YGG出資3歳馬でスワーヴリチャードの初年度産駒ビジュートウショウ21ことスウィープフィート、チューリップ賞での見事な勝利から桜花賞へ参戦。レースを終えて最新の近況が更新されています。
早速確認してみましょう。
スウィープフィート
3歳 牝馬 中央2勝
スワーヴリチャード×ビジュートウショウ
(ビジュートウショウの2021)
栗東)庄野靖志厩舎
聖心台牧場生産
スワーヴリチャード初年度産駒!
ウマ娘でも有名なスイープトウショウの孫!
庄野厩舎預託馬への出資は2016年産世代以来の2頭目!
出資馬初の芝のG1出走馬!(阪神JF、7着)
出資馬初の芝の重賞勝ち馬!(GⅡチューリップ賞)
出資馬初のクラシック出走馬!桜花賞4着
測尺
2022年10月17日募集時
体高158.0cm 管囲19.0cm 胸囲177.0cm 馬体重441kg
2023年02月21日
体高161.0cm 管囲20.0cm 胸囲185.0cm 馬体重457kg
2023年05月25日
馬体重468㎏
2023年08月13日(新馬戦)
馬体重454㎏
2023年10月08日(2走目・勝ち上がり)
馬体重464㎏
2024/4/7 レース結果
4月7日(日)阪神11R 桜花賞(G1)に出走し4着でした。
庄野調教師コメント
「すみませんでした。
武さんは
「ゲートの中はそわそわするんですけど、前走よりはタイミングは合って出てくれて、道中は前を見てても間に入って行く所もなかったのでなるべくロスのない所で進めました。
直線は外から抑えられて一番外に出す事は出来なかったので、空いたスペースを探して追って行きましたが届きませんでした」
と話していました。
それでも今日の状態でこれだけやれたので、正直前走がピークかなと思ってはいたのでそれを考えると頑張ってくれたと思います。
この後は武さんも「オークスに行きましょう」と言ってましたので、オークスに向けて調整して行きます。
まずはしっかり立て直して行きたいと思います。
2024/4/9 更新情報
4月7日(日)阪神11Rに出走し4着でした。
9日に京都府の宇治田原優駿ステーブルに放牧に出ました。
庄野調教師コメント
「先週はすみませんでした。
今は北海道に来ているんですが、厩舎の担当からレース後も変わりないと報告を受けています。
今日宇治田原優駿ステーブルに放牧に出ますので、3週間程で帰厩してオークスに向けて調整して行きます。
(武)豊さんも手応えを感じたようで、レースから上がってきてすぐに『オークスに行きましょう』と言ってくれるくらいなので楽しみはあると思います」
クロキリの一言
2023年10月にデビュー2戦目で勝ち上がりを決め、2歳暮れの大舞台・阪神ジュベナイルFで出資馬初の芝G1出走馬となるなど、永島まなみ騎手と共に2023年の秋から冬を大いに盛り上げてくれましたスウィープフィート。
年明け2戦目、通算6戦目となるレースとして3月2日、レジェンド武豊騎手との新コンビでG2チューリップ賞に挑み、最高の結果で2歳時から目標に掲げられていた桜花賞の切符を手にしました。
チューリップ賞の後はリフレッシュ放牧に出され、3月19日にトレセン帰厩。
予定通りのスケジュールで調整されて、無事に4月7日を迎えています。
テレビ画面からも暑さが伝わってくるくらい快晴の阪神競馬場。
満開の桜と大観衆が見守るなか、荒れたりする様子も無く真っ直ぐ走って馬場入りしていく武豊騎手とスウィープフィートの姿。
かっこよかったですねー!
感動しているうちにファンファーレが鳴り響き、スタートの時はあっという間にやってきました。
絶対出遅れる、問題は出遅れがどの程度で済むか、なんて予想(覚悟?)していたスタートでしたが、ゲートの出自体はほぼイーブンという感じの、スウィープフィート基準で言えば神スタートと呼んでもよさそうなレベルの発進。
一瞬驚きましたが、しかし相変わらず行き脚はつきませんでした。
結局最後方にポジションをとり、内寄りでレースを進めていきます。
今回はロスを最小限にしようとするこの位置取りをギリギリまで貫いた結果、坂井騎手の好騎乗(こちらからすると嫌らしいマーク)も相まって直線で進路を確保するのに手間取ってしまう形となりましたが、外外を回ってきてからの大外ぶん回しではここのレベルの相手には勝てないだろうという、武騎手の勝ちに行くための選択だったということですよね。
進路を探して右へ左へと動く様子がテレビでもはっきりとわかり、あぁこのまま加速しきれず終わってしまうかなと正直覚悟しましたが、スウィープフィートと武豊騎手のコンビはそんなものではありませんでした。
スッと抜け出してからの末脚は見事なものでしたね。
どんどん前に迫っていく姿は観ていて本当にわくわくしました。
あと少しスムーズなら、あと少し直線が長ければ、もっと際どい勝負になったのではないだろうか。
そう思わせてくれるような終盤でしたが、出資馬初のクラシックレースは勝ち馬ステレンボッシュから0.2秒差の4着という結果で終えています。
見事掲示板確保ということでオークスへの優先権をゲット。
武豊騎手からも継続騎乗してくれそうな嬉しいお言葉が。
スウィープフィートの今回の操縦性や末脚などのパフォーマンスが武騎手の予想以上のクオリティで、このメンバー相手に思っていた以上にしっかり通用していたので、武豊騎手のなかでスウィープフィートの評価が上がったのではないか、と考察している記事を拝読させていただきましたが、個人的にそれを読んで色々納得でした。
レース前からのコメントやレースでの立ち振る舞い含め、まさにそういう感じに見えますよね。
色々な意見があるとは思いますが、個人的には是非このコンビで行けるところまで行ってほしいなと思っています。
チューリップ賞辺りにピークがあったことでこれからの調整がやや難しいものになっているようですが、ここは庄野先生と厩舎関係者の方々のご判断とお力を信じるのみ。
最新の近況更新時点では、勿論疲労はあるんでしょうけど大きなダメージは無さそうとのことでとりあえず一安心ですね。
更なる成長と好勝負に期待して、オークスやそれ以降のレースも全力応援していきたいと思います。
とりあえずお疲れ様スウィープフィート!
ナイスレースでした!!
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。