一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

YGG出資3歳馬ホルトバージ、2024年3月2日(土)阪神6Rを終える

年末の大舞台ホープフルSに出走を果たしましたYGG出資馬ホルトバージ、ダート3戦目のレースを終え最新の近況が更新されています。

早速確認してみましょう。

ホルトバージ

ホルトバージ。2023年12月。YGG公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

3歳 牡馬 中央1勝
キンシャサノキセキ×プレインズウーマン
(プレインズウーマンの2021)
栗東)寺島良厩舎
谷川牧場生産

谷川牧場さん生産馬への出資は初!
寺島厩舎預託馬への出資は最多の3頭目!
この世代の中央出資馬デビュー1号!
2歳7月の勝ち上がりはこれまでの中央出資馬最速!

測尺

2022年10月17日募集時
体高157.0cm 管囲19.5cm 胸囲168.0cm 馬体重414kg

2023年01月21日
体高160.0cm 管囲20.2cm 胸囲179.0cm 馬体重447kg

2023年04月20日(北海道最終)
体高162.0cm 管囲20.2cm 胸囲180.0cm 馬体重459kg

2023年07月16日(新馬戦)
馬体重470kg

2024/3/2 レース結果

3月2日(土)阪神6R 3歳1勝クラスに出走し4着でした。

寺島調教師コメント

「レースの形としては良いかなと思って見ていたので、3着の馬にはもうちょっと肉薄して欲しかった所ですね。

(今村)聖奈はちょっとノドも気になるかなと話していましたけど、前回2着に来た時は上がりがかかるような流れだったので、あの時のレースを逆に評価し過ぎたかなという所は感じたので、次は舌を縛って芝の2000mあたりを試しても良いかなと思っています。

このままダートでも1勝クラスはなんとかなると思うんですけど、その先を考えると3歳戦で色々番組がある内に、次走芝のゆったり走れる所を試しても良いかなと思います。

来週一旦放牧に出させて頂いて、また番組を見ながら検討したいと思います。」

今村騎手コメント

「馬は凄く成長してくれていると思いますし、スタッフの皆さんが丁寧に乗ってくださっているおかげもあって、以前まで気にしていた口向きの難しさはだいぶなくなっていました。

今日は前半結構ペースが流れたのでこの馬の展開になりそうだなと思ったのと、勝ち馬が前にいて1400m、1600mを使ってきていた馬なのでもしかして止まった時に交わす事が出来たらと思って乗っていたんですけど、勝負所からモタモタしてしまいました。

前回2着の時のように上りのかかるバテ試合になった時の方がこの馬の持ち味が生きるのかなと先生とも話しをしたんですけど、苦しくなった時の左右のモタれはだいぶ解消されつつありますし、馬自体はすごく成長してくれていると思います。

コンディションは良かったと思います。
硬さもなかったですし、疲れも感じなかったです。

ただ、ちょっと今日はノドが気になりました。

以前そういう話しがあったと思うんですけど、これまでの競馬では気にならなかったんですけど、今日は返し馬で鳴ってる感じがしてアレっと思って、ただレースでは今日は風が強くて正直どうなのか分からなかったんですけど、クロス鼻革を外したらもしかしたらもっと鳴るかもしれません。

その点は先生にも伝えたので舌を縛っていくとか対策をしていくんじゃないかと思います。」

クロキリの一言

2月半ばからハロン15ペースでの調教をこなし、4月末に本州入りし宇治田原優駿ステーブルへ。
6月末にトレセン入りを果たし、入厩3日でゲート試験を受けて無事合格。

その後も順調に進められ7月16日、私のこの世代の中央出資馬第1号としてデビューして、中1週7月30日、200m距離延長して挑んだ芝1800で見事勝ち上がりを決めてくれましたホルトバージ。

そこからは放牧も挟みつつ2歳重賞・新潟2歳ステークス、1勝クラスの紫菊賞、2歳オープンの萩ステークス、G1ホープフルステークスと様々な舞台で芝のレースを走り、勝ち星こそ挙げられませんでしたが充実した2歳シーズンを終えています。

3歳になった今年は年末からの連闘で開幕週から始動。
京都1800で初ダートにチャレンジして、勝ち馬ノットイナフから0.2秒差の2着。

ダートでもやれるぞという走りを見せてくれて、先日ダート1600のリステッド競走ヒヤシンスステークスに出走し、比較的積極的な位置取りでレースを進める形を見せましたが最後まで持たず8着。

今回はそこから再び中1週で阪神6レース、3歳1勝クラス(ダート1800)を走りました。

なかなかの過密日程に見えますが馬体重は前走比±0。
年末のホープフルSから見ても、そこから2走しているのにマイナス2㎏とほぼ横ばい。

なんならデビュー戦も470kgで、ホルトバージの馬体重はこれまで9走して最低466kg、最大472kgという狭い範囲から外れたことが無いんですよね。

抜群の安定感。

少なくとも数字上は全く問題無くこのローテーションをこなしていると言えそうで、頼もしい限りです。


レースの方は、6頭立ての1枠1番からスタート。

ペースが流れているという判断の上ではあったようですが、最後方まで下がって(下げて?)から追い込んでいく形を試みて、個人的な感想としては前が止まらず、流石にあそこからでは届かなかったなという展開になってしまい少し離されての4着。

今村騎手のコメントを見るとホルトバージ自身が思ったより伸びていかなかった部分もあったようですね。

喉にちょっと違和感があったとのことですが、どうなんでしょう?
ズルズル長引いてしまったり、大事に至らないと良いのですが…


レース後も寺島先生は、1勝クラスはこのままダートでチャレンジを続けても何とかなるはずだと変わらず評価してくださっているようですが、とりあえず次走は一度芝の長めをいってみるという選択肢も考えてくださるとのこと。

色々試行錯誤してくださっていて、有難いですね。

どこかで諸々が噛み合い、周囲の期待に応える好走を見せてくれると信じて次走以降も全力応援していきたいと思います。

とりあえずお疲れ様ホルトバージ!!
ナイスファイトでした!


※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。