一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

YGG地方出資馬マクマード、復帰後4戦目のレースを終える(2025/06/03)

YGG地方出資馬でコパノリッキー産駒のフローレンスガール22ことマクマード、昨年11月に跛行でレース中止、捻挫と落鉄とともに蹄叉が取れてしまうといういかにも痛そうな負傷で療養期間に入っていましたが今年3月に復帰。復帰後4戦目を終え最新の近況が更新されました。

早速確認してみましょう。

マクマード

マクマード。2025年5月、クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

3歳 牡馬 地方1勝
コパノリッキー×フローレンスガール
(フローレンスガールの2022)
船橋)新井清重厩舎
白井牧場生産

コパノリッキー産駒への出資は初!
私のこの世代唯一のYGG出資馬!

測尺・遺伝子検査結果

2023年9月30日測定(募集時)
体高157.0cm 管囲20.0cm 胸囲181.0cm 馬体重485kg

2023年11月21日測尺
体高160.0cm 管囲20.0cm 胸囲182.0cm 馬体重494kg

2024年01月22日測尺
体高161.0cm 管囲21.0cm 胸囲185.0cm 馬体重510kg

2024年05月22日 測尺
体高163.0cm 管囲21.0cm 胸囲182.0cm 馬体重500kg

2024年06月12日 測尺(能力試験)
馬体重469kg

2025年03月14日 出走時測尺
馬体重516㎏


プラスビタール・スピード遺伝子検査結果
遺伝子型 C:C 距離適性傾向 短距離適性

体高遺伝子検査結果
遺伝子型 A:A 体高傾向 低

2025/5/28 更新情報

船橋・新井清重厩舎にて調整中です。

新井調教師コメント

「暖かくなってきて体はだいぶ締まってきた印象です。

元々トモが甘いので、その点はケアをしながら調整していますが、この中間も速い所を順調に消化しています。

6月3日3レースに出走予定です」

2025/5/31 更新情報

船橋・新井清重厩舎にて調整中です。

6月3日(火)船橋3R 3歳 390P未満選抜馬 ダ1500m戦に笹川翼騎手騎乗で出走いたします。

2025/6/3 レース結果

6月3日(火)船橋3R 3歳 390P未満選抜馬に出走し4着でした。

新井調教師コメント

「大外枠だったのでスタート後は出して行ったんですけど、内の馬も主張してきますし、中々内に入れられず外外を回る形になってしまいました。

今日は初めての1周競馬でしたが、馬にとっては良い経験になったんじゃないかなと思います。

ジョッキーも話していたように初めての事が色々重なりはしましたが、直線もう少し伸びてきても良さそうな所で止まってしまったので、距離は1200mの方が良いかもしれないですね。
すみませんでした」

笹川騎手コメント

「今日は色々初めてという事で馬も戸惑っていましたし、ぬかるんだ馬場も良くなくて滑っている感じで、ずっと掴めていない感じがありました。

初めての1周競馬でコーナーも反対手前で走ってしまっているような所もありました。距離自体は大丈夫そうなんですけど、下(馬場)が悪いのを気にしている感じで最後は止まってしまって、ゴールしてからも鳴いていましたし、馬も訳が分からないままレースが終わってしまった感じです。

ゲートもスタンド前発走で最後入れで上手く切れなかったです。

歩様が少し硬くてちょこちょこ走るようなタイプなので距離は短い方が良いのかもしれないですね。

1500mの大外枠だったので1コーナーでポジションを取りに行ったんですけど、結果的に外外を回る形になってしまってそこは上手く乗れなかったです。
すみませんでした」

クロキリの一言

一次募集での出資を見送り、二次募集のラインナップのなかから選んでみましたこの世代のYGG唯一の出資馬フローレンスガール22ことマクマード。

募集前のレントゲンで骨棘が見つかっていることや、喉の検査で軟口蓋背方変位(DDSP)と言われていること、出産時の母年齢が19歳と高めであること辺りがネックになってか結局満口には届かなかったようですが、育成自体は大きなアクシデント無く進み5月末に本州入り→6月12日に能力試験合格と私が想定していたよりずっと早いペースで進められてきました。

能力試験後は少し疲れも出て、酷暑のなか無理して早期デビューさせることも無いだろうというお考えもあってか夏の間はじっくり調整され9月26日、笹川翼騎手を鞍上に迎えてデビュー戦を走りましたが、1頭だけ置いていかれる形で出遅れるとそこから最後まで上がっていくことが出来ず。
レース中も鳴きながら走るくらい集中を欠き、鞍上の笹川騎手より「まだまだbabyですね。」とのコメントをいただくほど幼さや未熟さがたっぷり出た新馬戦となりました。

デビュー後は10月31日に2戦目に挑みましたが左前を跛行。捻挫と蹄叉*1が取れてしまうという怪我を負ってしまい競走中止。
療養と立て直しに4ヵ月かかってしまいました。

そんなアクシデントがありましたが3月14日に無事復帰。
復帰後2戦目となった前々走では見事初勝利を挙げ、ここまでに3戦して複勝率100%の好成績を残してくれています。

今回は復帰後4戦目。
300m距離を伸ばして初の1500mに挑みましたが…

ゆっくりめのスタートになりましたが行き脚がついてスムーズに加速。
先頭集団に取り付いていくまでは良かったんですが、大外枠だったこともあり中に入っていくことができずここからずっと外外を回されることに。

馬場も悪く、距離延長したうえでこのロスではちょっと厳しかったですね。
直線でも懸命に前を追って頑張ってくれましたが、独走状態に入っていた勝ち馬ホープエトワールからは2.2秒差、続いたキャプテンブルーからは1.2秒差、ゴール寸前では追い込んできたエーオにも交わされ4着という結果でゴールしました。

1番人気に推されていましたのでそこは期待を裏切ってしまう形になってしまったものの、走り自体はそこまで悲観するような感じではなかったなと個人的には思いましたがいかがでしょうか?

確かにちょっと長いのかなという感はありましたが、内に入れていて馬場がもう少し良ければもっと良い勝負をした可能性は充分ありますよね。
スタートはともかく、良いスピードと頑張りを見せてくれました。

次走は1200に戻す方針になったようですが、良いチャレンジだったと思います。

とりあえずお疲れ様マクマード!
ナイスレースでした!!

2025年の地方所属出資馬成績

22戦4勝(4-1-3-2-1-11)
2025年6月03日現在

クリスタライズ (0-0-2-0-1-3)
シエルブルー  (0-0-0-1-0-5)
オールスティール(3-0-0-0-0-3)
マクマード   (1-1-1-1-0-0)

※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。

*1:蹄の裏の三角の部分