YGG出資2歳馬でスワーヴリチャードの初年度産駒ビジュートウショウ21ことスウィープフィート、初の芝G1出走となった阪神JFを終えて、最新の近況が更新されていました。
早速確認してみましょう。
スウィープフィート
2歳 牝馬 1勝
スワーヴリチャード×ビジュートウショウ
(ビジュートウショウの2021)
栗東)庄野靖志厩舎
聖心台牧場生産
スワーヴリチャード初年度産駒!
ウマ娘でも有名なスイープトウショウの孫!
庄野厩舎預託馬への出資は2016年産世代以来の2頭目!
出資馬初の芝のG1出走馬!(阪神JF、7着)
測尺
2022年10月17日募集時
体高158.0cm 管囲19.0cm 胸囲177.0cm 馬体重441kg
2023年02月21日
体高161.0cm 管囲20.0cm 胸囲185.0cm 馬体重457kg
2023年05月25日
馬体重468㎏
2023年08月13日(新馬戦)
馬体重454㎏
2023年10月08日(2走目・勝ち上がり)
馬体重464㎏
2023/12/10 レース結果
12月10日(日)阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ (G1) 芝1600m戦に出走し7着でした。
庄野調教師コメント
「ゲートで潜ろうとしたりとか落ち着けなくて、タイミングが悪くてスタートで立ち遅れてしまいました。
最後は伸びては来てるんですけど、どうしても外外を回る形でロスもありましたし、最後一杯一杯になったのか内にモタれる感じもあったので、その辺はまだ若さもあるのかなと思います。
それでも最後詰めて来たように良い競馬は出来たかなと思います。
1600mの路線でもやれそうな感じですし、どこかで賞金を加算して春に繋げられたらと思いますが、その辺はまたレース後の状態を見ながら考えたいと思います。」
永島騎手コメント
「ゲートの中で頭を下げてしまったりしていて、周りもバタバタしていてタイミングが合わせられなくてスタートが遅れてしまう形になってしまいました。
道中は良い手応えで進んでくれて、3、4コーナーで少し力む所はあったんですけど、すぐに我慢してくれて終いも良い脚では伸びてきてくれているんですけど、最後は前走と同じように右に張りながらという所がありました。
出遅れてしまった分、外外を通らなければいけなくなってしまったので、かなりロスの大きい競馬ではあったんですけど、それでもしっかり伸びてくれていますし力のある馬だと思います。
申し訳ありませんでした。」
2023/12/12 更新情報
栗東・庄野厩舎にて調整中です。
12月10日(日)阪神11Rに出走し7着でした。
庄野調教師コメント
「レースの後も特に変わりなくといった感じですね。
ゲートがやっぱり悪かったので、まずは明日明後日はゲート練習をして、金曜日に宇治田原優駿ステーブルに放牧に出す予定です。
どこから始動するかですが、何とか桜花賞の権利は取りたいと思っていますが、真っ直ぐチューリップ賞だと万が一1勝馬で出走出来ない可能性もありますので、エルフィンステークスからで考えています。
エルフィンステークスを叩いて、もちろんそこで勝てれば良いんですけど、いずれにしてもそこからチューリップ賞に向かう形で考えています。
ジョッキーに関しては替えるのかこのまま(永島)まなみで行くのかはこれから考えたいと思います。
レース後ジョッキーと話している中で、出遅れに関しては元々ゲートを潜ろうとしたりする癖もあるので、その辺は我々の方でしっかり矯正しなければいけない所なんですが、出遅れたなら出遅れたで腹を括ってでも距離ロスがない所を走って欲しかったなという所と、それでも丁度前にサフィラがいましたので、サフィラをマークする形で進めるのが良かったかなとは思うんですけどね。
やっぱり外を回る形にはなったので距離ロスはしていると思います。
そこは本人も良く分かっていました。まあエルフィンステークスはフルゲートにはならないと思うので競馬はしやすくなるかなと思うんですけれども、それも含めてまなみで行くのかどうするか。
もう一度まなみで行ってみてあまり納得出来ない競馬であればチューリップ賞で誰か他の騎手で行くのか、そういう選択も考えています」
クロキリの一言
順調に育成され5月11日に無事ゲート試験を合格しましたが、皮膚病が出るほどのストレスと負荷だったようでリフレッシュと立て直しのため一度放牧を挟み、8月13日にデビュー戦を迎え、前とは少し離されましたが内容としてはそこまで悪くない印象の3着という結果を残し一度放牧へ。
宇治田原優駿ステーブルさんで調整期間を過ごし、前走の小倉よりもう少し広く伸び伸びと走れるコースで距離延長の方が忙しくなくて合うかもということで10月08日、京都芝1600で2走目に挑み、後方から外を回りながらも粘り強く脚を伸ばし、最後はウインディオーネとの一騎打ちを3/4馬身差で制して見事勝ち上がりを決めましたスウィープフィート。
庄野先生からは抽選になるだろうが暮れのG1を目指す、上手く賞金を加算できれば来年の春も楽しみになる、との大変テンションのあがるお言葉をいただきつつ、放牧を挟んで白菊賞を走り、後方から勝ち馬プシプシーナにクビ差に迫る末脚を披露して2着。
白菊賞後は予定通り阪神ジュベナイルFに登録され、抽選を乗り越えて出資馬初の芝G1出走馬となりました。
永島騎手のG1初騎乗となったこともあり、かなり注目を集めて挑んだレースでしたが、懸念されていたスタートのところで出遅れ、ちょっと上がっていくのが早かった気がしたり、そもそも内を行こうって指示じゃなかったかな?と思ったりしているなか大外を回って直線へ。
しんどそうな展開のなか最後まで粘り強く脚を伸ばしていきましたが、勝ち馬アスコリピチェーノから0.9秒差の7着でゴールしています。
中1週での大レースでしたが、庄野先生によりますとレース後も特に状態は悪くないとのこと。
出走前の馬体重も前走比+2㎏でしたしね。
丈夫そうで、頼もしいかぎりです。
気になる今後は2月頭のエルフィンステークスを挟んでから、チューリップ賞→桜花賞と進んでいく方針であると明言されました。
エルフィンステークス、ここ3年は中京でやっていたようですが、来年は京都ですよね?
京都競馬場はリニューアル後まだ行っていませんし、タイミングが合えば現地観戦も検討してみたいなぁ。
「現時点であまりストレスをかけたくない」ということで避けていたスタートの練習もいよいよ始めるようですし、がっつりクラシック路線に入っていくようで、このまま狙い通りいけば一口馬主出資7世代目にしてクラシック初出走。
2024年も非常に楽しみの多い1年になりそうです。
そんななか、最新の近況コメントを受けてX(旧Twitter)の方では鞍上がどうなるのかという呟きが増えていました。
これは難しいところですよね。
若く将来有望な永島騎手と一緒に成長していく姿を応援したい気持ちもありますが、実績あるジョッキーが技と経験でスウィープフィートを導いてくださることが大舞台で最高の結果を残すためにはより確率の高い選択肢であるようにも思えます。
いずれにしても庄野先生であれば良い塩梅のところを探っていってくださるでしょうから、信頼して見守っていたいと思います。
とりあえずは初の芝G1出走お疲れ様スウィープフィート!
ナイスレースでした。
大きなアクシデントなく元気に年末年始をすごせるよう願いつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。