一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

YGG出資馬オールスティール、中央復帰初戦を終える

YGG出資3歳馬でリアルスティールの初年度産駒、シンラバンショウの20ことオールスティール、中間手根骨に剥離骨折が見つかり手術して中央登録抹消後、笠松で見事2連勝し中央再登録、初戦を終え最新の近況が更新されました。

早速確認してみましょう。

オールスティール

撮影・提供:櫂さん。許可をいただき掲載しております。櫂さんありがとうございます!!
オールスティール。2023年11月YGG公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

4歳 牡馬 地方2勝
リアルスティール×シンラバンショウ
(シンラバンショウの20)
栗東)高橋康之厩舎
→笠松)笹野博司厩舎
→栗東)高橋康之厩舎
川上牧場生産

リアルスティール初年度産駒!

2024/2/17 レースレポート

2月17日(土)京都8R 4歳以上1勝クラスに出走し14着でした。

高橋調教師コメント

「すみませんでした。
ジョッキーは
「3、4コーナーで手応え良く来ていたんですけど、前の馬が思ったよりも早く脚がなくなって下がってきて行き場がなくなって抑えてしまって、そこでポジションを下げてしまって、手応えはあったんだけどそのまま終わってしまいました」
と話していたそうです。

このクラスでも勝負になる走りはしていたとも言っていたそうです。

今日は小倉に臨場していて映像で見ていましたが、前の馬が早く止まってしまった所でどう捌くかなと思って見ていたら捌けずに終わってしまった感じでしたね。

最後後ろの方まで下がってしまったのでジョッキーはどう思ってるのかなと思いましたが、悪いイメージではなく自分の責任で下がってしまったと話していたようなので、ジョッキー的にはこのクラスでもやれる感触はあったようなので今日に関してはそんなに悲観はしていません。

ただ、権利を取れなかったのでどれくらいの節で出走出来るかですね。

出来れば続けて走らせたいなと思っているので2、3節で出走出来ると良いんですが、明日獣医が厩舎に来る予定なので馬体チェックをしてもらいます。

距離に関しては1400mを走らせながら慣れて行ってくれれば、短くするよりはこの距離を狙って走らせて行きたいなと思っています」

酒井騎手コメント

「すみませんでした。
調教の時から、地方に行く前より全然良くなっていると思っていたので、今日は地方から戻って来たばかりの馬とは思わずに乗りました。

中央の1400mでどのくらい対応するかは、ゲートを出てみないとわからないとは思っていましたが、思いの外スムーズに付いて行ってくれましたし、馬群の中でしっかり競馬をしてくれました。

ただ番手の馬の後ろに付けていましたが、その馬の脚が早々と無くなったので、外に切り替えたりしていたんですが、そうしていたら直線に向いた時にはフワッとして脚が無くなっているような感じでした。

でもスピードは十分足りていたので、現状はこのくらいの距離でやって行って良いのかなと思いますし、馬自身は本当に良くなっていました。

担当の方も怖がりの部分があると言っていましたが、その辺は慣れて行ってもらえればと思います。

1400mでこれだけの競馬が出来ましたし、こちらに戻ってきて初めてのレースにしては良い競馬をしてくれたなと思います。

ダート自体は全然問題なかったです。
少しキックバックを嫌がるところはありますが、そこで下がる感じでもないですし、走りにくそうとかもないです。

あれだけ目がグリってしている感じなので、気持ちの部分で敏感なところは持っているんでしょうけど、聞いているよりは全然大丈夫でした」

クロキリの一言

2022年8月31日のゲート試験合格直後に残念ながら左前の橈骨遠位端の骨折が発見され、9月15日クリーニングも兼ねて手術。
その後中央デビューして2走しましたがふるわず、2023年5月に中間手根骨に剥離骨折が見つかり再び手術。

残念ながら復帰には時間がかかるだろうということで中央登録を抹消されましたが、笠松・笹野厩舎へ入厩すると、11月7日、11月23日と2走して見事2連勝。

中央再登録を決めています。

そこから少し疲れが出たり、深管付近に痛みらしき反応が出たりして慎重に治療されていましたが、年末無事にトレセン入厩を果たしゲート試験に合格。

1月はドラゴンファームさんで放牧調整され、2月に入りトレセンに帰厩。
予定通り17日の京都で再デビューを果たしました。

状態は良さそうで、酒井騎手のコメントも良い感じ。
期待が高まるなかで出走を迎えましたが…結果としては残念でしたね。

悪くないスタートからスッと前に行き、先行集団の包まれた位置でレースを進めましたが、結果的にこの位置取りが今回の結果に繋がってしまいました。

最初レースを見た時はキックバックを嫌がってやる気を無くしたか、何かアクシデントがあって減速したのかと思ってちょっとショックだったんですけど、どうやら前が下がってきた時にスムーズに避けることができず、その結果加速するタイミングを失って…という感じだったようですね。

着順的にも着差的にも数字が大きくなってしまいましたが、高橋先生が仰られている通りそこまで悲観するような走りでは無く、次走に注目、というレースだったかなと思います。

ダメージが最小限で済み、スムーズに次走に向かっていけると嬉しいですが…
2度も骨折していますし、まずは怪我や痛みの再発がなければそれで大満足ですね。

全く通用しないということは無さそうですから、次走を楽しみに待ちたいと思います。

とりあえずお疲れ様オールスティール!!


※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。