シルク出資2歳馬でシュヴァルグランの初年度産駒エルビッシュの21ことベリーク、デビュー戦を終え最新の近況が公開されていました。
早速確認してみましょう。
ベリーク
2歳牡馬
シュヴァルグラン×エルビッシュ
(エルビッシュの21)
ノーザンファーム産
関西)西村真幸厩舎
シュヴァルグラン初年度産駒!
2021年産産駒追加募集馬!
シルク追加募集当選は2頭目!
この世代のシルク唯一の出資馬!
在厩場所
栗東トレセン
2023.10.19 西村真幸調教師コメント
「18日に坂路コースで追い切りを行いました。
道中はベリークが先行し、古馬1勝クラスの馬に併せて0.1秒遅れてゴールしています。
先週に引き続いて藤岡康太騎手に手伝ってもらいましたが、
『まだ自分から進んでいくほどの前向きさは見られなかったですが、こちらが促していけば進んでいくことが出来ていました。
まだピリッとしたところは足りないですが、先週より良くなっているのは確かですし、このひと追いでもう一段階上向いてくると思うので、レースでもしっかり動かせるように努めたいと思います』
とのことでした。
終い重点でしっかり動かして欲しいと伝えていましたが、ラスト1ハロン12.6秒と、目立つほどのタイムは出なかったものの、この馬なりに良くなっていますよ。
まだ伸びしろはあると思いますし、初戦からというよりは使いつつ良くなってくれる馬だと思いますが、今の状態でどれだけの走りを見せてくれるか楽しみにしています」
2023.10.21 レース結果
10月21日(土) 京都5R 2歳新馬 (混) 芝1600m 藤岡康太(56.0kg) 13着 8人気
藤岡康太騎手コメント
「ゲートに関しては厩舎サイドが練習してくれていたおかけで、上手く出ることが出来たのですが、二の脚が付かずに徐々に置いていかれる形となりました。
初めてのレースだったこともあって抱えるところが無かったものの、直線で馬場の良い外目へ持ち出してあげれば伸びてきていましたし、エンジンが掛かってからの走りは良かったですよ。
調教でも週毎に良くなってきた馬ですから、これからもっと走れるようになると思います」
クロキリの一言
一次募集に2頭申し込み玉砕、キャンセル募集でも出資叶わず、入会から6世代目にして初の出資馬ゼロ頭の危機に瀕していたところから、追加募集で1頭入魂作戦に挑み、インディゴブラック以来2頭目の追加募集当選、出資がかなうことになりましたエルビッシュ21ことベリーク。
春までは北海道ですごし、6月に入ってから本州移動→トレセン入厩と一気に動き出し、7月19日にゲート試験を受け一度失敗したものの翌日に無事合格。
合格後は しがらきでの調整期間を挟み、10月21日の京都、芝マイルで藤岡康太騎手とコンビを組みデビューを迎えました。
初戦からいきなりという感じは無さそうなレース前更新でしたから期待しすぎないよう緩く応援していましたが、勝ち馬ブルーアイドガールから1.5秒差の13着と予想以上の完敗となってしまいました。
レース内容に関しては藤岡騎手の仰る通りという感じで、ゲートの出は思っていた以上にしっかりしていましたがその後がスピードに乗っていかず。
二の脚どころか三の脚、四の脚(そんな言い方聞いたことありませんが…)もつかず後退していってしまいました。
落ち着いてからはそれ以上落ちていくことは無く、レース終盤のスピードには一応ついて行っている印象でしたのでその点とゲートに関してはポジティブなポイントだったかなと感じましたが、今回に関してはレース前更新でも言及されていた「まだ自分から進んでいくほどの前向きさは見られない」「まだピリッとしたところは足りない」というところが全てでしたかね。
まだ初戦ですから、厩舎の皆様のお力と、ベリーク自身のレースを経験しての上積みや今後の精神的な成長に期待したいと思います。
とりあえず無事デビュー戦を終えられてまずは良かったです!
お疲れ様ベリーク!
次走も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。