一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

会員が語るワラウカド-会費・ランニングコスト・近況更新など-

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2021年05月更新。

どうも、30歳を超えた辺りからだんだん寒がりになってきている気がします、クロキリです。

現在私は4つの一口馬主クラブに入会していますが、今回はその中の1つ「ワラウカド/フクキタル」について書いてみようと思います。

 

 

 

ワラウカドとは

パカパカファーム牧場長・ダーレージャパンファーム代表をつとめるハリー・スウィーニー氏が設立した比較的新しい部類になる一口クラブ。

2020年度の1歳馬が第5世代になります。

出走表で名前を探す際はクラブ法人の「フクキタル」です。

 

募集の特徴

2021年現在まで全ての募集馬がパカパカファームの生産馬になっている牧場型クラブです。

スウィーニー氏がダーレージャパンファームの代表も務めていることから、将来的にダーレージャパンファームの馬が募集されることもあるのでは!?と期待されていたりもします。

500口での募集をしており、一括払いの早期申込み割引というものが多くのクラブにありますがワラウカドのそれは既存会員で最大25%(一括払い&合計6口以上出資の場合。割引17%+ポイント付与8%)、新規会員でも最大20%(一括払い&合計6口以上出資の場合。割引12%+ポイント付与8%)という大きな割引率になっていて私の知る限りでは最も大きい割引です。

 繁殖牝馬の質が抜群

大きな特徴としてスウィーニー氏の拘りで現役時代に競走馬として活躍していた牝馬が母になっている募集馬が多いという点があります。

重賞を勝っている母の仔も珍しくなく、2018年産世代の募集馬の母は全て海外で2勝以上という優秀な成績を残しています。

預託厩舎、鞍上も豪華

私の出資馬2頭の預託厩舎がそれぞれ国枝厩舎、藤沢和雄厩舎。
他の所属馬も昆貢厩舎、藤原英昭厩舎、若手で注目の寺島良厩舎と有名厩舎がズラリ。

デビュー後の鞍上もルメール騎手やマーフィー騎手等かなり豪華で、スウィーニー氏の人脈の広さ、存在感の大きさが感じられます。

 

パカパカファームとは

スウィーニー氏が新冠町に創設した生産牧場。

2001年創設と生産牧場としては新参の部類ながらNHKマイルカップのピンクカメオ、日本ダービーのディープブリランテと早くもG1馬を輩出しています。

 

入会金・月会費・月々の経費

入会金は11000で、DMMバヌーシーのような無料のクラブを除けば最も安い額です。

2018年は秋に入会金無料キャンペーンがあり、私もそのタイミングで入会しました。

月会費2200円
も、3000円台のクラブが多いので安い部類に入り、私が入会を決めた理由の一つになります。
☆2019年も9月11日から10月31日まで入会金無料キャンペーンがありました!
2020年は9月14日から11月2日まで入会金無料です!2021年も4月19日から5月10日まで、追加募集のアップワードスパイラル19で入会した方の入会金無料!


馬一頭にかかる月々の管理費は定額で一口1400円

シルクなど実費請求のクラブと比べるとやや高めに感じますが、金額が固定というのは計算がしやすくて便利だったりもします。

また、多すぎれば引退時に払い戻しも予定しているようです。

まだ新しいクラブですので少しずつ調整していくのでしょうね。

※2019年、通常1月から始まる2歳馬の管理費支払いが「前年までの実績からみての判断」で2月からになりました。
このように今後も微調整していくのだと思われます。 
最終的には実費請求に切り替えていく方針だそう。

紙の郵送物はほぼ無し

会費が少し安い分でしょうか、紙の請求書や会報はありません。
カタログも紙のものは無し(有料オプション)
出資もホームページ上で完結します。

この点はデメリットと捉える方もいるかと思います。

年度末の確定申告で使う書類もダウンロードする形でした。

届く郵便物としては、出資馬勝利時の写真と年末のクリスマスカードがあります。
今後会員が増えてくるとどうなるかわかりませんが、流石ヨーロッパの方がクラブを立ち上げただけあるなという感じですよね!


出資馬の近況更新ペース

近況更新頻度はデビュー世代以降で週1回ペースと他のクラブさんと変わりありません。

大きく違うのは1歳冬からの新出資馬の近況更新もほぼ毎週となっている点で、これは2歳4月まで月1回、4月以降月2回更新のシルク等と比べると高い頻度です。


内容は年が明けて少しするまでは複数頭一括の内容だったりして特に最初のうちはかなりあっさりめで毎年賛否両論の声が出ますが、こまめに更新があるとやはり嬉しいですよね。

 

問い合わせ対応

入会前にネットを見ていると「問い合わせへの返信が遅い」などの書き込みが散見されたのですが、実際に入って手続きのこと等でやり取りをしてみると少なくとも私の場合はそのようなことは全くなく、迅速かつとても丁寧に対応していただいております。

発足当初で体制が整いきらない頃にいろいろあったりしたんですかね?

私はクラブ第3世代から出資しています。 

入会時にはこんなことも

私の体験として、入会時提出する書類に記入する口座番号を間違えてしまうということがありました。

担当様とメールでのやり取りになったのですが、正しい口座番号をお伝えすると名前や口座番号入力済みで後はダウンロードして押印し送付するだけの状態にしたPDFファイルをその日のうちに作成していただけるという有難い対応をしていただきました。

担当者様、あの時は本当にありがとうございました!


クラブ所属馬の成績

 

どれだけ面白そうなクラブでも、活躍馬が全く出ていなかったり勝ち上がり率が低いとなかなか入会まではいたりませんよね。

ワラウカドのこれまでの最高賞金獲得馬は現役5歳馬ルヴォルグです(2021/05現在)

10戦3勝、G2セントライト記念4着等の成績は勿論、移動の度に悪天候になったりパドックで毎回立ち上がる、これまでの8戦全てが7枠か8枠になってる等ネタに事欠かない馬で、出資の有無にかかわらず多くの会員から愛されています。

2020年9月には当時3歳のゼノヴァースがディープインパクト産駒ながら札幌ダート1700mを1:44.3の大差勝ち、驚きの形で2勝目を挙げました。

ワラウカドの2017年産世代は6頭という少数精鋭ではありますが勝ち上がり率50%を達成。
これまでの募集全世代でデビュー率100%という数字も記録しており、成績面でもこれからに充分期待できるクラブと言えると思います

まとめ

ワラウカドについて書いてみました。

私個人としてもまだ出資馬が少なく、加えてクラブとしてもまだ実績が浅く評価のしづらいクラブではあるのですが、月会費が2200円と安い部類だったりして、例えば掛け持ちで社台グループ以外のクラブを考えているという方などには未知の部分も含めて面白いクラブなのではないかなと思います。

実際私もシルクに入会している状態だったので「もう1つ増やすなら社台・ノーザン以外から」という方針から絞っていってここに入会を決めています。 

是非クラブとして大成功をおさめていただいて「会員番号4桁の古株です」なんてドヤ顔で書き込みたくなっちゃうようなクラブになってくれたら最高ですね。


一口クラブをお探しの皆様、この若いクラブで一緒に愛馬応援を楽しんでみませんか?
ホームページはこちら!

https://www.waraukado.club/

※画像・情報はワラウカド様ホームページより。許可をいただき掲載しております。