シルク出資3歳馬でシュヴァルグランの初年度産駒エルビッシュの21ことベリーク、デビュー戦後に左前橈骨遠位端外側の骨折が判明。
放牧に出ていましたが、最新の近況が公開されています。
早速確認してみましょう。
ベリーク

3歳牡馬 未勝利
シュヴァルグラン×エルビッシュ
(エルビッシュの21)
ノーザンファーム産
関西)西村真幸厩舎
シュヴァルグラン初年度産駒!
2021年産産駒追加募集馬!
シルク追加募集当選は2頭目!
この世代のシルク唯一の出資馬!
2024.05.10 更新情報
在厩場所
ノーザンファーム空港
担当者さんコメント
「この中間は週5回坂路コースでハロン13秒~16秒ペースの乗り込みを行っています。
先週よりも更にステップアップしたメニューを課していますが、このペースでも余裕を持って動けていますし、この馬なりに体を使って走れるようになっていますから、段々と良化している事を感じますね。
速めのところを行っても今のところ脚元は問題ありませんし、ここから更に状態を上げていければと思います。
馬体重は477kgです」
2024.05.17 更新情報
在厩場所
ノーザンファーム空港
担当者さんコメント
「この中間は週5回坂路コースでハロン13秒~15秒ペースの乗り込みを行っています。
まだ多少体力不足な印象はあるものの、息遣いは良くなっており、飼い葉も完食していますから、少しずつしっかりしてきているのかなと感じます。
このまま更にベースの強化を図りつつ、5月下旬くらいの移動を目標に進めていければと思います。
馬体重は470kgです」
2024.05.23 更新情報
在厩場所
ノーザンファーム空港
24日(金)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動し、25日(土)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ移動する予定です。
2024.05.24 更新情報
在厩場所
ノーザンファーム天栄
24日(金)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動しており、25日(土)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ移動する予定です。
空港担当者さんコメント
「その後も順調に乗り込めていたことから、昨日こちらを出発しています。
この中間は坂路調教を週に3回行い、全日2本ずつ登坂し、ハロン13秒~15秒ペースで乗り込んでいました。
調教では体を使って走れるようになっていましたし、余裕のある手応えで登坂できていました。
乗っているとグイグイと進んで行く気を見せながらも、手を煩わせる事はなく、乗りやすい馬でしたから、今後も順調に行ってくれると思います。
出発前の馬体重は470kgでした」
2024.05.25 更新情報
在厩場所
ノーザンファームしがらき
25日(土)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ移動しています。
2024.05.29 更新情報
在厩場所
栗東トレセン
西村真幸調教師コメント
「ノーザンファームしがらきへ移動後も心身の状態は変わりなく、スムーズに立ち上げることが出来ていたようですから、本日の検疫で帰厩させました。
こちらでも心身の状態を確かめさせていただき、気になるところがなければ明日からコースで調教を開始します。
具体的な番組につきましては、ある程度追い切りの本数を重ねた上で検討させていただきます」
2024.06.06 更新情報
在厩場所
栗東トレセン
西村真幸調教師コメント
「帰厩後は順調に進めることが出来ていましたので、先週末に坂路コースで追い切りを行いました。
そして、今週は5日に坂路コースで併せて追い切りを行い、道中はベリークが先行し、古馬2勝クラスと併せてそのまま同入しています。
全体が54.6秒でラスト1ハロン12.2秒と、最後までしっかりと駆け上がることが出来ていました。
息づかい・反応共にまだ良化の余地がありますし、もう少し時間を掛けてあげれば、良い状態で復帰させることが出来そうです。
来週の追い切りの動きを確かめた上で具体的な番組について検討していくつもりですが、再来週には使えるのではないかと見ています」
クロキリの一言
一次募集に2頭申し込み玉砕、キャンセル募集でも出資叶わず、入会から6世代目にして初の出資馬ゼロ頭の危機に瀕していたところから追加募集で1頭入魂作戦に挑み、インディゴブラック以来2頭目の追加募集当選。出資できることになりましたエルビッシュ21ことベリーク。
春までは北海道ですごし、6月に入ってから本州移動→トレセン入厩と一気に動き出し、7月19日にゲート試験を受け一度失敗したものの翌日に無事合格しています。
合格後は しがらきでの調整期間を挟み、10月21日の京都、芝マイルで藤岡康太騎手とコンビを組みデビュー。
勝ち馬ブルーアイドガールから1.5秒差の13着と結果は残念なものになりましたが次走巻き返しに期待ですねとなっていた矢先、なんと左前橈骨遠位端外側骨折の診断…
6ヶ月の見舞金対象となり療養期間に入ってしまいました。
北海道に戻って手術をうけ少しずつ身体を動かし始めましたが、特に再発や他の箇所の痛み等が出ることもなく順調にペースアップ。
5月下旬に入ると北海道からまずは天栄を経由し しがらきへ。そこで少し調整を挟むかと思われましたが滞在4日で一気にトレセンまで帰ってきました。
未勝利戦のタイムリミットが迫るなか、状況次第ですが少なくとも1発勝負では無く2戦前後はチャンスがありそうですね。
私のこの世代の中央出資馬は6頭。
YGGで3頭、シルク・キャロット・ワラウカドで1頭ずつなのですが、現時点で勝ち上がったのはスウィープフィート、ホルトバージ、ダイヤモンドナイツのYGG組3頭です。
レドンホール、サクソフィーナも可能性を感じさせる走りは見せてくれているので当然最後まで勝ち上がりを信じているのですが、故障で離脱していた分ベリークが良くも悪くも最もキャリアが浅く、ポジティブに考えれば伸びしろも一番あり覚醒の可能性も高いと思われますので、まずはベリークに先陣を切って良い流れを作ってもらい、その流れにサクソフィーナとレドンホールが乗ってくれる形になってくれたら最高だなと期待しています。
早ければ来週には復帰戦を走るとのこと。
誰と組んでどこを走るのかわかりませんが、無事と健闘を願いつつレースの日を楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。