一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

YGG出資馬トレブランシュ、2024年5月5日東京7R結果

YGG中央出資4歳馬トレサンセールの2020ことトレブランシュ、通算7走目となるレースを終えて最新の近況が更新されています。

早速近況を確認してみましょう。




トレブランシュ

トレブランシュ。2024年3月、クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

4歳 牝馬 中央1勝
オルフェーヴル×トレサンセール
(トレサンセールの2020)
美浦)稲垣幸雄厩舎
門別山際牧場生産

出資馬2頭目となるオルフェーヴル産駒!
この世代の中央出資馬本州入り第1号!
この世代の中央出資馬勝ち上がり第1号!

2024/5/5 レース結果

5月5日(日)東京7R 4歳以上1勝クラスに出走し13着でした。

稲垣調教師コメント

「すみませんでした。
ちょっとまだ状態が戻りきってない所で、以前のように前に行っても最後まで脚を残すまでの余力が出てないという所と、ジョッキーは気持ちの面で止めてるかなという話をしていました。

こういう現状なので、同じような条件を使ってもあまり良い結果が望めそうにないので、今後はダート路線の短い所でという感じで考えています」

石川騎手コメント

「久々に乗せて頂いたんですが、口向きの難しさが9割という感じで、返し馬からコンタクトが取れず、なんとかこの馬の形の競馬はしたんですが、さすがに厳しい競馬になってしまいました。

最後は止めていて気持ちの面も大きいと思います。

道中は喧嘩はしていないので、馬の気のおもむくままに走っていて、競馬の間は口向きがどうという事はないんですけど、最後は体力もなくなっていますが、気持ちの面が大きいですね。

ここから器用な競馬が出来るように作り直して行くのは難しいと思うので、短い所に特化して、なんならダート1000mとか短い所でスピードを活かす競馬しかないなという感じはありますね。

力があるタイプではないのでダートが合うかは正直分からないですが、スピード一本という感じの競馬になってしまっていますので。
返し馬だとか競馬以外の所での口向きが難し過ぎますね。

今まで前に行く一辺倒の競馬をやってきているので、馬の気が悪いわけではなく真面目で、真面目過ぎるのでそういう風に覚えてしまったなという感じはあります。

(口向きは)左右差もそんなにないので、右左がどうという事ではなく、ブレーキが効いてないという感じなので、ペースがなかなかコントロールしづらいというのはありますね。

人間のバランスだけでスピードをコントロールするしかないので、あとは乗ってからだったり返し馬からのコンタクトでコントロールして行くしかないと思います。
こういう競馬を続けていて余計にここで止めていいんだなという風になっているのかなと思います」

クロキリの一言

2022年9月にデビュー、翌月通算2走目で見事勝ち上がり、その後も出走数は多くないものの掲示板率100%の安定感をみせてくれましたトレブランシュ。

2023年6月18日に東京で通算5走目を走り5着になったあと、膝に熱感が出たり、蹄を打撲して膿がたまってしまったりしてレースから遠ざかり、年末に一度入厩の話が出ていたのですが、稲垣先生は中京を待つことを選択。

時間をかけてじっくり調整&成長を促す期間に入り、2月10日にトレセンに帰厩。
予定通り中京の芝1400で約9か月ぶりのレースに出走しましたが、2番手でレースを進めたものの失速。18頭立ての18着と言う残念な結果で復帰戦を終えています。

幸い怪我等のアクシデントでは無く、レース後は3週間ちょっとの放牧期間を挟んでトレセンへ帰厩、3週間ほど乗り込まれて5月5日、復帰後2戦目のレースに挑みました。

今回も良いスタートからスッとスピードに乗り、良い感じで逃げの体勢に入っていったように見えたんですけどね…
後続が迫ってくると粘ることができず失速、勝ち馬レッドシュヴェルトから1.7秒差の13着でゴールしています。

個人的には前走よりはまだ良いのかなという感じもしなくもなかったんですが、当然満足できるような結果とは言えず。稲垣先生のトーンも暗め、石川騎手からも辛口のコメントが出ていますね。

レース勘の関係とか、またはオルフェーヴル産駒なので気性が悪いとか難しいとかいう原因があって最近の結果に繋がっているのかなと思っていましたが、石川騎手によると真面目すぎてあぁやって序盤前に出ていってあのタイミングで止めるような競馬を覚えてしまったのではないかとのこと。

それもまた気性が難しいという表現のなかに含まれるのかもしれませんが、まぁとにかく厳しい状況になってしまいました。

次走はダートの短いところを試してみるそうです。
オルフェーヴル産駒の、特に牝馬は現時点でのデータ上ではダートもある程度は走っているようですが、石川騎手も仰っているようにトレブランシュに関してはダートでガンガンやれるようなイメージは正直あまりわきませんね。

しかしそう思っていて実際走ってみたらまさかの…!ということもあるのが競馬ですので、激走を信じて次走も全力応援したいと思います。

とりあえずお疲れ様トレブランシュ!
怪我等ありませんように。


※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。