シルク出資5歳馬でキタサンブラックの初年度産駒インディゴブラック、去勢後2戦目となるレースに向けて最新の近況が公開されています。
早速確認してみましょう。
インディゴブラック
5歳セン馬 中央3勝
キタサンブラック×カーニバルダクス
(カーニバルダクスの19)
ノーザンファーム産
関西)奥村豊厩舎
キタサンブラック初年度産駒!
2021年度追加募集馬!
出資馬初の中央重賞出走馬!(2022年レパードS)
在厩場所
栗東トレセン
2024.04.04 奥村豊調教師コメント
「予定通り、今週の阪神・梅田ステークスに横山武史騎手で出馬投票させていただきました。
先週の段階である程度中身は整っていましたので、3日の追い切りは終いの反応を確かめる程度に控えて行っています。
4ハロン51.8秒でラスト1ハロン12.0秒のタイムをマークしてくれましたが、単走なら力むこともなく、ストライドの大きい走りが出来ていました。
精神面には注意して調整してきましたが、中間の障害練習の効果から、体の使い方や走りのフォームが以前よりも良くなりましたし、普段から調教を付けている小坂忠士騎手も
『障害練習は上手にこなしていますし、障害戦でも楽しみはあると思いますが、今の状態でしたら、まずは平地でどれだけ変わり身を見せてくれるか試す価値があると思います』
と平地を勧めてくるぐらいです。
前回は主張こそ出来なかったものの、勝負どころの感じは悪く無かったですから、今回もいかに揉まれないでレースを進めていくことが出来るかがカギになりそうです。
力を出し切ればこのクラスでも好勝負出来るだけの力を持っている馬だと思いますから、良い走りを期待しています」
クロキリの一言
4歳春までに3勝を挙げ、夏に条件が合いそうな番組が無いということで5月28日、北海道まで戻り本格的なリフレッシュ期間に入り、テンション面に課題を見せつつも状態自体は悪くなさそうな雰囲気でリフレッシュ&調整。
秋に戻ってきてからも2戦しましたが、気難しいところをみせていて共に二桁着順と厳しい結果に終わり、年末にはこの状況を打開すべく去勢手術をうけましたインディゴブラック。
3月10日に術後約3ヵ月での復帰戦へ。
まだ効果が出るには早いだろうと考えていましたが、結果こそ12着と完敗だったものの手術前よりかなり我慢ができているのでは?と感じられるような1走を見せてくれています。
そこから現時点までの期間で最大のサプライズは、やはり障害試験の受験&合格でしょう。
なにやらセンスがあるようで、意外と言いますか、予想していなかった才能が発見されたなぁという印象。
レース直前の今回の近況更新でも障害挑戦の選択肢について触れられている辺りを見ると、今回の結果次第で「次走は障害に行ってみようと思います」というコメントが出ても全く不思議では無い状況に思えます。
そのレースで良い結果が出るようであれば今後は障害一本で…という流れになる可能性も充分ありますよね。
色々な考えの方がおられるとは思いますが、実現すれば出資馬の障害出走は初となり、全く詳しくはありませんが障害レースを見るのも割と好きな私としては、この挑戦に関しては肯定派です。
とはいえ前走の走りは去勢の効果が早くも感じられるような比較的ポジティブなものだったと思っているのも本心ですから、まずはここで良い結果が出るよう祈るのみですね。
障害挑戦の話が無くなってしまったら結構残念ですが、このクラスを勝ち上がれるようなら私にとってシルク出資馬初のオープンクラス入りということになり、それも間違いなく喜ばしいこと。
現在4走連続二桁着順中と苦戦しているのに、関東リーディング2位の横山武史騎手が乗ってくださるというのも有難い点ですよね。
人馬の無事と健闘を願って、日曜のレースも全力応援したいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。