一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

骨折から4ヶ月、久々の坂路へ!。シルク出資3歳馬ベリーク最新情報(2024/02/23)

シルク出資2歳馬でシュヴァルグランの初年度産駒エルビッシュの21ことベリーク、デビュー戦後に左前橈骨遠位端外側の骨折が判明。
放牧に出ていますが、最新の近況が公開されていました。

早速確認してみましょう。

ベリーク

エルビッシュの21。2023年3月募集時。シルク公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

2歳牡馬 未勝利
シュヴァルグラン×エルビッシュ
(エルビッシュの21)
ノーザンファーム産
関西)西村真幸厩舎

シュヴァルグラン初年度産駒!
2021年産産駒追加募集馬!
シルク追加募集当選は2頭目!
この世代のシルク唯一の出資馬!

在厩場所

ノーザンファーム空港

2024.01.19 担当者さんコメント

「この中間は左前膝のレントゲン検査を行いましたが、獣医師によると
患部は順調に回復している
との事でした。

そこで、トレッドミルで動かす回数を週3回に増やしており、これから少しずつペースを上げていくことが出来ればと考えています。

馬体重は493kgです」

2024.01.26 担当者さんコメント

「この中間も週3回トレッドミルでの運動を行っています。

ペース自体は先週と変わりないものの、運動後の息の戻りは幾らか早くなっていますね。

来月も患部の状態を見ながら、乗り運動開始へ向けて下地を作っていければと思います。

馬体重は493kgです」

2024.02.02 担当者さんコメント

「先週と同様に週3回トレッドミルでキャンターを行っていますが、少しペースを上げました。

難なく対応することが出来ており、患部の状態にも良い意味で変化はありません。

また、腹回りを中心に体の緩さも解消してきていますので、この調子で進めていきたいところです。

馬体重は486kgです」

2024.02.09 担当者さんコメント

「この中間も週3回トレッドミルでキャンターを行っています。

ペースを上げていないこともあり、歩様は先週と変わらず安定していますね。

乗っていないため毛艶はひと息ではあるものの、体調はここまで問題なく進められています。

馬体重は486kgです」

2024.02.16 担当者さんコメント

「この中間は週4回トレッドミルでキャンターを行っています。

その内、週3回は先週よりも少しペースを上げましたが、若干動きの重たさは感じられるものの、捌きの硬さは気になりません。

あとはもう少し体が絞れてくると良いですね。

馬体重は492kgです」

2024.02.23 担当者さんコメント

「先日の定期的なレントゲン検査の後、獣医師より騎乗運動再開の許可がおりましたので、今週から坂路コースにも入れています。

今週の登坂回数は2回で、1回目にハロン18秒で登坂したところ感触は悪くなかったので、2回目はハロン17秒を行いました。

運動量が増えた影響か体重が落ちてきましたし、この調子で進めていきたいところです。

馬体重は482kgです」

クロキリの一言

一次募集に2頭申し込み玉砕、キャンセル募集でも出資叶わず、入会から6世代目にして初の出資馬ゼロ頭の危機に瀕していたところから、追加募集で1頭入魂作戦に挑み、インディゴブラック以来2頭目の追加募集当選、出資がかなうことになりましたエルビッシュ21ことベリーク。

春までは北海道ですごし、6月に入ってから本州移動→トレセン入厩と一気に動き出し、7月19日にゲート試験を受け一度失敗したものの翌日に無事合格。

合格後は しがらきでの調整期間を挟み、10月21日の京都、芝マイルで藤岡康太騎手とコンビを組みデビューを迎えました。

勝ち馬ブルーアイドガールから1.5秒差の13着と結果は残念なものになりましたが、次走巻き返しに期待ですねとなっていた矢先、なんと左前橈骨遠位端外側骨折の診断…
療養期間に入っています。

北海道に戻って手術をうけ、慎重に身体を動かし始めていましたが、最新の更新でいよいよ獣医の先生の許可がおり、騎乗運動と坂路調教が再開されたことがわかりました。

骨折判明から約4ヶ月。見舞金は6ヶ月でした。
ここからペースアップしていって本州移動し、一休みしてから仕上げていくことになるかと思いますが、順調に行っている方と言えるのではないでしょうか。

出資馬ではパーフェクトルールやオールスティール、ディオアステリアが経験している橈骨遠位端外側骨折。

ベリークが手術した頃はこの3頭で骨折後復活を果たした仔はまだいないという状況でしたが、あれからオールスティールが笠松で2連勝して中央再登録を果たし、ディオアステリアも3走して3着、2着、2着と安定した成績。

怪我前と変わらないかそれ以上の走りを見せてくれているので、ベリークに関しても競走能力面での後遺症的なものはあまり無いかもしれないと希望が持てますね。

約4ヶ月しっかりした調教から遠ざかっていた分のブランクはあるでしょうけど、その期間で成長した部分もあるでしょうから、成長分が上回っていることを期待したいところ。

ベリークの順調な回復を祈りつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!!


※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。