一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

YGG出資2歳馬ホルトバージ、ホープフルステークスを終える

2023年のJRA最後のG1、ホープフルステークスが終わりました。

まずは、残念ながら全馬無事にとはいかなかったということで、タリフラインのご冥福をお祈りいたしますとともに、オーナーはじめ関係者の皆様にお悔やみ申し上げます。

この年末の大舞台に私のYGG中央出資馬、プレインズウーマン21ことホルトバージも通算6走目のレースとして出走を果たしました。

レース後コメントが更新されていますので、早速確認してみましょう。

ホルトバージ

ホルトバージ。2023年10月。YGG公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

2歳 牡馬 中央1勝
キンシャサノキセキ×プレインズウーマン
(プレインズウーマンの2021)
栗東)寺島良厩舎
谷川牧場生産

谷川牧場さん生産馬への出資は初!
寺島厩舎預託馬への出資は最多の3頭目!
この世代の中央出資馬デビュー1号!
2歳7月の勝ち上がりはこれまでの中央出資馬最速!

測尺

2022年10月17日募集時
体高157.0cm 管囲19.5cm 胸囲168.0cm 馬体重414kg

2022年12月21日
体高158.0cm 管囲20.0cm 胸囲176.0cm 馬体重432kg

2023年01月21日
体高160.0cm 管囲20.2cm 胸囲179.0cm 馬体重447kg

2023年04月20日(北海道最終)
体高162.0cm 管囲20.2cm 胸囲180.0cm 馬体重459kg

2023年07月16日(新馬戦)
馬体重470kg

2023/12/28 更新情報

12月28日(木)中山11R ホープフルステークス(G1)に出走し11着でした。

寺島調教師コメント

「道中の雰囲気は良かったですけどね。

良い雰囲気で回ってこれたんですけど、パトロールビデオを見ながら本人(今村騎手)も言ってましたが、ルメールさんの後ろにいたので、それに付いて行けば良かったですね。

結果論ですけど、そこが出来ればという所でしたね。

さすがにずっと外を回ったので、せっかく勝ち馬の後ろに行けたので、あそこにいるならそこを行くべきでしたよね。

勝った馬と力の差もあると思うので、更に外を回ったらさすがに厳しいと思いますので。

ただ雰囲気良く勝負所で上がって行けたので、そこは良かったかなと思います。

ペースもそんなに遅くはなかったので流れていた分もあると思いますけど、比較的落ち着いて走れていたと思いますし、結果的に後ろのポジションからにはなりましたけど、競馬の内容としては悪くはなかったかなと思います。

この後は、よほど芝のレースが頭数が揃わないとか、極端に手薄なメンバーにならない限りは一度ダートを試してみようと思います。

また想定を見ながら年明けのレースを目指して調整して行きます。」

今村騎手コメント

「すみませんでした。
ここまで凄く丁寧に乗って調整してきて頂いたおかげで、想像していた以上にテンションは落ち着いていました。

スタートしてからは一歩目を出てくれたので、もう少し二の脚がついたら前の方に行っても良いかなと思っていたんですけど、良い意味でふわ〜っとしてくれていたので、あのポジションで競馬をして、道中はジッとしてロスなく走れたと思います。

向こう正面でペースが落ち着いた所で、グーっと馬の走る気持ちが昂ってきて、ハミに走りたい気持ちが出てくる所があったんですけど、なんとか我慢してくれましたし、前に勝ち馬と5着の馬がいたので、その馬たちを見ながらレースをする事が出来たかなと思います。

ただ、3、4コーナーの進路取りはもう少し工夫すれば良かったなという所はあったんですけど、馬は一生懸命頑張ってくれましたし、距離も少し長いかなという部分はあったんですけど、最後苦しくなってもモタれる所を見せる事なくしっかり走ってくれました。

このような舞台を経験させて頂いた事を人馬ともにこれから経験として活かして、来年は更に飛躍出来る一年にしたいと思います。」

クロキリの一言

2月半ばからハロン15のペースでの調教をこなし、4月末に本州入りし宇治田原優駿ステーブルへ。
6月末にトレセン入りを果たし6月29日、入厩3日でゲート試験を受けて無事合格。

その後も順調に進められ、7月16日、私のこの世代の中央出資馬第1号としてデビューし、上り最速タイの良い脚を見せつつ7着。
レース後も状態は悪くないということで7月30日、200m距離延長して芝1800、中1週で通算2走目に挑み見事勝ち上がりを決めてくれましたホルトバージ。

そこから放牧も挟みつつ2歳重賞・新潟2歳ステークス、1勝クラスの紫菊賞、2歳オープンの萩ステークスに走ってそれぞれ11着と4着、5着。

着実に経験を積んでいくなか、年末最終開催日のG1ホープフルステークスを第一目標とし、無事抽選を突破して無事出走を果たしました。

ゲートの出は良い感じでしたが、今村騎手も仰られているように二の脚がそれほどつかず序盤は後方へ。

結果的に勝ち馬の後ろという良い位置につけることができたようで、その後3-4コーナーを回る時の手応えなんかはちょっと期待が高まるくらいのものがあったと思いますが、特に直線入る辺りでかなり外を行くことになったことや、鋭い末脚を見せた勝ち馬レガレイラや抜け出しが早くなり集中を欠いたり斜行しつつも2着に粘ったシンエンペラーら上位陣がシンプルに強かったこともあり、11着という着順でゴールしています。

2歳G1という大舞台、参戦できるだけでも凄いこととわかってはいつつも、やはり勝負事なので負けは負けで悔しい気持ちが無いと言えば嘘になりますね。

しかし寺島先生も仰られている通り良いところ・収穫もありましたし、私が普段レース動画を観ているJRA‐VANの映像ではわかりにくかったのですが、現地組のXフォロワーさんに見せていただいた横からの直線の様子を捉えた動画には、前に迫るほどの勢いでは無いものの最後までしっかり脚を伸ばして走り切るホルトバージの姿が映っていました。

ホープフルS参戦は驚きの挑戦でしたが、2歳時の芝での6戦を締めくくり来年に向かって行くにあたって、良い節目の1戦になったのではないでしょうか。

ここでの経験を活かして来年は2勝3勝と良い結果を積み重ねていける1年になることを期待していますし、そうなると信じています。


次走は予定通りダートを中心に考えていく方針とのこと。
ホルトバージの健康と更なる成長を願いつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!

とりあえずお疲れ様ホルトバージ!
ナイスチャレンジ、ナイスレースでした!


※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。