シルク出資6歳馬でキタサンブラックの初年度産駒インディゴブラック、北海道で夏をすごし本州へ帰還、復帰戦を終えて最新の近況が公開されました。
早速確認してみましょう。
インディゴブラック

6歳セン馬 中央5勝(平地3勝+障害2勝)
キタサンブラック×カーニバルダクス
(カーニバルダクスの19)
ノーザンファーム産
関西)奥村豊厩舎
キタサンブラック初年度産駒!
2021年度追加募集馬!
出資馬初の中央重賞出走馬!(2022年レパードS)
出資馬初の障害競走出走&勝利馬!
シルク出資馬初のオープン競走勝ち馬!
出資馬初の障害重賞出走馬!(2025年東京ハイジャンプ)
2025.10.19 レース結果
10月19日(日) 東京9R 東京ハイジャンプJG2 (混) 芝3110m 小坂忠士(60.0kg) 4着 5人気
小坂忠士騎手コメント
「できれば番手で収まりたかったのですが、久々の分もあるのか意図した競馬とはならなかったですね。
それでも、先頭に立ってからでも、これまでより飛越は安定していましたし、そういう点では進歩がありました。
本音を言えば、最後は前3頭の争いに参加したかったところですが、そこはこれから更に力をつけていってくれればと思います」
クロキリの一言
4歳春までにダートの1900‐2400mで平地3勝を挙げましたがその後伸び悩み、2023年年末そんな状況を打開すべく去勢手術をうけ、更に6月には障害転向となりましたインディゴブラック。
平地でのスピードと勝負根性を武器に2戦目で勝ち星を挙げると、障害転向後4戦目となった12月14日にはオープン競走を初勝利。
平地との通算5勝目となり、私のシルク出資馬最多勝記録を更新中です。
3月22日のペガサスジャンプSはレース間隔が空いていたことが原因と考えられる不安定さを見せてしまい、障害転向後初の二桁着順を経験しましたが、短期放牧を挟んでリフレッシュしたあとは先々を考えて「無理にでも2,3番手でレースを進めてもらおうと考えています」との作戦で京都と阪神を走り、作戦自体は上手く行ったりいかなかったりしながらも3着、2着と安定した結果を残してくれています。
その後夏の間は充電期間として北海道ですごすということで7月頭にノーザンファーム空港へ移動。
特に大きなアクシデント等も無く平和な更新が続き約3ヶ月。
満を持して本州に帰ってくると、流石に長い放牧期間だったこともあって調子があがってくるのに少し時間がかかりましたが、10月19日、JG2の東京ハイジャンプで久々のレースに挑みました。
外からまずまずのスタートをきるといつも通りそこからスッとスピードに乗り2番手へ。
本当はその辺りのポジションでレースを進めたかったようですが、2つめのジャンプを終えたあとに先頭に立ちます。
このあたりまではジャンプにちょっと久しぶり感がありましたがその後は安定。
一時は3馬身ほどのリードも作ってレースを引っ張っていったものの、最終コーナーから直線入り口にかけて後続に並びかけられると、上位人気3頭による優勝争いからは直線半ばで脱落。
とはいえ最後まで粘りを見せてそれ以上抜かれることは無く、上位陣からは少し離されましたがしっかり4着を確保して復帰戦を終えています。
インディゴブラックに先着した3頭はいずれも障害重賞で勝ち星や連対など結果を残している人気も納得の実力馬達で、そこを相手に勝負を挑むことができたわけですから、障害重賞初挑戦にしてはよくやってくれたと言えるのではないでしょうか?
今後に向けて期待の高まる内容だったと思います。
これが今年5走目のレースでしたが、次はどうなりますかね?
ますますの活躍に期待しつつ、次走も楽しみに待ちたいと思います。
とりあえずお疲れ様インディゴブラック!
ナイスレースでした!!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。