どうも。読んだ本のことを書くコーナーを作ろうと思い手元の本の表紙を撮影して載せようとしたのですが、その前に気になって権利的に大丈夫なのかGoogle先生に確認してみたら「黙認状態になっているが訴えられたら負ける可能性が高い」と言うことがわかり踏みとどまったクロキリです。
個人が訴えられたケースは軽く調べた限りではこれまでないようですが、アマゾン等のリンクを貼る方が安全なようですね。
さて今回は競馬関連本の感想をアウトプット。
「社台系クラブの内幕を知ればこんなに馬券が獲れる!」です。
初版発行は2017年6月。
著者は野中香良&社台グループ研究会となっています。
発行はKKベストセラーズ。
タイトルは「馬券が獲れる!」となっていますが各一口クラブの特徴や吉田ファミリー、岡田一族のことに割かれている部分が多く、競馬関連の読み物といった感じ。
なので馬券に活かせる本を探しています、と言う方には私はオススメしませんね。
しかしこれから一口馬主をやってみようかなと考えている方や、新しくクラブを一つ増やそうかなという方には参考になる部分が多いと思います。
実際に私もDMMバヌーシーとシルクHCに入っている状態でもう一つ、社台系グループ以外のクラブを増やそうと考えている時期にたまたまこの本を手にとり、ノルマンディーさんやラフィアンさん、ロードさんを検討した末にワラウカド入会にいたりました。
2017年発行ということで新興クラブのDMMバヌーシーとニューワールドレーシングさんには触れられていない一方、著者も注目しているのかワラウカドについてはそこそこのページを使い好意的にとれる紹介をしています。
また、近年成績的にノーザン系クラブに遅れをとっている印象がある社台RHの逆襲の兆しについて書かれていたり、キャロットFの母馬優先制度は牧場側のいわゆる振り分けに対抗できる制度である為キャロットFの成績がノーザンの意向によって大きく左右されることはあまり無いのでは、といったことが考察されているなど、これらのクラブに既に入っている既存会員の方も楽しめる内容になっているのではないかなと思います。
価格的にも競馬関連本にしては安い部類ですし、空き時間に競馬関連のコラムを読んだり騎手の自伝を読むのが好きな私のような方は是非一度手に取ってみてください。
まとめ
・社台系クラブの内幕を知ればこんなに馬券が獲れる!
・著者 野中香良&社台グループ研究会
・初版 2017年6月
・発行 KKベストセラーズ
・頁数 220ページ
・定価 907円+税
・ジャンル 競馬関連本(一口馬主)
・クロキリのオススメ度★★★★☆
馬券目的の方よりは一口馬主の初級者~中級者向け