シルク出資3歳馬でドゥラメンテのラストクロップ世代産駒エノラの22ことエネルジコ、青葉賞を優勝という最高の形で終えて最新の近況が更新されています。
早速確認してみましょう。
エネルジコ

3歳牡馬 中央3勝
ドゥラメンテ×エノラ
(エノラの2022)
ノーザンファーム生産
関東)高柳瑞樹厩舎
2023年リーディングサイヤー・ドゥラメンテの最終世代産駒!
高柳瑞樹厩舎預託馬への出資は、2016年産世代のシルク初出資馬フライトストリーム以来2頭目!
この世代唯一の中央出資馬!
シルク出資7世代目にして初の新馬勝ち!
測尺
2023.07.18
馬体重376kg 体高150.0cm 胸囲162.5cm 管囲19.5cm
2024.06.15(本州移動直前)
馬体重458kg
2024.10.20(新馬戦)
馬体重440kg
2024.02.02(セントポーリア賞)
馬体重454㎏
2025.05.02 更新情報
在厩場所
ノーザンファーム天栄
天栄担当者さんコメント
「競馬の翌日にこちらへ戻ってきましたが、馬体面についてはガタッと疲れが出てくる感じはありませんね。
脚元については左前に少しモヤッとするところがあった為、念の為にエコー検査を行いましたが、ハッキリとしたトラブルは見られませんでした。
現在は脚元と背腰のケアを行いつつ、ロンギ場での乗り運動をこなしており、今後についてはもう少し脚元を中心とした状態面を確認しつつ、厩舎サイドと相談していければと思います。
馬体重は455kgです」
2025.05.09 更新情報
在厩場所
ノーザンファーム天栄
天栄担当者さんコメント
「その後も乗り運動を行っていたのですが、今週頭の調教後に右前の歩様に硬さが出て来てしまいました。
獣医師に詳しく診てもらい、骨や腱に異常は見当たらなかったものの、脚を上げる際に気にする素振りを見せていることから、おそらく筋肉系にダメージがあるのかなといった印象です。
まだ馬体が完成されていない中、前走であれだけのパフォーマンスを発揮した疲れが、乗り進めるに連れて出て来てしまったのでしょう。
現在はトレッドミルで軽めのキャンターを行っており、疲労回復を優先しながら状態を整えられるように努めていきます。
馬体重は469kgです」
クロキリの感想
この世代のシルク一次募集で1頭入魂の申し込みを行い、無事出資できることになりましたエノラ22改めエネルジコ。
Yearlingでじっくり育成されていましたが1歳10月上旬にノーザンファーム空港へ移動して、馬体重・馬体面の方でグッと成長する時期を待ちながらじっくり育成期間をすごし、2024年6月中旬に本州入り。
6月27日にはゲート試験を1発合格しました。
それから夏の間は天栄でじっくり育成され、10月20日の東京芝1800mでデビューすると後方から差し切り見事デビュー勝ち。
私のシルク出資馬としては初めての新馬戦勝ち馬となっております。
勝ち上がり後は再びじっくりと育成&調整期間に入って年を越しセントポーリア賞へ。
ゲート内でなかなかの大暴れを見せて綺麗な出遅れ。池添騎手の好判断でロスの少ない内寄りを回りましたが直線では前が壁に。
絶望的な状態かと思われましたが、内寄りから馬場の中央付近まで行く大きな横移動を見せるとそこから一気に加速し、インパクト大の勝ち星を挙げてくれました。
知名度と注目度を高めたレース後は約一か月半の間目標レースが更新されずソワソワさせられる日々をすごしましたが、ダービートライアルである青葉賞に挑戦することが決定。
セントポーリア賞から中11週、Cルメール騎手とともに1番人気でレースの日を迎え、早くはないもののかなりの成長を感じさせるスタートから後方でレースを進め、最後方から計算しつくしたような見事な追い込みでクビ差の差し切り勝ち。
無敗の3連勝でダービーへの切符を手にしました。
が、
そこからの更新はちょっと嬉しくない雰囲気のものが続いていますね…
左前に違和感が出たあとは今度は右前に硬さが。
共にハッキリとしたトラブルは見つからなかったとのことですが、このまま回避になってもおかしくなさそうな状況にも見えますし、現時点では出ることは前提で調整を続けられているようにも感じられます。
これが古馬とか、ダービー以外の目標レースだったら大事を取って回避だったんですかね。
出資者としましてはこれだけの可能性をもった馬ですからダービーに拘らずとも…と思ってしまいますが、やはりダービーは特別なレースですから、特にそこで良い結果を残せる可能性が高いなら高いほどこの大レースに出ることができるかどうかは大きな意味を持っているんだろうなというのはある程度想像がつきます。
是非出てほしい気持ちは確かにあります。
しかしやっぱりエネルジコの健康あってこそですよね。
青葉賞前に懸念事項の1つだった馬体重の方は今回は順調に増えているようですし、あとは脚元。
これはもう現場のプロの方々のご判断に委ねるのみです。
どういう結論が出るのか、次回更新を待ちたいと思います。
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。