一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

【一口馬主】クラブの感想と出資の振り返り2023-ワラウカド-

2017年に一口馬主を始めて早6年。
世代で言うと2015年産駒からだったので今年の2022年産産駒で8世代目の出資となりました。

別に節目の年でもなんでも無いのですが、なんとなく思い立ったのでこれまで入ったクラブの居心地?感想と、今後の出資予定なんかを書いてみたいと思います。

第3回はワラウカドです。

ワラウカド

ダーレージャパンファーム代表をつとめるハリー・スウィーニー氏が設立した比較的新しい部類になる一口クラブ。

2021年産産駒が7世代目の募集馬になります。

私の周りでは愛馬会法人名の「ワラウカド」と呼ぶ人ばかりですが、出走表で名前を探す際はクラブ法人名の「フクキタル」です。

他と比べて会員数が多いクラブでは無いと思うのですが、X(Twitter)ではアクティブな会員さんが多くいる印象で、やりとりも活発ですしオフ会なんかも各所で行われているようです。

2023年11月時点で最も賞金を稼いだ所属馬はディープインパクト産駒ゼノヴァース。
この仔を含め、2015年産から2019年産まで毎年1頭ずつ、計5頭募集されたディープインパクト産駒は勝ち上がり率100%で、成績的に苦戦も多かったクラブの立ち上げ初期において毎年顔的な存在になっていました。

会報やカタログ・請求書等のペーパーレス化が進んでいることと、パカパカファームの飼料「パカパカミックス」の力もあってか募集馬の多くが1歳時点で400㎏台後半から500㎏と大柄なこと、ハリー代表の人脈もあってか預託厩舎が結構豪華なこと辺りもクラブの特徴と言えるでしょう。

入会のきっかけ

2017年にDMMで一口馬主デビュー、2018年にシルクに入会した私。

社台グループ系のクラブに1つ入ったところで、それ以外の小口(中口?)クラブにも興味を持ち始めました。

最初の1つから1度クラブを増やしてしまうと、2つも3つも一緒かなとなってしまう。
共感していただける方も多いのではないでしょうか。

この頃はTwitterも一口馬主DBもやってなかったので、具体的にどこでワラウカドを見つけたのかはっきりとは覚えていないのですが、発足直後のワラウカドって新興クラブということもあってか事務系のトラブル等がちょいちょいあったようで度々話題になっていたので、ネットケイバさんの掲示板や当時やってたアメブロでそういうのを見て名前を覚えたのかもしれません。

多少のごたごたは新しいクラブなのでまぁそういうものだろう、成績もまだ今ひとつだけどこれからに期待できるだろうと考えて個人的にはあまり気になりませんでした。

ワラウカド、フクキタル、パカパカファームというネーミングの面白さや、日本で牧場作ったり馬主資格を取ったりしている海外の獣医さんという経歴からこのハリーさんという代表はきっと面白いかただろうと思ったこと、会費が2200円*1とやや安めで、入会金無料キャンペーン中でもあったこと、新興クラブの成長や発展を一緒に楽しめるかもしれないなと思ったことなどが決め手となって、2018年10月、ゴールドシップ初年度産駒ナンナに出資して入会となりました。

ワラウカドでの出資歴

ご存知の方も多いかと思われますが、私は一口馬主を始めてから中央では4年間未勝利。
中央初勝利まで90連敗というなかなかの連敗を経験しています。

ワラウカドでも最初の3世代は計4頭に出資しましたが、この3世代の出資馬は残念ながら中央では未勝利に終わっています。

しかしクラブが早い段階で地方の免許を取得し、ワラウカドで2世代目の出資馬だったモーリス初年度産駒ヴァルガスは道営で2勝を挙げてくれました。

レベルが高いと言われる道営で2戦2勝でしたから中央復帰後は活躍できるんじゃないかと期待したんですけどね…
道営での好走は相性が良かったということだったのか、JRAの1勝クラスはやはり甘くなく、中央復帰後5走してくれましたが残念ながら掲示板にも載れませんでした。

ワラウカドでの出資馬中央初勝利は出資4世代目、2020年産のハービンジャー産駒ポーレットが挙げてくれています。

2023年11月現在で通算7走して掲示板率100%を継続中。
まだ3歳で、これからの活躍も楽しみな1頭です。

2021年産世代はSaxon Warrior産駒サクソフィーナに出資していて、こちらも新馬戦3着。
現役出資馬はこの2頭ですがどちらも安定した結果を残してくれているので、今後にも期待ですね。

これからの出資予定

1世代に1頭までを目途に出資してきていますが、21年産駒の出資時は「前の世代の出資馬が結果を残すまでは出資は控える」という自分ルールを作って一次募集を見送り、ポーレットが勝ち上がってから申し込みました。

2022年産駒募集も一次募集参加は見送って様子見しているところです。

クラブを辞めたいとかそういうことは全く無いのですが、いま入っている全クラブ合計で1世代6頭前後いっていた出資頭数をちょっと減らしていっているところ。
半分くらいでも良いんじゃないかなと思っているので、その一環と言う感じですね。

この頭数であまりにも寂しいとかあればまた増やすかもしれませんが、出資馬の勝ち上がり率も有難いことに上がってきているので、少なくともこれくらいの勝率を維持できている間はこの頭数でもしっかり楽しめるんじゃないかなと予想しています。

現状ある程度様子見ができるクラブだからこそできる付き合い方ですね。

*1:税率10%計算。当時いくらでしたかね…8%?