一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

【地方競馬】じっくり調整中!YGG地方出資馬マクマード近況(2025/10/15)

YGG地方出資馬でコパノリッキー産駒のフローレンスガール22ことマクマード、昨年11月に跛行でレース中止、捻挫と落鉄とともに蹄叉が取れてしまうといういかにも痛そうな負傷で療養期間に入っていましたが今年3月に復帰。
復帰後7戦目を終え放牧中ですが、最新の近況が更新されました。

早速確認してみましょう。

マクマード

マクマード。2025年5月、クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

3歳 牡馬 地方1勝
コパノリッキー×フローレンスガール
(フローレンスガールの2022)
船橋)新井清重厩舎
白井牧場生産

コパノリッキー産駒への出資は初!
私のこの世代唯一のYGG出資馬!

測尺・遺伝子検査結果

2023年9月30日測定(募集時)
体高157.0cm 管囲20.0cm 胸囲181.0cm 馬体重485kg

2024年01月22日測尺
体高161.0cm 管囲21.0cm 胸囲185.0cm 馬体重510kg

2024年05月22日 測尺
体高163.0cm 管囲21.0cm 胸囲182.0cm 馬体重500kg

2024年06月12日 測尺(能力試験)
馬体重469kg

2025年03月14日 出走時測尺
馬体重516㎏


プラスビタール・スピード遺伝子検査結果
遺伝子型 C:C 距離適性傾向 短距離適性

体高遺伝子検査結果
遺伝子型 A:A 体高傾向 低

2025/10/2 更新情報

茨城県の守谷レーシングステーブルにて放牧中です。

牧場担当者さんコメント

「今週から治療後の立ち上げとして、ウォーキングマシン運動からトレッドミル運動を開始しました。
ダクで1000~1500mを軽く踏ませています。

初めてこちらにきたので以前との比較は出来ないですが、トモが緩いタイプでして、休養明けというのもあると思いますが全体的にグラグラしています。

競馬を使っている馬の割には緩さが残っている感じで、こちらのイメージとしてはトモが踏めてきて欲しいので、ダクでしっかり踏めるようになってからキャンターに移行したいと思っています。

現状の対処法としては、トレッドミルで傾斜3~4%上げて後ろをしっかり促す作業を意図的に行っています。

多分平地で走っていてもトモの緩さは解消されてこないと思うので、しっかり踏ませるのを第1に考えて、そこで自分から後ろ脚を踏ん張って踏んでくるようになってからキャンターに移行しようと思います。

あと2週間くらいはトレッドミルで調整をしてベースを1回作ってから跨った方が良いのかなと思っています。
2週間くらい動かしたあとに一度跨ってみて、トモと腰の緩さがどの程度なのか見てみたいと思います」

2025/10/9 更新情報

茨城県の守谷レーシングステーブルにて放牧中です。

牧場担当者さんコメント

「現在はウォーキングマシン運動とトレッドミルで、ダク1500m、キャンター1500~2000mを軽めに調整しています。

昨日新井調教師が馬の確認に来場されまして
『まだ全体的に細い感じなので、軽めの調教で馬体を大きくするように』
と指示を受けております。

新井調教師の指示通り、しばらくは現状のメニューで馬体の全体的なアップを目指します」

2025/10/15 更新情報

茨城県の守谷レーシングステーブルにて放牧中です。

牧場担当者さんコメント

「先週に引き続きトレッドミルで調整をしております。
メニューはダク1500m、キャンター2000mで下地を作っています。

全体的に膨らませて欲しいと新井調教師からの指示がありましたが、まだシャープな腹回りです。
治療をして筋肉が落ちているのもありますが、もう少し筋肉の重量感は欲しいかなと思います。

緩さに関しては、動かしてからも変わらなくてそういうタイプなんだと思いますので、傾斜を付けてしっかりと動かして、次のステップに向けて進めていきます」

クロキリの一言

一次募集での出資を見送り、二次募集のラインナップのなかから選んでみましたこの世代のYGG唯一の出資馬フローレンスガール22ことマクマード。

募集前のレントゲンで骨棘が見つかっていることや、喉の検査で軟口蓋背方変位(DDSP)と言われていること、出産時の母年齢が19歳と高めであること辺りがネックになってか結局満口には届かなかったようですが、育成自体は大きなアクシデント無く進み5月末に本州入り→6月12日に能力試験合格と私が想定していたよりずっと早いペースで進められていきました。

能力試験後は少し疲れも出て、酷暑のなか無理して早期デビューさせることも無いだろうというお考えもあってか夏の間はじっくり調整され9月26日、笹川翼騎手を鞍上に迎えてデビュー戦を走りましたが、1頭だけ置いていかれる形で出遅れるとそこから最後まで上がっていくことが出来ず。
レース中も鳴きながら走るくらい集中を欠き、鞍上の笹川騎手より「まだまだbabyですね。」とのコメントをいただくほど幼さや未熟さがたっぷり出た新馬戦となっていましたね。

新馬戦後は10月31日に2戦目に挑みましたが左前を跛行。捻挫と蹄叉*1が取れてしまうという怪我を負ってしまい競走中止。
療養と立て直しに4ヵ月かかることになりました。

幸い予後は良好で3月14日に無事復帰すると復帰後2戦目となったレースで見事初勝利を挙げ、その後も掲示板率100%の安定した好成績を残してくれています。

前走は8月末。
現状のベストに近いと思われる良いレースをしたけど前に1頭いた、という印象の走りで2着になり放牧へ。
疲れをしっかりとるための治療をうけて、そこからの立て直しを図っているところです。

マクマードは北海道からそのまま新井先生のところに行きデビュー、2戦目で故障してホースサポート櫻さんで療養期間をすごし回復してからはまた新井先生のもとに戻ってそこからずっと在厩で走ってくれていましたので、普通に外厩へ放牧に出るのは初なんですよね。

守谷レーシングステーブルさんもマクマードという馬がどういうヤツなのか探りながら進めてくださっている印象ですが、ここまでは大きなアクシデントもなく順調にいっているようで、なによりです。

レースに出てくるのはもう少し先になりそうな雰囲気ですが、前回の入厩時に約5ヵ月の滞在で7走していることを考えると次も一度走り出したらある程度まとめて使う可能性がありそうなので、じっくり完全にリフレッシュさせている感じなんでしょうね。

しっかり疲れをとってもらってメンテナンスしていただき、また万全の状態でもどってきてくれることを楽しみにして、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!

2025年の地方所属出資馬成績

32戦6勝(6-2-4-3-1-16)
2025年10月16日現在

クリスタライズ (1-0-2-0-1-7)
シエルブルー  (0-0-0-1-0-5)
オールスティール(4-0-0-0-0-4)
マクマード   (1-2-2-1-1-0)


※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。

*1:蹄の裏の三角の部分