年07月13日
馬体重:460キロ
2024/9/8 レース結果
9月8日(日)中京7R 3歳以上1勝クラスに出走し6着でした。
寺島調教師コメント
「じわ~っと動いて行ってしまうと、最後苦しくなってしまいますね。
1900mなので余計苦しくなってしまって、しかも4頭分外を回らされてしまったので止まったのも仕方ないかなと思います。
ダートでいつもの競馬だと着は拾えても中々勝ちきるまでいかないんですけど、チャンスが来るまで続けて行くしかないのかなと思います。
喉の影響も多少はあると思いますしね。
今日は一番人気の馬が楽に逃げていたので勝とうと思うなら捕まえに行くしかなかったと思うんですけど、2、3着狙いの終いを活かす競馬でハマるのを待つという競馬を続けて行った方が良さそうです。
今日は勝ちに行ってのものなので仕方ないかなと思いますが、自分の競馬の形に徹して行く方が良いと思います。
すみませんでした。
この後はまた戻ってからの状態を見てからどうするか考えたいと思います」
西塚騎手コメント
「今日は勝ちに行く競馬をしたんですけど最後は(脚が)なくなってしまったという所でした。
結果を出せず申し訳ないです。
いつものようにジッとしていた方が上の着順に来れたと思うんですけど、今日は9頭立てでしたし、メンバー的にも勝ちに行きたいなと思って積極的に乗ったんですけど、良い方向には出なかったです。
状態面は問題なかったですが、初めて乗せて頂いた時に比べると今回も前走も多少の硬さは感じました」
2024/9/10 更新情報
栗東・寺島厩舎にて調整中です。
9月8日(日)中京7Rに出走し6着でした。
寺島調教師コメント
「先週はすみませんでした。
今日獣医チェックをしてもらいますが、見た感じは大きな異常はなさそうですね。
問題なさそうであればもう1走だけ頑張ってもらって、その後少し休ませて年末の京都開催に向かうという形で考えています。
中京だと前走のような競馬になりがちなので、中1週で中山に行けたらと思います。
土日で1800ダートが組まれているのでそのどちらかで、毎年この時期は頭数割れしますし、メンバー的にも中山の方が戦いやすいとは思います。
ちょうどその週から(今村)聖奈が復帰する予定なので、3キロ減で行けますし、前走のように道中脚を使ってしまうと終い止まってしまうので、終いを生かす自分の競馬をさせたいと思います。
まあ想定が出てみないと出走可能かどうかは分かりませんが、一応その予定で考えています」
クロキリの一言
2歳の2月半ばからハロン15ペースでの調教をこなし、4月末に本州入りし宇治田原優駿ステーブルへ。
6月末にトレセン入りを果たし、入厩3日でゲート試験を受けて無事合格。
その後も順調に進められ7月16日、私のこの世代の中央出資馬第1号としてデビューして7着になり、そこから中1週の7月30日、200m距離延長して挑んだ芝1800で見事勝ち上がりを決めてくれましたホルトバージ。
2歳シーズンは放牧も挟みつつ2歳重賞・新潟2歳ステークス、1勝クラスの紫菊賞、2歳オープンの萩ステークス、G1ホープフルステークスと様々な舞台で芝のレースを走り、年が明けて3歳になると開幕週から早速始動。
京都1800で初ダートにチャレンジして勝ち馬ノットイナフから0.2秒差の2着。ダートでもやれるぞという走りを見せてくれました。
そこからは数戦ダートを走り、途中で芝に戻したりと条件を変えたりもしながらも、「全く通用していないというほどでは無いものの勝ち切るほどの決め手も無い」という印象のレースが5レース、約半年続く苦戦の時期に。
1勝クラスの壁はこんなに高いのか…と思い始めていましたが、7月13日のレースでは3年目西塚騎手とのコンビで小倉の芝2000を走り、中団から馬群のなかを力強く前進する競馬を見せて上述した初ダートの時以来約半年ぶりの馬券圏内である2着という結果を残します。
レース後は中京開催を目指すと言うことで放牧に出されましたが、そこで思ったほど状態が悪くないことが確認されたようで方針を一転。中京よりも2週早く始まる新潟開催でもう1走する予定に変更され、とんぼ返りでトレセンへ。
新潟に移動し、3月2日の阪神以来約4ヶ月半ぶりのダートを走り、15頭立ての10番人気から勝ち馬ダノンピレネーの2着と健闘。
更に続戦することになり、8月11日、今度は中京でダート1800を走りました。
馬群後ろ寄りから上り最速、唯一の37秒台という末脚で前に迫りましたが、先行していた勝ち馬グーヴェルナイユとキングオブフジにはそれぞれ0.3秒と0.2秒及ばず。
最後の方で内から寄られて頭を外に振りながら少し煽られるようなシーンもありましたが、寺島先生・西塚騎手も仰られているように着順が入れ替わるほどでは無かったように見えましたね。
またも惜しい一戦となりましたが1勝クラスで3戦連続の馬券圏内という好成績を残し、レース後はようやく、延期になっていた夏休みに。
9月終わりの中京を検討しているとのことでしたが…
8月27日に「検疫に空きが出て、戻せる状態ということだったので」とのお言葉と共に早くもトレセンに帰厩。
9月8日には中京のパドックに登場していました。
中3週。短い夏休みでしたね(笑)
もう何度そう思ったか数えきれないくらいですが、寺島先生ほんと積極的です。
このローテーションに怪我無くついてきてくれているホルトバージも凄いですよね。
レースの方はスタート直後両隣りの馬が寄ってきて間に割って入ることが出来なかったことにより後手を踏み、そこから外々を早めに進出していき勝ちを狙う形を選んだことで最後は失速、6着と少し悔しい結果に終わってしまいましたが、獣医チェックの結果異常はなかったようですし、無事に帰ってきてくれて良かったです。
続戦でもう1走自分のレースをしてから少し休ませて年末の京都を目指すとのことですが、寺島先生ですからねー。
これまでの経緯を考えると、前倒しで入厩して年内予定より1走多く走ることになってももう驚きません。
個人的には狙いがはっきりしていてコメントも丁寧で好印象だった西塚騎手から乗り替わりになりそうなのが少し残念ですが、勝ちを意識できるような走りが増えてきていると思いますので、引き続き大きなアクシデント無く元気に1戦1戦積み重ねていってほしいですね。
ホルトバージの無事と健闘を祈りつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います。
とりあえずお疲れさまホルトバージ!
ナイスファイトでした!
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。