YGG地方出資2歳馬でミッキーアイル産駒クラリティーアイズ21ことクリスタライズ、笠松移籍後5走目を終えて最新の近況が更新されています。
早速確認してみましょう。
クリスタライズ
2歳 牡馬 地方3勝
ミッキーアイル×クラリティーアイズ
(クラリティーアイズ21)
道営）佐々木国明厩舎
サンバマウンテンファーム生産
道営所属馬への出資はラッキーミーティア以来2頭目！
2023年の能力検査を初日となる3月16日に合格！
2023年4月19日、門別で「日本一早い新馬戦」を勝利！
2023/11/19 更新情報
笠松・後藤佑耶厩舎にて調整中です。
11月22日（水）笠松８R Ａ６・Ｂ３組 ダ１４００ｍ戦に加藤聡一騎手騎乗で出走いたします。
2023/11/22 更新情報
11月22日（水）笠松８R Ａ６・Ｂ３組 ダ１４００ｍ戦に出走し３着でした。
後藤調教師コメント
「３着でしたが内容は良かったですね。
乗り役も3コーナーあたりではもしかしたらと思ったみたいなんですが、そこから勝ち馬には一気に交わされてしまいましたが、終いもバタバタにはならずに粘れていましたね。
以前ほどハミを噛んで前に前に行く感じでもないですし、今日くらい楽に行ければこういう競馬でも問題なさそうに感じました。
速いペースで後ろから突かれる展開になった場合にどうなるかなという所はありますが、時計も1.29.0で優秀だと思います。
昨日よりは時計の出やすい馬場でしたが合格点の時計ですよね。
初めての古馬との対戦で半信半疑な面もありましたが、今日のような展開で行ければまた良い走りをしてくれると思います。
続けて使って来ていますので予定通り次開催はお休みして、年末に向けて調整して行きたいと思います」
クロキリの一言
11月11日から移動解禁のところを11月15日に道営・佐々木厩舎に入り、3月16日に今年最初の実施となる能力検査を早速受検、出遅れながらも見事な末脚を披露しての差し切り勝ちで合格し、4月19日、門別で開催された「日本一早い新馬戦」ＪＲＡ認定スーパーフレッシュチャレンジ２歳新馬にて見事デビュー勝ちを果たしましたクリスタライズ。
その後ホッカイドウで3走・笠松に移籍し1走しましたが、気性面でなかなか折り合いがつかず序盤スピードは見せるものの…というレースが続き、笠松2戦目として移籍前から目標の1つとして挙げていました今年新設の重賞、ネクストスター笠松にも挑戦しましたが11着に終わっていました。
しかし、ちょっと極端な競馬を試してみようということで10月26日、笠松９R星月夜特別を逃げるとこれがハマって快勝。
更に11月9日、マックル特別(ダ１４００ｍ)も積極的に前へ出ていきここも逃げ切り勝ち。
共に直線に入ると内ラチに寄って行ってしまう傾向は見せつつも、逃げを採用してから見事2連勝を飾っています。
「レベルがあがってきた時にこのスタイルでどこまでやれるか」という課題が出てくるなか、収得賞金の関係でA級に振り分けられたクリスタライズは、今回2歳にして古馬と同じレースを走ることになっていました。
斤量的にも普通に対等の設定(重い方から2番目)をされて、出資者としては期待よりも心配が上回るようなレース前の心境でしたが…
結果的にはこの心配は杞憂でしたね。
好スタートを切ると積極的に前へ出て、早々に先頭に。
ここでガンガン競り合ってくる馬や、後ろでピタッとマークしてくる馬が出てこなかった点はクリスタライズにとって良い方向に出たかなと思います。
軽快に逃げていきますが、4コーナーを回る頃には外からトーホウランボが来て、殆ど並ぶ形で直線へ。
トーホウランボの手応えが良かったこともあり、あとは沈んでいってしまうのかなぁなんて思いが頭をよぎりましたが、クリスタライズの方もここからしっかり粘りを見せます。
最終的には4歳馬ドラゴステに交わされてしまい3着となりましたが、2着とのタイム差は無し。
勝ち馬トーホウランボはクリスタライズより3㎏も斤量が軽く、この形に持ち込めれば古馬相手でも充分にやれるぞということを見せつけてくるような、期待していた以上の好走を披露してくれました。
下位に沈んでしまうかもしれない、勝つ気を無くして負け癖みたいなものがついてしまったり、無理して変について行って故障なんかが起こってしまったら嫌だなぁなんて正直思っていたのですが、私が思っていた以上にクリスタライズは強い仔でしたね。
凄かったです。
素晴らしい手応えを残して、次走は予定通り年末のライデンリーダー記念を目指していく方針。
通算10走目の節目の1戦にもなりますし、この流れのまま良い結果を残してくれると信じてレースの日を楽しみに待ちたいと思います。
とりあえずお疲れ様クリスタライズ！！
ナイスレースでした！！
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。
