一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

豪共有馬ブライニクル、復帰2戦目を終える(2023/09/18)

オーストラリア初共有馬シェイラライズド19ことBRINICLE (ブライニクル)、骨折療養からの復帰2戦目を終え、最新のレポートが届いています。

早速確認してみましょう。



BRINICLE(ブライニクル)

Brinicle。Rising Sun Syndicateより。許可をいただき掲載しております。


4歳 牡馬
フォックスウェッジ×シェイラライズド
(シェイラライズドの2019。2番仔)
アーロン・パーセル厩舎
通算6戦1勝(1-1-1-1-1-1)

初のオーストラリア共有馬!
オーストラリアでG1を勝ち、産駒からもG1ウイナーが出ているフォックスウェッジ産駒!
共有馬初勝利を挙げてくれた馬!

レース後レポート 23/9/18

ブライニクル共有馬主様各位

ブライニクルはHamilton競馬場の第6レースに出走して5着となりました。

前半はスタートもよく逃げ馬の横2番手で折り合いもよい競馬となり、スムーズに良い位置を取れて、とても良い展開のように見えました。

4コーナー手前ではとても良い手応えのようにみえ、進出を開始し直線入口では一瞬伸びる気配を見せましたが、最後はこの馬らしい伸び脚を見せることができず脚色も衰えて5着でレースを終えています。

レース後のミーチ騎手からは前走よりも競馬の内容はよく、3番手の外の馬を気にして道中良くなかったかもしれないとのコメントでした。

前走からは良化の見える内容の競馬でしたが、最後は伸びることが出来ませんでした。

スタートが速くスピードのある本馬ですが、近走レース前半スムーズに走れている反面、終いに脚色が鈍る競馬が続いています。

馬体からも状態がまだまだ良くないように見えますが、今後は距離、戦法など考え直してみる必要もありそうです。

本来はもっと能力のある馬ですので、なんとか状態を立て直して本来の力を発揮させてあげたいところです。

添付動画からもわかるかと思いますが、レース直後の上がりは特に問題なさそうです。

レース後の騎手の報告動画を添付しましたので、ご覧ください。

レースの結果は下記のリンクをご覧ください。(視聴にはRACING.COM - YOUR RACING CONNECTION要登録)
www.racing.com


今後の予定や進境についてご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。

引き続きよろしくお願いいたします。
Rising Sun Syndicate

ミーチ騎手コメント
https://cdn.prism.horse/media/fcc766892fdb4c74bbefdafa4e4ada4e.mp4

レース後(?)の様子
https://cdn.prism.horse/media/dd702189ce0744c49500e2682e928b00.mp4

アーロン・パーセル調教師コメント

「もっと能力のある馬だったが、やはり怪我の影響で力を発揮出来ていない気がする。

馬場はもう少し柔らかい方が良いと思うが、今日の状態だと100m距離が少し長く最後は止まってしまった。

次走はまた少し良くなると思う。」

クロキリ感想

2歳時の2021年11月に第3手根骨の亀裂骨折がみつかり療養期間に。
療養中の2022年5月には去勢手術も受けて、2022年10月8日にデビューし、11月6日の通算3走目で見事初勝利!

11月22日には通算4走目を走り、勝ち馬には離されつつも悪くない内容で3着となり、今後に期待が高まっていましたが、その2日後の24日、以前と同じ左前第3手根骨に骨片が飛んでいるのが見つかり手術…

術後約7ヶ月のリハビリ期間を経て、6月6日久しぶりにアーロン・パーセル厩舎へ帰厩してジャンプアウト*1を2回走り、8月25日、前走から丁度9ヶ月で復帰戦の舞台に立ち9着という結果になっていましたブライニクル。

余裕残しの仕上がりだったということもありそのまま続戦となって9月18日、復帰2戦目に挑みました。

好スタートを決め差のない2番手でレースを進めると、良い感じの手応えで直線に入ったように見えたのですが、そこからのひと伸びがありませんでしたね…

アーロン・パーセル調教師からははっきりと怪我の影響で力を発揮出来ていないとのコメントもありました。

そりゃ2歳時と3歳時に2回骨折して共に半年以上のリハビリ期間を過ごしてますからね。

影響無い方がおかしいんじゃないかと素人感覚でも思うくらいですから、現場のプロからはっきりそう言っていただけてかえって安心といいますか、納得しました。

ここからのレース経験とトレーニングによる成長で取り戻していけるものなのかわかりませんが、この復帰後の2戦でも上積みは着実にあるようですし、序盤しっかり先行するスピードは安定してみせてくれています。

先生も次走はまた少し良くなると思うと言ってくださっていますから、どこかで何かしらのきっかけを掴んで更に一段階も二段階も上の走りを見せてくれる日を信じて、次走以降も全力応援したいと思います。

とりあえずお疲れ様ブライニクル!
次走も楽しみです!


※画像・コメントはRising Sun Syndicate(https://www.risingsunsyndicate.com/)さんより。
許可をいただき掲載しております。

*1:模擬レース。オーストラリアではこれを重ねながら本番のレースへ向けて調子を上げていく。JRAの追い切りと、地方競馬の能力試験の中間みたいな印象