シルク出資2歳馬でシュヴァルグランの初年度産駒エルビッシュの21ことベリーク、最新の近況が公開されていました。
早速確認してみましょう。
ベリーク
2歳牡馬 デビュー前
シュヴァルグラン×エルビッシュ
(エルビッシュの21)
ノーザンファーム産
関西)西村真幸厩舎
シュヴァルグラン初年度産駒!
2021年産産駒追加募集馬!
この世代のシルク唯一の出資馬!
シルク追加募集当選は2頭目!
在厩場所
ノーザンファームしがらき
2023.09.01 調教主任さんコメント
「この中間から周回コースが使えるようになりましたので、周回・坂路コースを織り交ぜた調教メニューで進めています。
坂路コースではハロン15秒ペースまで負荷を強めていますが、ペースアップには問題なく対応することが出来ていますし、本数を重ねていけば動きも力強くなってくるでしょう。
馬体重は484kgです」
クロキリの一言
一次募集に2頭申し込み玉砕、キャンセル募集でも出資叶わず、入会から6世代目にして初の出資馬ゼロ頭の危機に瀕していたところから、追加募集で1頭入魂作戦に挑み、インディゴブラック以来2頭目の追加募集当選、出資がかなうことになりましたエルビッシュ21ことベリーク。
春までは北海道ですごし、6月に入ってから本州移動→トレセン入厩と一気に動き出し、7月19日にゲート試験を受け一度失敗したものの翌日に無事合格。
しがらきでデビューへ向けた調整期間に入っています。
心身共にまだ成長途中という感じでじっくり進められているところですが、改修工事で使えなかった周回コースでの調教も再開され、坂路と周回コース両方を使った本来の調教メニューが復活。
坂路ではコンスタントに15秒ペースをやり始めている様子で、強度が高まってきましたね。
相変わらずトレセン再入厩の話は出てきませんが、「本数を重ねていけば動きも力強くなってくるでしょう」というコメントを見ると、特に力強さの部分でまだデビューへ向かうには物足りないというご判断なんでしょうか。
8月は3歳未勝利戦の追い込み期間でもありましたから、そちらを優先して馬房を回していたという可能性もありますかね。
そうだとすれば少しずつデビュー戦に向けての話も進んでいくかもしれません。
仮に今すぐ入厩できたとしても、未出走馬はレースの15日前までにトレセンに入っていなければいけないルールがあったはず(既走馬は10日)ですので、新馬戦に出ることができるのは9月中旬以降。
コメントの雰囲気的にはすぐ移動ということは無さそうですから、9月下旬か10月に入ってから移動して、年内多くて2走というところでしょうか。
シュヴァルグラン産駒はこの世代が初年度産駒。
9月第1週の開催が終わった時点で中央勝ち上がり1頭、地方2頭とこれだけ見るとやや寂しい感じもしますが、血統登録されているのが89頭でデビュー済みは32頭(うち中央17頭)。
印象は人それぞれかと思いますが、まだまだこれからという可能性は充分あると思いますし、その中心にベリークが立つなんてことになったら最高ですよね。
ベリークの順調な成長と活躍に期待しながら、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。