YGG出資5歳馬でキンシャサノキセキ産駒のシエルブルー、地方9戦目を終えて中央へ再挑戦となりましたが、23日、最新の近況が更新されています。
早速更新内容を確認してみましょう。
シエルブルー

5歳 牡馬
キンシャサノキセキ×ブルーインザスカイ
(ブルーインザスカイの18)
関西)渡辺薫彦厩舎→園田)保利良平厩舎→関東)西田雄一郎厩舎
エムエム・ヤマダファーム生産
キンシャサ産駒へは2頭目の出資!
園田で4連勝を達成!
2023/02/09 更新情報
美浦トレセン近郊のケイワンステーブルにて放牧中です。
牧場担当者さんコメント
「今日西田調教師が来場されて見て行かれました。
また順調に乗り込んできています。
どうしても右トモと左トモが交互なんですがバラつく所が出てくるので、インディバでのケアと、2週間に一回の長針を二度行いましたが、そういったケアを行いながら進めて行きます」
2023/02/15 更新情報
美浦トレセン近郊のケイワンステーブルにて放牧中です。
牧場担当者さんコメント
「普通キャンターから強めのキャンターも始めています。
途中疲れが溜まるとどうしても歩様に乱れが生じますが、それも乗り越えて強めの所も行ける状態になっていますので、入厩時期を西田調教師に確認して進めて行きます」
2023/02/23 更新情報
美浦トレセン近郊のケイワンステーブルにて放牧中です。
牧場担当者さんコメント
「順調に乗り込んでおります。
トモは相変わらず初めの動き出しはぎこちないんですけど、キャンターに行くと非常に良い状態で、良いコンディションを保って順調に乗り込んで来ています。
入厩に向けて最終調整というような感じで、しっかり作って行きます。
馬体重は475キロです」
クロキリの一言
1月4日に地方9戦目に挑み見事5勝目を挙げ、収得賞金的にJRAの2勝クラスでは無く1勝クラスに振り分けられるギリギリのタイミングで中央再登録が発表されましたシエルブルー。
ここでまたトモや肩に硬さが出たり、背腰に疲れが見えたりと中央所属が嫌なのかなと思ってしまうようなタイミングで不調が出ていましたが、3歳時のように長引くことは幸い無く、少しずつ上向いてきているようです。
最初はぎこちないけど動かしていくと良くなる、というのは園田で勝っていた時期も保利先生によく言われていましたからね。
医学的に万全の状態なのかは正直よくわかりませんが、少なくとも近年のシエルブルーにとっては通常運行と言って良い状態と思われます。
この状態から、大きな故障や強い痛みになっていく前にうまく休ませたり治療を挟みつつレースを重ねていく、というのがシエルブルーの競馬になっていくのでしょう。
大きな怪我無く元気にやっていってくれることを願うばかりです。
中央での走りの方は、2歳時に3戦し複勝率100%。
新馬戦と未勝利戦ではありますが0.6秒以上離されての負けは無しという安定感を誇ったシエルブルー。
地方で9戦経験を積んだ今、2020年の12月以来となる中央でのレースでどんな走りを見せてくれるのか、走るからには当然そっちの方にも注目ですよね。
ダート1200-1400の4歳以上1勝クラスとなると、シルクやYGGでの出資馬との対決もあるかもしれませんし、そうなると入っているクラブ所属馬同士はこれまでもありましたが、出資馬同士の直接対決は記憶にある限りでは今まで無い*1ので、複雑な気持ち半分、楽しみ半分ということになりそうです。
いや、楽しみの方が勝つかもしれませんね。
未勝利戦や新馬戦だとかなり複雑かもしれませんが。
そもそも5歳現役出資馬という存在自体が中央では個人的に初ですし、色々注目の中央再挑戦。
まずはゲート試験からですかね?
このまま順調に進んでいくことを願いつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはYGGオーナーズクラブ公式ホームページより。
許可をいただき掲載しております。
*1:「あの時あったじゃん!」ともしご存じの方いらっしゃいましたら優しく教えてくださいm(_ _)m