YGG出資5歳馬でザファクター産駒、バアゼルザウバーの2019ことディオアステリア、6走連続となった小倉芝1200を終えて最新のコメントが更新されています。
早速確認してみましょう。
ディオアステリア
5歳 牝馬 中央1勝
ザファクター×バアゼルザウバー
(バアゼルザウバーの2019)
美浦）小野次郎厩舎
市川牧場生産
1年だけ日本で併用されたザファクター産駒！
芦毛馬への出資は3世代連続！
この世代の出資馬本州入り第1号！&中央デビュー第1号！
出資馬初の芝コースでの勝ち馬！
2024/2/10 更新情報
２月10日（土）小倉12R ４歳以上１勝クラスに出走し２着でした。
佐々木騎手コメント
「今日は勝った馬が強かったです。
レースはすごい上手く行ったんですけど、終いは絶対バラけると思ったので行きたい馬を行かせて、15番の馬がいたのでそれを見ながら進めて、前は止まると思ったんですけどね。
早めに動いて捕まえに行ったんですけど止まりませんでした。
申し訳ないです。
以前の状態が分からないのでそこは何とも言えないですけど、今日乗った感じは疲れも感じなかったですし良い状態でした。」
クロキリの一言
1勝クラスに上がってからの6走中3走で2着と活躍を見せていたものの、2月25日に挑んだ小倉芝1200で13着と大敗。
レース後の検査で右前橈骨遠位端の骨折が判明し3月に入ってから手術。6ヵ月の見舞金をいただいて療養期間に入りましたディオアステリア。
1月13日、約11ヵ月前と同じ小倉芝1200の舞台で復帰戦を走り、勝ち馬キャニオニングから0.3秒差の3着。
そのまま小倉滞在、中1週で復帰後2戦目を走り、勝ち馬サトノグレイトとタイム差無し、クビ差の2着という結果を残しています。
あとほんの少しというレースから鞍上を佐々木騎手に替わっていただき、中1週で挑みました2月11日の小倉12レース。
好スタートから先行し、直線でも馬場の荒れていない進路を確保しながら良い脚を見せてくれたんですが…リシャールケリーに逃げ切られてしまいました。
勝ち馬強かったですね。
ディオアステリアはこれで6走連続の小倉芝1200でしたが、今回のリシャールケリーの勝ち時計1分07秒7というのはそのどのレースの勝ち時計よりも1秒以上早いもの。
勿論時計の比較だけで強さが決まるものではありませんが、少なくとも今回勝つために要求された時計はディオアステリアの近6走の中で最も早いものであったということは確かで、そんなペースのなかでディオアステリアの時計も1分08秒1。
潰れずよく頑張ってくれたと思います。
しかしこれで1勝クラスにあがってから5回目の2着。
着差的にも惜しいレースばかりで、個人的にはもどかしい気持ち半分、安定感に感謝の気持ち半分という感じですかね。
勝ち上がってほしい気持ちも当然強くあるのですが、募集総額の1100万円というのはとっくの昔に回収しており、2勝クラスに上がって壁にぶつかるとかそういう可能性を考えると、きっちり安定して賞金を稼いでくれる現状は出資者としては非常に有難い状況。
実際シルク出資馬で同い年の2勝クラス馬リンドラゴより獲得賞金多いんですよね、ディオアステリア。
こういう成績は繁殖にあがってから現場でどのような評価を受けるんですかね？
重賞とか届くレベルならそれを獲れていた方が評価が高いだろうというのはわかるんですが、やはり惜しいレースを沢山積んで賞金持っているよりも、1つでも多く勝ち星がついていた方が良いものなんでしょうか？
一口で出資馬を決める時のことを考えると…
うーん、少なくとも私の場合は母の現役時代の競走成績を調べることはあっても、それと比べれば母の獲得賞金を重視することはあまり無いから、やはり勝ち星なのかなぁ。
そう考えるともう5歳シーズンに入っていますから、どこかでチャンスを掴んで勝ち切り、そこからまた1つでも上のクラスを目指して上がっていってほしいところ。
安定したスタートに豊かなスピード、骨折はあったものの歴代中央出資馬で出走数最多を更新し続けているタフさを持ち合わせていて文句なしの良い馬だと思いますので、この1年、ますますの活躍を期待して次走以降も全力応援していきたいと思います。
とりあえずお疲れ様ディオアステリア！
ナイスレースでした！！
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。
*1:1分07秒7
