シルク出資4歳馬でキタサンブラックの初年度産駒インディゴブラック、初となった阪神ダートでのレースを終えて最新の近況が公開されています。
早速確認してみましょう。
インディゴブラック
4歳牡馬 中央3勝
キタサンブラック×カーニバルダクス
(カーニバルダクスの19)
ノーザンファーム産
関西)奥村豊厩舎
キタサンブラック初年度産駒!
2021年度追加募集馬!
出資馬初の中央重賞出走馬!(2022年レパードS)
2023.12.13 更新情報
在厩場所
ノーザンファームしがらき
奥村豊調教師コメント
「絶好の外枠を引けましたので、ジョッキーには“今回は無理に急かすことなく、ハミを触らずに馬のリズムを大事に乗って欲しい”というオーダーをしていました。
その通り乗ってくれましたし、向こう正面でジワッと進出を開始したものの、外から勝ち馬に被されたところでもう気持ちが萎えてしまい、直線では全く反応してくれませんでしたね。
ジョッキーからも
『とにかく気難しい馬です。
力は有るのかもしれませんが、全てが噛み合わないと厳しいですね』
と言われてしまいました。
レース後は脚元を含めて馬体面に問題は無かったですが、ここ数戦は同じような競馬が続いていますし、気性面の改善を図るために去勢を行いたいと考えています。
なお、本日ノーザンファームしがらきへ放牧に出させていただきました」
クロキリの一言
4歳春までに3勝を挙げ、夏に条件が合いそうな番組が無いということで5月28日、北海道まで戻り本格的なリフレッシュ期間に入り、テンション面に課題を見せつつも状態自体は悪くなさそうな雰囲気でリフレッシュ&調整。
8月末に本州に帰ってきて、10月1日にトレセン入り、10月21日に神無月S(13着)を走ったあと放牧に出ていましたインディゴブラック。
12月10日、通算14走目のレースとして阪神10R竹田城ステークス に挑みました。
鞍上にムルザバエフ騎手を迎え、阪神ダートは初挑戦。
なんとか上積みをみせてほしいなぁというレースでしたが…残念ながら14着に終わっています。
前走までの直近9戦で2勝していますが、勝ったレース以外は全て2桁着順という安定しているとは全く言えない極端な成績を残していて、重賞にも出走しましたしそもそも3勝クラスまで上がれていることから決して能力が無いわけではないと思われるのですが…
どうにもこうにも難しい仔です。
なんとか手を打ちたいと言う状況の中で、奥村先生は去勢を考えておられるとのこと。
なるほど、こういうケースの気難しさにも去勢は効果がある可能性があるんですね。
私のこれまでの出資馬だと地方所属馬コンフェッティが唯一去勢を経験していますが、その後不慮の事故がありレースには出走できず。
共有馬だとブライニクルがデビュー前に去勢をしてその後勝利を挙げています。
ブライニクルの場合は骨折療養中についでという感じで去勢も実施、5月にやってデビューが10月という感じでしたが、インディゴブラックの場合はここで手術したとしてレースに復帰できるのはいつ頃になるんでしょうね?
軽く調べてみると、ブライニクルのように5ヵ月程度でレースに戻れた仔もいれば、1年ほどたってようやく復帰できた馬もいるようです。
5月~6月くらいに走れたら早い方、夏競馬に出られたら充分順調、と言う感じでしょうか。
少しの間レースが見られなくなりそうなのは残念ですが、なにか大きな変化が必要なんじゃないかなぁというレース内容と結果が続いていたのは確か。
個人的には去勢賛成派です。
インディゴブラックにとって良い方に行くよう願いつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。