シルク出資3歳馬でドゥラメンテのラストクロップ世代産駒エノラの22ことエネルジコ、セントポーリア賞での勝利から一か月が経ち、最新の近況が更新されています。
早速確認してみましょう。
エネルジコ
3歳牡馬 中央2勝
ドゥラメンテ×エノラ
(エノラの2022)
ノーザンファーム生産
関東）高柳瑞樹厩舎
2023年リーディングサイヤー・ドゥラメンテの最終世代産駒！
高柳瑞樹厩舎預託馬への出資は、2016年産世代のシルク初出資馬フライトストリーム以来2頭目！
この世代唯一の中央出資馬！
シルク出資7世代目にして初の新馬勝ち！
測尺
2023.07.18
馬体重376kg 体高150.0cm 胸囲162.5cm 管囲19.5cm
2023.09.01
馬体重418kg
2024.06.15(本州移動直前)
馬体重458kg
2024.10.20(新馬戦)
馬体重440kg
2024.02.02(セントポーリア賞)
馬体重454㎏
2025.04.16 更新情報
在厩場所
美浦トレセン
高柳瑞樹調教師コメント
「16日にＷコースで追い切りを行いました。
騎乗依頼しているＣ．ルメール騎手が美浦に来ていたので、追い切りに跨ってもらっています。
本来であれば併せ馬を行う予定だったものの、鞍上の判断でリズム重視で最後まで走らせたため、単走でゴールする形となっています。
追い切り後に感触を聞いたところ、
『ちょっと捌きが硬かったですし、走りのまとまりに欠ける部分がありましたね。
あまりウッドチップだと動けない感じだったので無理はさせなかったものの、芝に行けば変わってきてくれるのかなと思います。
息の感じは良かったですし、コンディションに問題は無さそうです』
と話していました。
ジョッキーには特に走りのバランスの面で指摘を受け、もっと馬体を起こして手前でハミを取れるようになると理想なのですが、現状は体が伸びてしまっていて、その点で頼りない印象を受けたのかなと思います。
そこはすぐに解消できるものでは無いものの、まだレースまで時間はありますから、出来るだけ良い形に持っていけるよう努めていきます。
馬体の方は最新の計測で461kgと、僅かではありますが追い切りを積みながら増えているのは好印象で、この調子で上手く態勢を整えていければと思います」
2025.04.16 調教時計
美浦Ｗ良 82.6 - 66.2 - 51.1 - 36.4 - 11.3 位置[3] 馬ナリ(ルメール騎手)
クロキリの感想
この世代のシルク一次募集で1頭入魂の申し込みを行い、無事出資できることになりましたエノラ22改めエネルジコ。
Yearlingでじっくり育成されていましたが1歳10月上旬にノーザンファーム空港へ移動して、馬体重・馬体面の方でグッと成長する時期を待ちながらじっくり育成期間をすごし、2024年6月中旬についに本州入り。
6月27日にはゲート試験を1発合格しました。
それから夏の間は天栄でじっくり育成され、10月20日の東京芝1800ｍでデビューすると後方から差し切り見事新馬勝ち。
私のシルク出資馬としては初めての新馬戦勝ち馬となっております。
勝ち上がり後は再びじっくりと育成＆調整期間に入って年を越しセントポーリア賞へ。
ゲート内でなかなかの大暴れを見せて綺麗な出遅れ。
池添騎手の好判断でロスの少ない内寄りを回りましたが今度は直線で前が壁に。
絶望的な状態かと思われましたが、内寄りから馬場の中央付近まで行く大きな横移動を見せるとそこから一気に加速し、インパクト大の勝ち星を挙げてくれました。
レース後はクラシック挑戦もあるのでは⁉と期待が高まるなか放牧に出て、約一か月半のあいだ毎週更新のたびに出資者をソワソワさせていましたが、ダービートライアルである青葉賞へCルメール騎手との初コンビで挑むことが発表されています。
トレセンに帰ってきてからはゲート練習などを積みながら調整され、今回はルメール騎手を背に追い切りへ。
辛口コメントをいただいたようですが、エネルジコは割といつもこんな感じの評価を受けている印象で、高評価はレース後くらいなんですよね。
なので今回もいざレースになったらそれなりの形にまとめてくれるのではないかと思っておりますがどうでしょう。楽観視しすぎかな？
コンディションには問題なさそうというだけでとりあえず個人的にはそれだけで一安心でした。
せっかくここまで来ましたので是非権利を獲得して大舞台にコマを進めてもらいたいですね。
人馬の無事と健闘を祈りつつ、青葉賞を楽しみに待ちたいと思います！
※画像・コメントはシルクＨＣ様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。
