シルク出資2歳馬でシュヴァルグランの初年度産駒エルビッシュの21、最新の近況が公開されていました。
早速確認してみましょう。
エルビッシュの21

2歳牡馬
シュヴァルグラン×エルビッシュ
(エルビッシュの21)
ノーザンファーム産
関西)西村真幸厩舎
シュヴァルグラン初年度産駒!
2021年産産駒追加募集馬!
この世代のシルク唯一の出資馬!
シルク追加募集当選は2頭目!
馬名決定!
【競走馬名】ベリーク
【欧字表記】Belleek
【意味由来】アイルランドの町名。母名より連想
在厩場所
ノーザンファーム空港
2023/05/15 担当者さんコメント
「この中間は坂路コースにてハロン14秒ペースで乗っているものの、もう少し走りがまとまってくると良いですね。
早期の移動を考えていたのですが、この動きであればもう少しこちらで乗り込んで送り出すことも検討した方が良さそうです。
ただ、相変わらず芝向きの素軽いフットワークをしていますし、乗り手の感触も悪くはありませんから、引き続き乗り込みを行っていき、課題の修正に取り組んでいければと思います。
あとは左肩に少し疲れが溜まりやすくなっているので、そこは気を付けて進めていきたいと思います」
馬体重459kg
2023/06/01 担当者さんコメント
「この中間も坂路コース主体での乗り込みを進めており、週3回15-15ペースから、終いハロン14秒まで脚を伸ばすようにしています。
速いところに行くとフォームがバラバラになって走りに歪みが見られたものの、ここに来てバランス良く走ることが出来るようになってきましたよ。
前回より体重は減らしていますが、中身がしっかりとしてきたのと同時に、飼い葉を良く食べて体を大きく見せるようになってきました。
当初は前進気勢が強くてガムシャラに走る部分があったので、マイル辺りが良いのかなと見ていたものの、ここ最近はゆとりのある走りが出来ていることから、中距離でも対応してくれそうな気がします。
この調子で進めていくことが出来れば、今月中の移動も視野に入ってくると思うので、このまま何事もないように調整していきたいですね」
馬体重448kg
クロキリの一言
一次募集に2頭申し込み玉砕、キャンセル募集でも出資叶わず、入会から6世代目にして初の出資馬ゼロ頭の危機に瀕していましたシルク。
追加募集で1頭入魂作戦に挑み、インディゴブラック以来2頭目の追加募集当選となって、出資がかなうことになったのがこのエルビッシュ21でしたが、競走馬名がベリークに決まりました!
シンプルで呼びやすい名前、良いですねーこういうの!
早速ですが結構気に入っています。
命名者のかたおめでとうございます!!
さてそのベリーク、調教の方は若駒らしい幼さ・未熟さをガンガン見せつつも、着実に成長をみせて一つ一つ課題をクリアしていっている様子。
6月1日の最新更新では今月中の移動も視野に入ってきているとのことで、それが実現すれば外厩で環境に慣れつつゲート練習を積んで7月から8月上旬頃にゲート試験、ゲート合格後1ヵ月前後のリフレッシュとトレーニング期間を置いて夏競馬の終わり頃から秋競馬前半でデビュー、という感じがスムーズにいったパターンという感じでしょうか。
勿論ゲート試験後そのままデビューという可能性もあるでしょうけど、少なくとも私のシルク・キャロット出資馬ではそれは稀なケースなので「もしそうなったらラッキー!」くらいの感覚で。
夏にゲート試験に2回落ちて、3回目に合格したもののまだ精神面での成長が必要と判断されて放牧、年末デビューになった出資馬や、6月にゲート合格を果たした直後の放牧で骨折し、3歳までデビューがずれ込んでしまった出資馬もいますので、とにかくまずは大きなアクシデントなく無事に、スムーズに…というところを願いながら、ベリークの成長を見守っていきたいと思っています。
未勝利戦にはタイムリミットがありますから、少しでも早くデビューできそうならそれに越したことはないという考えは変わりませんけどね。
それもまた怪我等なく元気でやっていれば、業界トップクラスの環境と言えるノーザンファームにいるんですから結果は付いてきてくれるのではないかと考えています。
というか、是非そうなってほしいですね(笑)
ベリークの無事と健康を祈りながら、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。