この世代のキャロット唯一の出資馬ピースエンブレムの20ことブルーペクトライト、転厩後3戦目、通算17走目となるレースを終えて最新の近況が更新されていました。
早速内容を見てみましょう。
ブルーペクトライト
4歳牝馬 中央1勝
サトノダイヤモンド×ピースエンブレム
(ピースエンブレムの20)
ノーザンファーム産
関西)池添学厩舎→関西)宮地貴稔厩舎
サトノダイヤモンド初年度産駒!
キャロット出資2世代目にして初の勝ち上がり!
24/12/21 レース結果
21日の京都競馬ではスタートをうまく出たが控えて後方から進める。
直線は大外へと持ち出すと、ひと追いごとに差を詰めて2着。
M.デムーロ騎手コメント
「4コーナーで本当は内へ行こうと思っていたのですが、外目へ持ち出そうとしたらいい反応を見せていたので、そのまま外を回っていきました。
結果的にそこで外を回った分、最後は届きませんでしたね…。
ただ、道中は砂を被っても気にせず、今回も安定して走ってくれています。
ちょっとテンションが上がりやすいので、最初は自分のリズムで運ぶような形が合っていますし、もっと頭数が少なければレースもしやすくなると思います」
宮地調教師コメント
「前半を気分良く行かせて、最後に脚を使わせるという形で頑張ってくれましたし、現状はこのようなレース運びがいいのでしょうね。
パシュファイヤーの効果もあるようで、安定して走れるようになってきたのは良かったです。
もっと少頭数ならレースもしやすいでしょうから、次はさらにいい競馬をお見せできるようにしたいです」
クラブコメント
道中は後方で脚を溜め、直線は外からいい脚で伸びてきました。
だいぶロスがありながらも最後まで差を詰めようとしていましたし、次も展開ひとつでいい競馬を期待できるのではないでしょうか。
この後はまず馬体を確認してから検討していきます。
クロキリの一言
8月13日に札幌の1500でデビューし7着。
そこから4月下旬までに芝の中距離で3走、残念ながら8着内にも入れないレースが続きましたが、6月25日、函館遠征&ブリンカー装着にダート替わりで臨んだ1戦で見事な走りを披露、初勝利を挙げましたブルーペクトライト。
勝ち上がり後は調教では良い動きを見せていて、レースではそれを発揮させるために鞍上や馬具を変えたり遠征を試みたり芝に戻してみたりと試行錯誤されているのですが、勝ち馬から0.5秒差の2着に入ったレースが1つあるのみであとは掲示板にも届かない結果が続いていました。
苦戦が続くなか10月半ばに転厩が発表され、翌週には早速新規開業の宮地先生のもとに。
転厩先でも調教では悪くないコメントをいただきつつ調整され11月17日、鞍上にCデムーロ騎手を迎えて転厩初戦・約二か月ぶりのレースに挑みましたが…
まずまずのスタートを切るも徐々に後退していき、Cデムーロ騎手のコメントにもあるようにキックバックを受け出してからは更にポジションを下げ、最後直線では外から数頭交わしたようですが残念ながら目立つほどの追い込みとはならず。
近走数戦と殆ど変わらない形で転厩初戦を終えています。
残念な結果になりましたが幸いレース後大きなダメージは無かったようで在厩で立ち上げ。
Cデムーロ騎手からMデムーロ騎手に鞍上を替え、前走は12月7日の中京を走りました。
ゲートの出はまずまずでしたがすぐに下がり始め、最初のコーナーを回る頃には既になかなかの差をつけられた単独最下位。
これはマズいレースになってしまったのでは…?と心配しましたが、内を突きながらコーナーを回ると最後の直線はしっかり脚を伸ばし、2024年4月20日に2着になって以来の掲示板、4着でゴールしました。
転厩後初の掲示板。
喜ばしい結果になりましたが、とは言え8頭立ての少頭数で4着と言っても真ん中あたり。
次走に注目だなと思いつつMデムーロ騎手の継続騎乗で12月21日を迎えました。
15頭立ての13番からとなったブルーペクトライトは、好スタートを決めますが無理に前へは出ていかず馬群後方へ。
先頭集団から結構離れたところまで行ってしまったのでちょっと苦しいかなと思っていましたが、この辺りまでをブルーペクトライトのペースで走らせてあげたことが良かったようです。
最終コーナーを回りながら前との差を詰めていくと、外を回って直線へ。
一歩一歩着実に脚を伸ばしていき、入着ありそう、掲示板いける!これは馬券圏内だ!!とどんどん先行していたライバルたちを追い抜いていきます。
勝ち馬コーラルハートは完全に抜け出していましたので流石にそこまでは届かず2馬身半差つけられましたが、ロスティチェーレとの競り合いはハナ差で制し2着という結果になりました。
連対は約8か月ぶり。上り最速も同様に8か月ぶりで、勝てはしなかったもののかなりポジティブな印象の残るレースでしたね。
Mデムーロ騎手のコントロール、ご判断も見事なものでした。
素人目にはブルーペクトライトと合っている印象で、個人的には次回も継続騎乗していただけると嬉しいですね。
これで募集額に対する回収率は100%超え。
5歳になる2025年シーズンに向けて非常に良い流れが作れましたね。
年明け、更なる飛躍に期待して、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
とりあえずお疲れ様ブルーペクトライト!
ナイスレースでした!!
※画像・コメントはキャロットクラブ様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。