この世代のキャロット唯一の出資馬ピースエンブレムの20ことブルーペクトライト、通算8走目を終えて最新の近況が更新されていました。
早速内容を見てみましょう。
ブルーペクトライト
4歳牝馬 1勝クラス
サトノダイヤモンド×ピースエンブレム
(ピースエンブレムの20)
ノーザンファーム産
関西)池添学厩舎
サトノダイヤモンド初年度産駒!
キャロット出資2世代目にして初の勝ち上がり!
在厩場所
池添厩舎
24/1/8 レース結果
8日の京都競馬ではいいスタートを切るも周囲も速く出たなりで中団を追走。
勝負どころから促しながら直線を向くが、思ったほどの伸びがなく7着。
西村淳騎手コメント
「返し馬の感触は良く、体も使えていてこれならと思えたのですが、レースに行くとスムーズに走れませんね…。
内の馬が寄ってきてそれを気にして集中が切れてしまったような印象です。
直線はまた馬群でハミを取ってくれたのですが、ちょっと気持ちの難しい面が出てしまいましたね…。
昨年未勝利の時に乗せていただいた頃に比べるとパワフルになっていて馬自身の成長は感じるのですが、いい騎乗ができず申し訳ありません」
池添学調教師コメント
「今日はいい結果にならず申し訳ありませんでした。
スタート後はちょっと進みが悪かったものの良いポジションに嵌まったと思って見ていたのですが、どうも途中で気持ちが切れてしまったようですね…。
ブリンカーを外したことが影響しているという感じではありませんが、力を出し切れていない印象です。
馬自身は良くなっていますので、なんとか前向きに走れるよう工夫していきたいと思います」
クラブコメント
スタート後スッといいポジションを取れたのですが、その後は促しつつの追走にもなり、途中で気持ちが一度切れてしまったようです。
直線は再度脚を使ってくれているように、気持ちひとつというところでもありますので、次走巻き返せるようにしていきたいところです。
この後は馬体を確認してから検討します。
クロキリの一言
8月13日に札幌の1500でデビューし7着。
そこから4月下旬までに芝の中距離で3走、残念ながら8着内にも入れないレースが続きましたが、6月25日、滞在競馬&ブリンカー装着にダート替わりで臨んだ1戦で見事な走りを披露、初勝利を挙げましたブルーペクトライト。
大きなダメージは無かったということで札幌を待たず函館で続戦することとなり、前走同様藤岡佑介騎手と共に昇級初戦に挑みましたが、序盤控えた結果良い感じの展開にならず、勝ち馬エンプレスペイから1.1秒差の9着でゴールしています。
レース後はノーザンファーム早来に移動してリフレッシュ&調整期間を過ごし、9月12日に本州へ。
そこから移動疲れと思われる熱発があったり脚さばきに硬さが出たりと調子が整わない時期もありましたが、12月9日、中京3Rダート1800で無事復帰を果たします。
色々未熟さを見せつつ、結果は勝ち馬メテオールライトから0.8秒差の7着。
その後トレセン在厩でそのまま年越しし、1月7日、2024年JRA開催週の最終日に通算8走目のレースを走りました。
ゲートの出は悪くなく二の脚もスッとついて、一時は前の方を窺うような雰囲気もあったんですけどね…
残念ながらこの再序盤の攻防が、このレースでのブルーペクトライトの一番の見せ場になってしまいました。
順位だけ見ればそこから大きく上がることも無ければズルズルと下がってしまうことも無く、7着ということで入着確保は素晴らしいことだと思いますが、一方でこれで3走連続掲示板外。
ちょっと厳しい結果が続いています。
今回西村騎手も「乗せていただいた頃に比べるとパワフルになっていて馬自身の成長は感じる」とのコメントを残してくださいました。
池添先生の方は少し前から調教での動きは良くなっているとコメントされており、着実に成長しているというのは間違いない様子。
しかしレース結果にそれがなかなか出てこないというのは、やはりメンタル面なんですかね。
今回はブリンカーを外して挑戦してみましたが、こういう工夫で何かピタッとハマるものを探しつつ、同時に精神面の成長を待つ、と言った感じでしょうか。
能力が全く無いわけではないと思いますので、どこかで1つ噛み合ってくれることを信じて、次回以降も全力応援していきたいと思います。
とりあえずお疲れ様ブルーペクトライト!
次走も楽しみです!
※画像・コメントはキャロットクラブ様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。