一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

豪共有馬ブライニクル、復帰戦を終える(2023/08/25)

オーストラリア初共有馬シェイラライズド19ことBRINICLE (ブライニクル)、骨折療養からの復帰戦を終え、最新のレポートが届いています。

早速確認してみましょう。



BRINICLE(ブライニクル)

Brinicle。Rising Sun Syndicateより。許可をいただき掲載しております。


4歳 牡馬
フォックスウェッジ×シェイラライズド
(シェイラライズドの2019。2番仔)
アーロン・パーセル厩舎
通算5走1勝(1-1-1-1-0-1)

初のオーストラリア共有馬!
オーストラリアでG1を勝ち、産駒からもG1ウイナーが出ているフォックスウェッジ産駒!
共有馬初勝利を挙げてくれた馬!

2023/08/25 レース前レポート

第7レース 1147m - Cottage by the Sea 0-64 Handicap, Geelong
騎手 L Meech(リンダ・ミーチ)
発走時刻 16:00(日本時間15:00) 2023/8/25
斤量 59 kg
枠番 1
馬場発表 Good4(良)

お世話になっております。

ブライニクルは本日ジロング競馬場で行われる、第7レースの1147m戦へ出走いたします。

10頭立ての1枠、斤量は59kgです。
合計6頭が出走を取り消しております。
現在の馬場発表はGood4(良)となっております。

レースは7,8,9番が逃げを強く主張すると想定しているため、序盤からペースは速く流れると予想しています。
7,8,9番は実績、人気ともに高くこの馬達の後ろに上手くつけることができればレースはとてもしやすいと思っています。

レースは6頭が10倍を切っており人気も割れているレースとなっています。

一番人気の8番Flying Temptressは初勝利をメトロ開催で上げており、素質の高い1頭です。
枠順が悪いため展開によっては外外をまわされそうなうちの1頭です。

二番人気は僅差で7番のZourataとなっています。
前走休み明け初戦は、BM64のレースをわずかの差で負けており、当レースへ良い状態で臨んでくると想定されます。

三番人気は9番のScuderiaは好枠の2番枠からの発走となり、順当に好位置を取れそうな1頭。
過去にメトロ開催のBM64でも複勝圏内にきており、前走叩いてきて状態は上がってくると予想しています。

他には近走惜敗が続いている5番Gottanuff、過去にBM70で掲示板に来ている11番のShe Daresthe Devil、
前走から距離短縮で過去にBM70で2着の好走経験のある6番のLiberty Stepsが人気を集めています。

長期休養明け初戦となるブライニクルは26倍となっています。
好枠を引きましたので、発馬からスムーズに人気馬の後ろにつけることができればレースも運びやすく最後の直線でもいつも通りの良い脚が使えると思っています。

休み明けですので太め残りでピークの状態にはまだないと思われますが、恥ずかしくない競馬はできると思っており、メンバーが揃ったこのレースでも掲示板に載れるだけの能力はあると考えています。

Good luck!

パーセル調教師コメント

「メンバーの揃ったレースへの出走になりますが、枠も良いのでスムーズな競馬ができればと思っています。

基本的に乗り方は騎手に任せるつもりですが、発馬と他馬次第では2,3番手くらいに位置取れると想定しています。

休み明け初戦で仕上がりには余裕を残しており、メンバーの揃ったレースでもありますので掲示板に載れるくらいのレースが出来れば十分だと思います。

今回使うことで、次走はさらに良化できると思っています」

2023/08/25 レース後レポート

ブライニクル共有馬主様各位

ブライニクルはGeelong競馬場の第7レースに出走して9着でレースを終えています。

スタートは良く、各馬の動きを見ながら逃げ馬の後ろからの競馬を進めました。
ペースは想定通り流れて淀みなく流れているように見えました。

折り合いも付き4コーナー手前から手応えもよく、一瞬伸びかけましたが、最後は脚が上がって9着に敗れています。
この馬にとっては良いレース流れでしたが、本日のジロング競馬場は馬場の真ん中から外が伸びやすく内の馬場の悪いところを走らされる不利な展開でもありました。

平日のカントリー開催にしてはかなり質の高いメンバーでしたので、休み明け初戦を叩いたレースと考えれば大きく悲観する内容ではなかったかと思っています。

馬体は絞れていたものの、若干張りに欠けるようにも見えたので、これから状態があがってくれば本来の走りを見せてくれるのではないかと思います。

騎手からはレース後の上がりは特に問題なく、レベルの高いレースだったと思うので後日このレースを良く考察した方が良さそうとのコメントをもらっています。

レース後の騎手、及び本馬の様子を添付しましたので、ご覧ください。

レースのリプレイは下記リンクからご覧ください。(視聴にはRacing.com要登録)

www.racing.com

上記のリンクから見れない方はログイン後、Racing.comのホームからVideoを選択。
そこからLatest VideoのRece Replay を選択してGeelong race7を選択

レースの結果は下記のリンクをご覧ください。
www.racing.com


今後の予定や進境についてご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。
引き続きよろしくお願いいたします。

Rising Sun Syndicate

クロキリ感想

2歳時の2021年11月に第3手根骨の亀裂骨折がみつかり療養期間に。
療養中の2022年5月には去勢手術も受けて、2022年10月8日にデビューし、11月6日の通算3走目で見事初勝利。

11月22日には通算4走目を走り、勝ち馬には離されつつも悪くない内容で3着となり、今後に期待が高まっていましたが、その2日後の24日、以前と同じ左前第3手根骨に骨片が飛んでいるのが見つかり手術。

術後約7ヶ月、ウォーターウォーカーを用いたリハビリ等を経て、6月6日久しぶりにアーロン・パーセル厩舎へ帰厩。

7月末と8月頭にジャンプアウト*1を走り、8月25日、前走から丁度9ヶ月で復帰戦の舞台に立ちました。

レースは最内枠から。
好スタートを切り積極的に前へつけて、直線途中までは上位陣によく食らいついていましたが、ブランクの影響もあってか失速。

最後はリンダ・ミーチ騎手もあまり追っていませんでしたね。

結果は9着。
初めて掲示板を外すことになってしまいましたが、かなり久しぶりなレースだったことと、関係者の皆様が口を揃えてレベルの高いメンバー・レースだったと仰られている言葉を額面通り信じるとすれば、決して悲観的になるような内容では無かったのではないかと感じています。

良いスタートを切ってしっかり先行し、最後の直線途中までそのポジションをキープできたというだけでもしっかり持ち味を発揮できていると言えますからね。

余裕残しの仕上げで次以降を見据えての出走だったとのことですし、とりあえず今回は元気に走る姿を見ることが出来たというだけで満足ということで、結果の方には次回以降にまた期待することにしましょう。

脚元は問題無しですかね?

2度骨折している馬ですし、今のところ故障が一番の敵ですのでちょっと心配です。

アクシデント無くスムーズに次走へ向かって行けるよう祈りつつ、次回レポートも楽しみに待ちたいと思います。

とりあえず復帰おめでとうブライニクル!
お疲れ様でした!!


※画像・コメントはRising Sun Syndicate(https://www.risingsunsyndicate.com/)さんより。
許可をいただき掲載しております。

*1:模擬レース。オーストラリアではこれを重ねながら本番のレースへ向けて調子を上げていく。JRAの追い切りと、地方競馬の能力試験の中間みたいな印象