骨片除去手術をうけて療養期間に入っていましたキャロット初出資馬グランパドゥシャ、8ヵ月ぶりとなるレースを終えて最新の近況が更新されていました。
早速内容を見てみましょう。
グランパドゥシャ
3歳牝馬
キンシャサノキセキ×サダムグランジュテ
(サダムグランジュテの2019)
白老ファーム産
関東)小西一男厩舎
出資馬初の白老ファーム生産馬!
レース結果
24日の福島競馬では五分のスタートを切り中団を進む。
勝負どころから徐々に進出していくが直線ではさほど伸びがなく9着。
小西調教師コメント
「休養が長かったものの気が入りやすいこともあり、馬体重は少し減る形での出走となりました。
それでも動ける態勢にはありましたので、この馬の良さを活かしていい走りを見せてもらえればと思い送り出しました。
序盤の形は悪くないように思えたので終いに良さを出せればと思っていたのですが、追ってからフラフラしていましたね…。
気持ちの面で対応できなかったでしょうか…。
レース後の状態を見るとトモ脚の外側に傷がありましたので、他馬にぶつけられた影響もあったのかもしれません。
初戦のような競馬ができればと思うだけに歯がゆいですが、今回は休み明けでしたし、キャリア3戦目でもありますから、何とかいい方向へ変えていければと思います。
まずは脚元の状態をよく見てから今後どうしていくか検討していきます」
クラブコメント
昨年夏以来の約8ヶ月ぶりの出走となりましたが、帰厩後の調整は比較的順調に進みましたし、良い走りを期待していました。
しかし、久々の分、対応できなかったか、残念ながら直線では余力がなく伸びてくる姿を見ることはできませんでした。
レース中に負った傷の具合や久々の出走後の反動の有無をよく観察していく必要がありますが、節の問題だけでなく気性的にも体質的にも連戦していいタイプではないと思われるところもありますので、おそらく一度放牧に出してから次走を目指していくことになるかと思います。
クロキリの一言
約8ヵ月ぶりとなるレースが終わりました。
結果は勝ち馬から1.7秒差の9着。
やはりいきなり好結果というわけにはいきませんでしたね。
とはいえスタートから序盤の走りは小西先生も仰られているように悪くない印象でした。
3-4コーナー(4でしたかね?)辺りでちょっと窮屈になっているなと感じたところがあったので、傷はその時のものかもしれませんね。
直線もフラフラしていたようですが、気性的に安定しているという仔ではありませんから、接触でやる気を削がれてしまった部分はあったんじゃないかなと思います。
久しぶりのレースでしたしここを叩いて次辺りで勝負、という流れが理想的だなぁと考えていましたが、傷のこともあってか残念ながらこのあとは一度放牧に出そうな雰囲気。
連戦で良いタイプではないというのは確かに同意できるところなんですけどね。
このペースだとタイムリミットまでは多くてもあと4走前後といったところでしょうか。
今の成績では地方転出はあまり期待できそうに無いですし、なんとかきっかけをつかんでタイムリミットまでに1つ勝利を挙げてほしいです。
能力がないわけではないと思いますしね。
とりあえず復帰戦お疲れ様グランパドゥシャ!
次走も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはキャロットクラブ様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。