キャロット入会3代目となる出資馬ハーレクイーンの21ことレドンホール、通算4走目となるレースを終えて最新の近況が更新されていました。
早速内容を見てみましょう。
レドンホール
3歳牝馬 未勝利
リアルスティール×ハーレクイーン
(ハーレクイーンの21)
ノーザンファーム産
関西)斉藤崇史厩舎
出資馬2頭目のリアルスティール産駒!
斉藤崇史厩舎預託馬への出資は初!
24/4/28 レース結果
28日の新潟競馬ではまずまずのスタートから5番の馬とともに先団を引っ張る形でレースを進める。
3コーナー付近から仕掛けていこうとするが、反応は今ひとつで、直線はズルズル後退してしまい12着。
石橋騎手コメント
「スタート後は無理に促すわけではありませんでしたし、リズム良く運ぶことができていたように思います。
瞬発力勝負になるのはどうかと思いましたが、雰囲気自体は悪くなかったので、この形であればと考えていました。
しかし、いざ勝負どころに差し掛かろうとした3コーナー付近から全くハミを取らなくなり、脚が前に出ず、フラフラしながら走る形になってしまいました。
心房細動を疑うくらいでしたので、それ以降は無理できませんでした。
申し訳ありません」
斉藤崇史調教師コメント
「初めは一気にペースが上がった時に対応できなかったのかと見ていたのですが、鞍上の話では心房細動を疑うほど反応がなかったということです。
レース後の聴診で“その心配はない”ということでしたが、残念ながらタイムオーバーという形になってしまいました。
今回は無理して前に付けたわけではありませんでしたし、1~2コーナーでペースが落ちた時も我慢して進めることができました。
少しずつレース振りは良くなってきていただけに期待したのですが、結果につなげることができず残念でなりません。
申し訳ありませんでした。
敗因はひとつではないでしょうが、勝負どころで同じく逃げていた馬が後方へ下がってしまったので、そのあたりが気持ちの部分で影響したのかもしれません。
この後はレース間隔を空ける必要がありますから、心身のリフレッシュをしっかり促してから改めて番組を検討していこうと思います」
クラブコメント
レース振りは使うごとに良くなってきており、今回は距離を延ばしてさらなる前進に期待したレースでしたが、勝負どころでは早々に手応えがなくなってしまいました。
幸い心房細動の所見はありませんでしたが、気持ちの部分は影響した可能性がありそうですから、心身のリフレッシュを図ってから次走へ向かいたいところです。
残念ながらタイムオーバーとなりましたので、今後は厩舎へ戻っての状態をチェックしてから放牧に出して仕切り直しを図る予定です。
クロキリの一言
この世代のキャロット唯一の出資馬となっていますハーレクイーン21ことレドンホール。
6月23日に北海道を出発すると、29日には早くもトレセン入厩し7月5日に早速ゲート試験を受けて無事合格しています。
放牧を挟んでデビューは10月7日、団野騎手を背に京都芝1600で新馬戦を走り11着。それから再び放牧を挟み12月16日に通算2走目となるレースを走り7着。
特に気性面に幼いところを見せ、「テンション的に煮詰まってきたから一回走らせておきましょう」という感じの出走が続き、1月20日の前走も放牧を挟みトレセン入厩からすぐ出走の所謂10日競馬でレースに向かうという状況でしたが、レドンホールなりの成長を見せてくれて初の掲示板となる4着で帰ってきてくれました。
1600、2000、2200と距離延長しながら11着、7着、4着と少しずつ着順を上げ、勝ち馬とのタイム差こそ3レースとも1±0.1秒とあまり変わりませんでしたがレース内容も着実に良くなってきている印象のなか迎えた4走目だったんですが…
残念な結果になってしまいましたね。
好スタートからスッと前に行き、序盤から中盤はレースを引っ張っていく展開に。
気持ちよく走っているように見えたことからなんとか粘りこんでくれないかなと思っていたのですが、コーナー曲がりながら後続に並ばれると、そこからは石橋騎手が心房細動を疑ったというほどの大ブレーキ。
勝ち馬ハイラントから5.9秒差。芝2000m以上の未勝利戦で5秒以上離されてしまったということで、タイムオーバーとなってしまいました。
上り調子で来ていると感じられていたところでの大敗。
正直ショッキングでしたね…
距離的な限界とか病気やケガかと思いましたがそうではないと言うことで、しかしメンタル面と言われると拗らせると普通の故障よりかえって厄介な印象があるので良いのか悪いのか何とも複雑な気持ちですが、とりあえずレドンホールが痛くて苦しんだとか命に直接かかわるようなものじゃなくてその点は良かったです。
1回目のタイムオーバーですのでペナルティーは1ヵ月。
この時期に出走停止は残念ですが、心身のリフレッシュをはかる時間をいただいたと言えますし、これまでのレドンホールのレース間隔は中9週と中4週でそもそも1ヵ月内に2走したことは無く「どっちにしてもレース間隔はそんなもん」だった可能性も。
休養期間での更なる成長と、復帰後の好走を信じるしかありませんね。
引き続き全力応援するのみです。
とりあえずお疲れ様レドンホール!
次走も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはキャロットクラブ様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。