シルク出資4歳馬でキタサンブラックの初年度産駒インディゴブラック、通算10走目となるレースを終えて放牧に出ていますが、最新の近況が公開されていました。
早速確認してみましょう。
インディゴブラック
4歳牡馬
キタサンブラック×カーニバルダクス
(カーニバルダクスの19)
ノーザンファーム産
関西)奥村豊厩舎
キタサンブラック初年度産駒!
2021年度追加募集馬!
出資馬初の中央重賞出走馬!(2022年レパードS)
2023/02/24 更新情報
在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン15~17秒、トレッドミル
次走予定:未定
調教主任さんコメント
「その後も順調に進められていましたので、この中間から坂路でハロン15秒のペースで登坂しています。
馬の状態に合わせてじっくり立ち上げてきましたが、心身ともに良い意味で変わりありません。
今後も過度なペースアップは控えて今のペースで鍛えていきたいと思います。
馬体重は547kgです」
2023/03/03 更新情報
在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン15~17秒、トレッドミル
次走予定:未定
調教主任さんコメント
「この中間も同様のメニューで乗り込みを継続しています。
馬体に大きな変化は見られないものの、調教には前向きに取り組むことが出来ています。
本格化するのはもう少し先になると思いますが、新馬戦時と比較しても良くなっているのは確かですから、馬の成長に合わせて良化を促していきたいですね。
馬体重は551kgです」
クロキリの一言
年明け7日に通算10走目として中京、長良川特別に出走しましたインディゴブラック。
近走は3戦連続で芝中距離に挑戦し厳しい戦いが続いていますが、次走はダートに戻す方針も示唆されつつ放牧に出ています。
放牧期間も約2ヵ月となり、ちょっと間隔が空いてきたなぁと思い始めてきましたが、近況を見てみると無理しすぎないペースでの調教を続けているようで、次走はまだそんなに近いわけではなさそうですね。
語られている内容にそれほど変化がないなか、大きく変わっているのはその馬体重。
最新更新時で551㎏!
これまでのインディゴブラックの最大体重は3歳10月の出走時で514㎏ですから、これから移動等で減る分があると考えても、充分激増と言える数字です。
が、調教主任さんによると「馬体に大きな変化は見られない」とのこと。
バランス良く育っているということなんでしょうか?
ハロン15ペースも絡めていますから緩み切ってこうなっていると言うわけでは無いと思うのですが、成長分なら何かしら動きにポジティブな影響が出ていても良さそうなものですし…謎ですね。
2勝クラスにいる4歳馬が2歳秋の新馬戦の頃と比較されているのもどうなんだと言う感じもしますが、そのくらいの成長具合だけど2勝クラスまでこれた、と解釈すれば、「更に期待できるかもしれませんよ、気長に待ってみましょう」という感じなのでしょうか。
キタサンブラック産駒で、これだけ大柄な牡馬ですから、確かに晩成傾向でも全く不思議では無いんですよね。
未完の大器のまま終わってしまってはいかんので、どこかで早めにある程度は結果も出しておかねばならないわけですが…
素質が開花してくれる日が来ると信じて、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。