シルク出資3歳馬でシュヴァルグランの初年度産駒エルビッシュの21ことベリーク、デビュー戦後に左前橈骨遠位端外側の骨折が判明して放牧に出ていましたが、最新の近況が公開されています。
早速確認してみましょう。
ベリーク
3歳牡馬 未勝利
シュヴァルグラン×エルビッシュ
(エルビッシュの21)
ノーザンファーム産
関西)西村真幸厩舎
シュヴァルグラン初年度産駒!
2021年産産駒追加募集馬!
シルク追加募集当選は2頭目!
この世代のシルク唯一の出資馬!
2024.06.22 レース結果
6月22日(土) 京都4R 3歳未勝利 ダート1900m 吉村誠之助騎手(54.0kg) 12着 9人気
吉村誠之助騎手コメント
「出来ればポジションを取りたかったものの、道中は追走に苦労してしまいました。
それでも、砂を被って嫌がっている感じは無かったですね。
ただ、ずっと同じペースでしか走れず、直線に入ってからもギアが上がることはありませんでした。
長期休養明けでもありましたし、今日レースを使ったことで次走は幾らか前進してくれるかなと思います」
クロキリの一言
一次募集に2頭申し込み玉砕、キャンセル募集でも出資叶わず、入会から6世代目にして初の出資馬ゼロ頭の危機に瀕していたところから追加募集で1頭入魂作戦に挑み、インディゴブラック以来2頭目の追加募集当選。出資できることになりましたエルビッシュ21ことベリーク。
春までは北海道ですごして6月に入ってから本州移動→トレセン入厩と一気に動き出し、7月19日にゲート試験を受け一度失敗したものの翌日に無事合格。
しがらきでの調整期間を挟み、10月21日の京都、芝マイルで藤岡康太騎手とコンビを組みデビューを果たしましたが勝ち馬ブルーアイドガールから1.5秒差の13着という結果となり、更になんと左前橈骨遠位端外側骨折が判明…
6ヶ月の見舞金対象となり療養期間に入ってしまいました。
北海道に戻って手術をうけましたが、術後の経過は良好。
未勝利戦のタイムリミットが迫るなか、復帰戦として6月22日、京都のダート1900に出走しましたが…
残念な結果でした。
吉村騎手も仰られているように道中殆どずっと手が動いていて追走に苦労している印象でしたし、最後まで大きく沈むことも無いかわりに伸びていくことも無く、勝ち馬ニホンピロマリンバから2.9秒差の12着でゴールしています。
残り期間のことを思うとネガティブな感想が出てきそうになりますが、8ヶ月ぶりのレースを無事に回って来れたことと、砂を特別嫌がっている様子が無かったというのはポジティブな部分でしたね。
狙ったレースに狙い通り出走できないケースも増えてくる時期ですから、ダートも選択肢に入れられるというのは良いことでしょう。
まだ通算2走と経験自体も浅いですし、残り2走前後と思われるチャンスのなかで覚醒の時が来ることを信じて、次走も全力応援したいと思います。
とりあえずお疲れ様&おかえりベリーク!
次回更新も楽しみです!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。