シルクのこの世代唯一の出資馬オリエンタルダンス20ことカンフーダンス、球節等の炎症での療養期間明けから苦戦が続いていますが、最新の近況が更新されていました。
早速確認してみましょう。
カンフーダンス
4歳 牝馬 1勝クラス
シャンハイボビー×オリエンタルダンス
(オリエンタルダンスの2020)
白老ファーム産
関西)平田修厩舎
この世代の私のシルク抽優馬!
レジェンド武豊騎手が乗ってくださった初の出資馬!
2024.01.24 更新情報
在厩場所
栗東トレセン
平田修調教師コメント
「24日に坂路コースで追い切りを行っています。
先週に引き続いて、レースに騎乗予定の貴志(藤懸貴志騎手)を背に、全体が54.6秒で、ラスト1ハロン12.0秒のタイムをマークしています。
ジョッキーは
『レース当該週と言うことに加えて、先週の追い切りではしっかり動くことが出来ていましたので、今回は終いだけ動かしました。
残り150mを過ぎたあたりで軽く促していくと、スッと加速して抜群の動きを見せてくれました。
追い切りの動きだけ見れば、このクラスにいるような馬ではないですし、後はレース当日のテンション次第ですね。
先週末にゲート練習をした際は、何とか辛抱していましたが、一度テンションが高くなると収まりがつかない感じでしたので、その辺りは注意しておきます』
とのことでした。
ここ最近は入れ込みを考慮して、返し馬は行わずにゲート裏まで歩かせていますが、ジョッキーから、
『前捌きが硬い馬ですし、レースまでにしっかり体を解しておかないとスッと動き切れない部分がありますので、テンションが高くても返し馬を行う方が良いと思います』
と進言がありましたので、レース当日はジョッキーの判断に委ねるつもりです。
ここ最近の中でも良い状態でレースに向かうことが出来そうですし、この条件で良い走りを見せて欲しいところです」
クロキリの一言
9月25日にデビューし、ダート1200mを3走逃げて4着、2着、2着。
ダート1000mに距離短縮して2走目、通算5走目となった2月18日のレースで今村騎手とのコンビで見事待望の初勝利を挙げましたカンフーダンスでしたが、初めて芝に挑戦してみることが発表されていた通算6走目目前に左前に張りが出て、繋靭帯を痛めてしまった可能性があるということで急遽放牧へ。
幸い最悪のパターンではありませんでしたが、球節部に炎症があるとの診断で療養期間に入りました。
復帰戦は小倉開催最終週となった9月2日、昇級初戦で6か月半ぶりのレース、さらに初めての芝という状況でタイムオーバーの完敗。
1ヶ月の出走制限期間から更に1ヵ月調整して迎えた11月4日に昇級後初のダート戦に挑みましたが、何とかタイムオーバーは避けたもののスタート後スピードに乗っていくところと道中の追走で苦戦。
残念ながら11着と故障から2走連続で大きめの負けが続いています。
じっくりと立て直しをはかり約2ヶ月ぶりのレースに向かおうとしていますが、今週も調教での動きは良いものがあったようです。
先週もそうでしたし、苦戦が続いている復帰後のレース前も調教では結構良いコメントが出続けているんですよねぇ。
平田先生への預託馬に出資するのは2頭目で、基本的に割とポジティブなコメントを出される先生だと思っているのですが、藤懸騎手も「追い切りの動きだけ見ればこのクラスにいるような馬ではない」と言ってくださっていますし、調教での動きが悪くないというのは確かなんでしょう。
入れ込みを心配して控えていた返し馬を藤懸騎手の進言で今回はやってみる予定だったり、年明けから今週までの期間に4回も追い切りに乗ってくださったりと今回は藤懸騎手もチーム・カンフーダンスと言った感じで一緒にカンフーダンスを仕上げてきてくださった印象が強くあります。
そんな藤懸騎手がレースでのカンフーダンスを経験して、どのような感想を持たれるのか気になるところですね。
調教とはやはり違うのか、違うとしたら何が原因だと考えられるのか。
勿論調教での動きがレースでも再現されて、見事先頭で帰ってきてくれたらそれが一番ですが、もしそうならなかったとしても何かしら収穫があって次に繋がるレースになってくれると良いですよね。
人馬の無事と健闘を祈りつつ、週末のレースを楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。