この世代のキャロット唯一の出資馬ピースエンブレムの20ことブルーペクトライト、通算9走目となるレースを終えて、最新の近況が更新されていました。
早速内容を見てみましょう。
ブルーペクトライト
4歳牝馬 中央1勝
サトノダイヤモンド×ピースエンブレム
(ピースエンブレムの20)
ノーザンファーム産
関西)池添学厩舎
サトノダイヤモンド初年度産駒!
キャロット出資2世代目にして初の勝ち上がり!
在厩場所
栗東トレセン 池添学厩舎
24/2/24 レース結果
24日の小倉競馬では五分のスタートから促していくが、行き切れず道中は後方を追走。
直線で外へ出すと脚を使って追い上げを図るが7着まで。
藤岡佑騎手コメント
「スタート自体は決めてくれるのですが、内枠だと外から馬が来られた際に気にしてしまい、前へ行くことができません。
内々でゴチャつくのは良くないと判断し、後方からの競馬を選択しましたが、勝負どころから外へ出すと脚をしっかり使ってくれました。
昨夏より状態自体は良くなっているので、レースの運び方次第だと思います。
スピードのある馬なので、次回は距離短縮がいいのでは…という話は厩舎サイドへ伝えさせていただきました」
池添学調教師コメント
「調教の動きが良く、初勝利を掴んだジョッキーとのコンビで前進を図りたいと考えていたのですが、序盤から苦しい展開になってしまいました。
前へスムーズに行ければ違うのでしょうが、気持ちの部分で難しい面が出てしまいました。
鞍上から進言がありましたが、距離を短縮してはどうかということでした。
仮に今日のような内目の枠であっても控えて勝負どころから外へ出す競馬を覚えさせていけば違うでしょうし、試してみるのも一つの手でしょう。
今のクラスを勝つ力は十分にあるということでしたので、しっかり力を出せるように改めて取り組んでいければと思います。
今後は栗東トレセンへ戻し、放牧を挟んでから条件を再設定して次走へ向かうつもりです」
クラブコメント
スタートこそ決めてくれましたが、内枠に入ったこともあり、道中は後方からの競馬となりました。勝負どころから外へ出すと脚を使っているだけに、やはり気持ちの部分を如何にレースへ向けさせるかが重要になりそうです。
次回以降は条件を含めて再検討し、前進を図ることができればと思います。
今後についてはレース後の状態をしっかり確認してから判断していきます。
クロキリの一言
8月13日に札幌の1500でデビューし7着。
そこから4月下旬までに芝の中距離で3走、残念ながら8着内にも入れないレースが続きましたが、6月25日、函館遠征&ブリンカー装着にダート替わりで臨んだ1戦で見事な走りを披露、初勝利を挙げましたブルーペクトライト。
勝ち上がり後は今回で4走目でしたが、調教では良い動きを見せていてレースでも鞍上や馬具を変えたり遠征を試みたりと試行錯誤されつつも、これで4走連続の掲示板外と厳しいレースが続いています。
他馬が近くに来ると気にしてしまうとのことで、砂を被るのもあまり好きではない感じでしょうか、ある程度進んでから下がり始めて一時は最後方まで行ってしまうという展開。
14頭立ての6番という真ん中内寄りからのスタートは結構良い感じで、ここから先行していくか、または最初から控える形になっていればもっと良い結果になったかもしれないなぁと感じるレースでしたが、良いスタートを切ってスピードにもスムーズに乗ったように見えた分、かえって難しい形になってしまいましたかね。
あとは気持ち1つ…という印象ですが、その1つが高い壁になっています。
とは言え今回は(自主的に脚を溜めていたからと言うこともあるでしょうけど)、外に出て直線に入ってからの末脚は素晴らしいもので上り最速。
見せ場は1つ作れましたから、一歩ずつですよね。
ブルーペクトライトの健康と好走を願いつつ、次走も楽しみに待ちたいと思います!
とりあえずお疲れ様ブルーペクトライト!
※画像・コメントはキャロットクラブ様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。