シルクのこの世代唯一の出資馬オリエンタルダンス20ことカンフーダンス、球節等の炎症での療養期間明けから苦戦が続いていますが、復帰後4走目のレースを終えて最新の近況が更新されていました。
早速確認してみましょう。
カンフーダンス
4歳 牝馬 中央1勝
シャンハイボビー×オリエンタルダンス
(オリエンタルダンスの2020)
白老ファーム産
関西)平田修厩舎
この世代の私のシルク抽優馬!
レジェンド武豊騎手が乗ってくださった初の出資馬!
2024.02.21 更新情報
在厩場所
栗東トレセン
平田修調教師コメント
「小倉競馬場までの輸送は何度もこなしている馬ですので、前走と変わらないデキで臨むことが出来ました。
返し馬も問題なく終えられましたし、良い形でレースへ向かえましたから、スタートはポンと出てくれましたね。
ただ、内からハナを主張してくる馬が多く、結果的に外目の3,4番手を追走する厳しい展開となってしまい、最後は余力がありませんでした。
先手を取ることが出来ればもっと良いパフォーマンスを見せてくれるはずなので、改めてですね。
レース後は右前の歩様が気になったため詳しく調べたところ、蹄球の内側に炎症が確認されました。
幸いレントゲン検査で骨に異常は無かったものの、少し楽をさせてあげたいと思います。
もう少しこちらで様子を見させていただいてから、ノーザンファームしがらきへ放牧に出すつもりで考えています」
2024.02.29 更新情報
在厩場所
栗東トレセン
平田修調教師コメント
「レントゲン検査を行った際に右前蹄球内側の傷口に砂が入っていることが確認されましたので、先週末にそれを取り出す治療を獣医師にお願いしました。
すると、右前の腫れ自体は引いたものの、数日経っても幾らか歩様に出していたため、28日にも獣医師に同じ治療をしてもらいました。
獣医師からは
『米粒の半分くらいの大きさではあるものの、恐らくこの異物が悪さをしていたのでしょうし、それを取ることができましたから、今後は改善されると思います』
との事でした。
もう暫く動かすのは避けた方が良いようですので、ある程度患部の状態が治ったタイミングでノーザンファームしがらきへ放牧に出させていただきます」
2024.03.06 更新情報
在厩場所
栗東トレセン
平田修調教師コメント
「順調に回復するようなら、近い内に放牧へ出せると考えていたものの、今週初めに傷口の影響から熱発してしまいました。
一時は40度近くまで体温が上がってしまったものの、治療を行ってもらった後はすぐ症状が落ち着いてくれて、翌日には平熱まで下がってくれました。
右前脚も膝下まで腫れてしまいましたが、今では徐々に落ち着いてきましたし、順調に回復へ向かっています。
今後も細心の注意を払いながら獣医師の指示のもと、経過観察をしていきたいと思います」
2024.03.13 更新情報
在厩場所
栗東トレセン
平田修調教師コメント
「この中間も熱が上がることなく体調面は安定していますが、右前蹄球部分に関してはまだ排膿の処置を行っている段階です。
もう痛みの原因となったものは取れていることで歩様も良化傾向ではあるものの、獣医師からは
『まだ動かすところまでは回復していないですし、もう少し様子を見た方が良い』
と言われていますので、移動させることが出来るのは早くても来週になるでしょう。
ご心配をおかけして申し訳ございませんが、今後もしっかりと治療を行って早期回復を促していきます」
2024.03.20 更新情報
在厩場所
19日(火)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。
平田修調教師コメント
「この中間も厩舎内で安静にしていましたが、その後も体調の変化はなく、脚元の状態も落ち着いていましたので、獣医師の許可が下りたことから、19日にノーザンファームしがらきへ戻させていただきました。
舎飼で動かすことが出来なかったので、馬体はかなり緩んでしまいましたが、骨や筋を痛めたわけではないので、蹄が伸びれば動かしていくことが出来ると思います」
クロキリの一言
9月25日にデビューし、ダート1200mを3走逃げて4着、2着、2着。
ダート1000mに距離短縮して2走目、通算5走目となった2月18日のレースで今村騎手とのコンビで見事待望の初勝利を挙げたカンフーダンスでしたが、初めて芝に挑戦してみることが発表されていた通算6走目目前に左前に張りが出て、球節部に炎症があるとの診断で療養期間に入りました。
9月2日に迎えた復帰戦で改めて芝のレースに挑戦しましたがタイムオーバーの完敗。
その後ダートに戻して3走するも、3走連続9着以下と苦戦が続いています。
スタートは良くて、自分の形に持ち込めれば…という感じではあるのですが、そう簡単にはいきませんね。
あまり良い状況ではないなか、今度は2月18日のレース後に蹄にトラブルが発生。
幸いにも骨折等重大な問題では無かったものの、思ったよりも回復に時間がかかってしまい、レース後約1ヵ月経ってようやく放牧へ出ることができました。
ここから調整し直しと考えると、次走は5月の連休前後とかそれ以降でしょうか。
前走から見ると2ヵ月以上空く形になりそうですが、1勝クラスに上がってから4走連続着外、そのうち3走で二桁着順と、故障の影響もあるでしょうけど思い切り1勝クラスの壁にぶつかっていますからね。
1から立て直すくらいでむしろ良いのかもしれません。
まずは蹄が伸びるの待ちですね。
カンフーダンスの復活を信じて、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。