G1TC出資3歳馬チェリーフォレスト19ことベニテマリ、9走目を終えて最新の近況更新がありました。
早速確認してみましょう。
ベニテマリ
3歳 牝馬
ブラックタイド×チェリーフォレスト
(チェリーフォレストの2019)
追分ファーム産
関西)西園厩舎
出資馬初のブラックタイド産駒!
2022/08/14 レース結果
栗東TC 8月14日(日)小倉・芝1200m戦に50kg★永島まなみ騎手で出走し、馬体重は前走から+10kgの434kgでした。
レースでは、五分のスタートを切り、先行の構えを見せたものの、他馬も速く、中団からとなりました。
道中もそのまま中団の外めを追走。
勝負どころから前との差を詰めにかかりますが、4コーナーで内から弾かれ、大きく外へ振られてしまう不利がありました。
その影響もあり、直線も目立った伸び脚は繰り出せず、勝ち馬から2.3秒差の14着に敗れています。
西園調教師コメント
「4コーナーは、かなり危ない形で外へ振られてしまいました。
その影響は大きかったと思います。
ただ、テンからもっと行けるかなと考えていましたし、ペースが速かったとはいえ、イメージほどポジションがとれませんでした。
最後も先行勢がある程度残っていました。
不利がなかったとしても、厳しかったかもしれませんが、スッキリしないレースとなり、結果を出すことができず、大変申し訳ございませんでした」
2022/08/15 クラブ更新
栗東TC レース後も脚元を含めて状態に変わりはありません。
3歳未勝利戦はあと3週にわたって組まれているものの、現在の出馬投票状況を考慮すると、前走で5着以内の着順を得られなかったことで、出走は事実上厳しくなりました。
今後は未勝利のまま格上の1勝クラスへの出走を目指すこともできますが、未勝利馬は真っ先に除外対象となるため、出走できるレースはきわめて限定されます。
また、地方競馬へ転籍した後、一定の成績を収めてからJRAに再登録するという道も残されています。
しかし、前走は不利の影響もあったとはいえ、3戦続けて二桁着順に敗れており(前々走から前走までの出走間隔が2ヵ月以上空いているため出走制限は課せられず)、ここまで9戦して、4着2回・5着1回の実績はあるものの、これ以上の上積みを見込むのは難しく、1勝クラスでは苦戦を強いられる可能性が高いと考えられます。
そのため、西園調教師をはじめ関係者間で協議を行った結果、このままでは維持費出資金等、会員の皆さまのご負担が大きくなるばかりとの結論に達し、ここで現役を引退することにいたしました。
勝利を心待ちにされていた会員の皆さまにおかれましては、まことに残念なことと存じますが、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。
「ご出資馬の運用終了に関するご案内」は本日8月15日(月)に普通郵便にて発送いたします。
なお、本馬は提供牧場で繁殖の用に供さないことになり、今週8月18日(木)に予定されている「サラブレッドオークション」に上場することになりましたので、ご連絡申しあげます。
クロキリの一言
まずはレースについて。
いやー残念なレースでしたね。
4コーナーで自分で大回りになってしまうというパターンはこれまでの出資馬でもありましたが、内から膨らんできた他馬にやられてあそこまで、という形は出資馬では初めて見ました。
最初は膨らんできた馬が原因かと思い、そのまま3着まで行きましたから向こうはあれだけやって優先権もとれて制裁もなにも無しなのか!?と思ってしまいましたが、どうやらその更に内の方から連鎖的に膨らんできた結果一番大きい煽りを受けてしまった、という形だったようです。
それにしてもアンラッキーでした…
せめて優先権と思っていましたが…
5着馬とも1.8秒差あったようですので、脚も余っていそうだったとは言え不利が無くてもなかなか難しかったのかもしれませんが、すっきりしない結果になってしまいました。
そして、優先権がとれず未勝利戦への出走が厳しくなったということで、残念ながらここで引退が決まってしまいました。
上積みを見込むのは難しいとありますが、この仔は芝の1400か1200しか走りませんでしたから、個人的にはもう少し長い距離とかも試してみてほしかったなというのが正直あります。
逆に一度は検討されていた1000直への挑戦とかも、実現してほしかったですね。
その点に関しては残念でしたが、デビューからちょうど1年で9走とコンスタントに数を使ってくださったこと、ベニテマリも大きな怪我等なくその起用に応え続けてくれたことは本当に感謝でした。
毎月のようにレースを楽しめましたし、コロナ等でなかなか出来ていなかった競馬場での出資馬現地応援も初めて実現。
40口募集馬でランニングコストに対する会費の割合が小さいですから、勿論募集額から見れば赤字は赤字ですがこれだけコンスタントに走ってくれると月々の維持費は配当とほぼ相殺かちょっとだけ黒字という月も多くあって、そういう意味でも有難い仔でしたね。
今後は残念ながら追分での繁殖入りはできないそうで、オークションに出される予定とのこと。
どのような道を進んでいくことになるのかわかりませんが、まずは良いオーナーに拾っていただけるよう祈りたいと思います。
お疲れ様ベニテマリ!
ありがとうベニテマリ!
これからも応援してます。
※画像・コメントはG1TC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。