この世代のキャロット唯一の出資馬ピースエンブレムの20ことブルーペクトライト、通算11走目となるレースを終えて、最新の近況が更新されていました。
早速内容を見てみましょう。
ブルーペクトライト
4歳牝馬 中央1勝
サトノダイヤモンド×ピースエンブレム
(ピースエンブレムの20)
ノーザンファーム産
関西)池添学厩舎
サトノダイヤモンド初年度産駒!
キャロット出資2世代目にして初の勝ち上がり!
24/5/5 レース結果
5日の京都競馬では五分のスタートから出たなりで後方を追走。
そのままじっくり進め、勝負どころから進出を図って直線を向くが、追ってからもうひとつ伸びがなく13着。
藤岡佑介騎手コメント
「うーん、なかなか難しいですね…。
今日は風が強く走りづらい条件でしたが、キックバックも重なって馬が後ろ向きな感じでした。
道中は砂を被るのを極端に嫌がって頭を振っていて、ああなると脚も溜まりませんね…。
差しが決まりにくい馬場状態だったこともあり、今日は厳しい競馬になってしまいました。
出来は前走以上で非常に良く感じていただけに悔しいですし、申し訳ありません」
クラブコメント
前走の内容から、直線に脚を使わせる形をイメージしていましたが、今日は条件も悪かったようで道中砂を被って嫌気を差してしまったような形です。
気性面で難しいところがあり、条件に注文がついてしまいますが、能力は十分通用しますから、いろいろと工夫をして巻き返していきたいところです。
この後は馬体を確認してから検討します。
クロキリの一言
8月13日に札幌の1500でデビューし7着。
そこから4月下旬までに芝の中距離で3走、残念ながら8着内にも入れないレースが続きましたが、6月25日、函館遠征&ブリンカー装着にダート替わりで臨んだ1戦で見事な走りを披露、初勝利を挙げましたブルーペクトライト。
勝ち上がり後は調教で良い動きを見せていてレースでは鞍上や馬具を変えたり遠征を試みたりと試行錯誤されつつも、4走連続の掲示板外と厳しいレースが続いていましたが、前走通算10走目となるレースで素晴らしい追い込みから2着という結果を残してくれています。
良い流れのなかで中1週での続戦を選択。前走と同条件となる5月5日の京都12R、ダート1400mに出走しました。
序盤は後方から。
それはいつも通りなので暫くは普通に観ていられたのですが、3-4コーナー辺りで外を回って上がって行こうとする様子からあまり勢いが感じられない気がして、ちょっと怪しいか?と心配しつつ迎えた直線。
藤岡騎手はじめ関係者の皆様、クラブの方々、そして出資者の殆ど全員が期待したであろう末脚は最後まで発揮されず、後方のままゴールとなってしまいました。
アクシデント発生というほど止まった感じにも見えず、何が原因だったかなとコメントの更新を待っていましたが、なるほど、強風とキックバックが合わさってブルーペクトライトのやる気とスタミナを削ぎ、そこに差しが決まりにくい馬場もあってあぁいう結果になってしまったということらしいですね。
残念でしたが、成績的・気性面的に安定感抜群というタイプじゃないことは今に始まったことではありません。
クラブとしてもまだ暫くは色々試してくださる方針のようですし、どこかでまた色んなものが噛み合って良い走りを見せてくれるだろうと期待して、次回以降も全力応援したいと思います。
とりあえずお疲れ様ブルーペクトライト!
次回更新も楽しみです。
※画像・コメントはキャロットクラブ様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。