YGG出資3歳馬でリアルスティールの初年度産駒、シンラバンショウの20ことオールスティール、中央通算2戦目を終えてから中間手根骨に剥離骨折が見つかり手術。笠松へ移籍して復帰戦を目指し調整されていますが、最新の近況が更新されています。
早速確認してみましょう。
オールスティール
3歳 牡馬
リアルスティール×シンラバンショウ
(シンラバンショウの20)
栗東)高橋康之厩舎
川上牧場生産
リアルスティール初年度産駒!
在厩場所
笠松・笹野博司厩舎
2023/10/19 笹野調教師コメント
「左前はこちらで撮影したレントゲンでも膝に骨膜が出ていました。
目イチの仕上げは難しいので、初戦は長めのところを平均に乗って調整して、競馬に向かってみます」
2023/10/25 笹野調教師コメント
「ちょっとやんちゃな所があって厩務員を手こずらせるような所はあるんですけど、攻め馬は普通に従順に動いてくれるので順調に進めています。
次の開催を使う予定なので、金曜日に一週前追い切りを併せ馬で行く予定をしています。
レース間隔が空いているので、それなりには時計を出して仕上げて行こうと思っています。
脚元はレントゲンで骨膜は出ていたんですが、今の所歩様は問題ないので、あとは調教の強度を上げて行った時にどうなるかですが、今の所は問題ないです」
2023/11/1 笹野調教師コメント
「先週一週前追い切りでそれなりに負荷をかけています。
目一杯は行ってないですが、併せ馬で動きは良かったです。
4ハロンから54秒、3ハロン40秒、終い12.8くらいの所を行っております。
追い切った後も脚元も問題ないですし、その後もまた乗り込みを開始しています。
気が勝っているタイプで仕上がりも早そうなので、次の開催に行けるかなと思っております」
2023/11/3 笹野調教師コメント
「7日1レースC24 800mに出走予定です。
距離の800mは課題ですが、芝ではゲートを出ていたので、期待しています。
騎手は渡邊です」
クロキリの一言
2022年8月31日のゲート試験合格直後に残念ながら左前の橈骨遠位端の骨折が発見され、9月15日クリーニングも兼ねて手術。
復帰して2023年3月19日、待望のデビュー戦を終えたあとリフレッシュのために一旦短期放牧に出て、4月16日に中3週で通算2走目へ。
スタートは良い感じでしたが前に行けるほど行き脚がつくわけではなく後方からとなり、終盤も沈みはしないもののポジションを上げていけるほどでも無い、という感じのままゴールを迎え、13着という結果となりましたオールスティール。
レース後残念ながら中間手根骨に剥離骨折が見つかり5月17日再び手術。
残念ながら復帰には時間がかかるだろうということで中央登録を抹消されましたが、療養期間を比較的順調にすごし10月14日に笠松競馬場の笹野厩舎へ初入厩。
その後も慎重に進めていただき、いよいよ笠松デビューの予定が11月7日と発表されました!
半年ちょっと、ほぼ7ヶ月ぶりですか。
いやーよくここまで戻ってきてくれましたね。
関係者の皆様のお力と、オールスティール自身の頑張りのおかげです。
ダートに変わり、距離も中央で走ったことのある距離の半分。どうなるか全く未知数ですが、まぁそもそも2走しかしていなくて長期休養明け。
仮に次走が芝1600だったとしても走りに関してはやっぱり未知数だったと思いますので、どう出るかわからないこの状況を楽しみにしております。
良い方に出る可能性もありますしね。
流石に初戦から勝ち負けというのは高望みかもしれませんが、鞍上も頼もしい渡邊騎手ですから結果の方にもほんのり期待しつつ、人馬の無事と健闘を願って当日を楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。