YGG出資3歳馬で私の中央初勝利馬ドライスタウト、Jpn1全日本2歳優駿を見事優勝したあと放牧に出ていますが、最新の近況更新がありました。
早速確認してみましょう。
ドライスタウト
3歳 牡馬
シニスターミニスター×マストバイアイテム
(マストバイアイテムの2019)
関西)牧浦玄徳厩舎
下河辺牧場生産
出資馬初の下河辺牧場さん生産馬!
同じく初のシニスターミニスター産駒!
出資馬初のオープン入り!
更新情報
栗東トレセン近郊のチャンピオンヒルズにて放牧中です。
牧場担当者さんコメント
「順調ですね。
引き続き周回3週、坂路F15くらいの所を乗っておりまして、特に変わりはありません。
獣医に定期的に乳酸値をとって診てもらっていますが、昨日も59秒くらいの所を行っても乳酸値が上がらないので、ちょっと終いだけでも負荷をかけて行かないとダメかなという話しはしていまして、全体時計を意識するよりも終いだけグッと負荷をかけて行った方が良いかもしれません。
この馬にとっては調教になってないというか軽めになってしまっているので、それだけ優秀という事でもあるんですけど、他の馬ならもっと乳酸値が上がるペースなんですけどね。
そういった所も見ながら3月くらいから徐々にペースを上げて行きたいと思います」
クロキリの一言
次走は5月4日の兵庫チャンピオンシップを目指すことになっているドライスタウト。
目標がまだまだ先ということでやりすぎないことを意識しながら調教されていて、ペース的にはハロン15秒までやっているようです。
諸説あるようですが15秒というのは坂路調教の基準と言いますか、このペースでの動きを見てその後のレースとか進め方をどうしていくか等考える1つの目安にする場合が多いペースらしいんですね。
競馬ファン、特に一口馬主にはお馴染みの数字かと思います。
そして乳酸はざっくり言うと運動によって筋肉で糖が分解された結果でてくる物質。
通常体内でリサイクルされるらしいですが、これが出る量の方が多くて一時的に溜まりすぎた状態が疲れて動きが悪くなるあの状態。
その血中濃度である乳酸値には運動の強度がある程度高まるとグッとあがってくるポイントがあるそうで、それに個人差があるためこの値と上がり方によってそのペースでの運動で身体にどれだけ負荷がかかっているか、どのくらい続けられるかがわかる、というものらしいです。
例えばジョギングならある程度長い時間できますけど全力疾走はそれより短い時間しか持たないですよね?
そしてそれの持続時間やペースには個人差があります。
今回の更新はそういう話みたいです。
ゴチャゴチャ書きましたが、簡単に言ってしまえばドライスタウトにとって15-15はちょっと早めの散歩くらいの運動かも、ということですね!
凄いな…
これからどんな舞台でどんなレースを見せてくれるのかますます楽しみになりました。
そのためにもこのまま大きな怪我等なく元気に過ごしてもらいたいですね。
レース走ってないのに凄さを実感させてくれるドライスタウト、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。