一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

ワラウカド出資3歳馬、ポーレット最新情報(2023/12/22)

私のワラウカド(フクキタル)2020年産世代唯一の出資馬ポウリナズラヴの20ことポーレット、昇級3戦目、通算9戦目のレースを無事に終えて最新の近況が更新されています。

早速確認してみましょう。

ポーレット

撮影・提供:櫂さん。許可をいただき掲載しております。櫂さんありがとうございます!!

3歳 牝馬 中央1勝
ハービンジャー×ポウリナズラヴ
(ポウリナズラヴの2020)
パカパカファーム産
関西)吉岡辰弥厩舎

私のハービンジャー産駒への出資はこの仔で4世代連続!
ワラウカド出資馬中央初勝利を挙げた仔!

2023.12.13 吉岡調教師コメント

レース後大きな問題はありませんでした。

明日グリーンウッドに移動させて一息入れたいと思います。

次走条件などは現時点ではまだ決定していませんが、おおまかな目標としては小倉での競馬を目標に進めて行きたいと思います。

騎手からは、父はハービンジャーではあるもののダートの可能性もあるのではとのコメントもありましたので、クラブオーナーと相談しながら次走条件などは決めて行きたいと思います。

2023.12.15 グリーンウッド担当者さんコメント

昨日到着しております。

レースと移動がありましたので、まだ疲れが抜けきっていないのか、いつもほど飼い葉を食べられておりません。

まずは心身のリフレッシュをさせてから乗り出して行く予定です。

2023.12.22 グリーンウッド担当者さんコメント

馬体重459kg。
跨った感じでは今までで一番背腰の硬さを感じる状態でしたので、ショックウェーブでのケアを行いました。

その後、幾分柔らかみが出てきていますが、疲労感が抜けきっている状態はありません。

現在は馬場で2500mをゆっくりとしたペースで乗っておりますが、もう少し進めたところでショックウェーブでのケアをさせて頂く予定です。

飼い葉は完食しておりますが、ペースがまだゆっくりですので、まずは疲れを癒すことを優先して進めて行きたいと思います。

クロキリの感想

2歳の6月上旬に本州入りし、順調に来ていましたが7月上旬に血腫で切開治療。

少し治療期間を置いて12月11日に阪神でデビューすると、そこから3歳4月までに4走し掲示板率100%の惜しいレースを連発。
ハービンジャー産駒得意の北海道開催に挑んで2走目となった6月24日、函館芝2000mで好調佐々木騎手と共に待望の勝ち上がりを決めました。

初勝利後はファンタストクラブさんでの放牧を挟み8月20日、札幌芝2000・佐々木騎手継続騎乗で昇級初戦に挑み、変わらぬスタートの良さと先行力・粘り強さを見せて、3連単の配当なんと1773万円、札幌競馬史上最高額・JRA史上でも10位という超高額配当レースの3着馬として名を刻んでいます。

そこからは休養に入り、11/19に福島芝2000m(牝馬限定)で復帰戦を走りましたが、スタート後ちょっと横にヨレてお隣さんに若干ご迷惑をおかけしたり頭を横に振る様子が見られたりと久しぶりの影響があるのかなぁという走りを見せ、最後もグッと伸びていくことは出来ず、通算8戦目にして初めて掲示板を逃す6着。

更に中2週で中京芝2000に向かい積極的なレースを見せますが、今度は展開が向かず9着に終わりました。

流石に今回はレースの反動が大きかったようで、近況報告も疲労が濃く残っている様子を伝える内容が続いていますね…

飼い葉は完食できているということでそこに関しては一安心ですが、早く元気になってほしいです。


次走以降、ダートの活躍馬が少ないハービンジャー産駒であることは承知の上で、ダートへの適性を探ってみても良いかもしれない、という意見も出ているようですが…うーん…

私はハービンジャー産駒が好きなので何頭か出資を経験していて、そのなかには中央の未勝利戦や地方競馬でダートにチャレンジした仔もいましたが、良い結果を残せた仔は今までいないんですよね。

勿論ハービンジャー産駒全体で見ればダートで勝つ仔が全くいないわけではありませんし、適性は馬それぞれですから、この仔にダートが合う可能性が絶対無いとは言い切れないんでしょうけども…個人的な気持ち・感想としては正直大賛成とは言い難いです。

しかしジョッキーのかたや調教師の先生が「合うかも」とお考えであるなら、現場のプロである方々にそう思わせる何かがポーレットにはあるのかもしれませんし、ニシノデイジーのように障害で活躍するハービンジャー産駒が出てくるなんて私は思っていませんでしたから、ダートで花開くハービンジャー産駒が今後出てくる可能性もあるのかもしれません。

大きな舞台とかそこまでは期待しすぎとしても、「ダートのハービンジャー産駒と言えばポーレット」と言われるような才能をもしかしたら秘めているかもしれないと考えれば、せっかくひとつ勝ち上がっていて未勝利戦のタイムリミットを気にする必要もない状態ですから、これは試してみるなら早いうちの方が良いとも言えるのかもしれませんよね。

他の出資馬を見ていると、ダートの1勝クラスや2勝クラスって出走希望馬が多くて除外も多いので、仮にダートもこなせることがわかったとしても芝の中距離と比べるとむしろ出走機会は得にくくなってしまうのでは?と思ったりもするところではありますが、どちらにしてもまずはしっかり食べて、休んで、元気になってもらってから、それからの話ですね。

ポーレットの健康と早期回復を願いつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!


※出資馬画像は櫂さん、情報はクラブホームページ(https://www.waraukado.club/)より。
許可をいただき掲載しています。