一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

YGG出資6歳馬シエルブルー、再度園田へ!

YGG出資5歳馬でキンシャサノキセキ産駒のシエルブルー、地方9戦目を終えて中央へ再挑戦となったタイミングで故障が発見されるなどし療養期間に入っていましたが、最新の近況が更新されています。

早速更新内容を確認してみましょう。





シエルブルー

シエルブルー。2024年2月、クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

6歳 牡馬 地方5勝
キンシャサノキセキ×ブルーインザスカイ
(ブルーインザスカイの18)
関西)渡辺薫彦厩舎→園田)保利良平厩舎→関東)西田雄一郎厩舎→関東)新開幸一厩舎→園田)保利良平厩舎
エムエム・ヤマダファーム生産

キンシャサ産駒へは2頭目の出資!
園田で4連勝を達成!

2024/3/13 更新情報

美浦トレセン近郊のケイワンステーブルにて放牧中です。

新開調教師コメント

「状態的には大きく変わっていないんですが、休養も長くなってしまっていますし、戻して中で進めて行ってみようと思います。

明日の検疫で帰厩します」

牧場担当者さんコメント

「明日入厩になりました。

トモの方は相変わらずですので、あとは厩舎の方でお任せするかたちになります」

2024/3/14 更新情報

14日に美浦・新開厩舎に帰厩しました。

2024/3/20 更新情報

美浦・新開厩舎にて調整中です。

本馬の今後につきまして、現在の馬体状況を踏まえ、ここで中央競馬登録を抹消して地方競馬に移籍することとなりました。
預託先は園田・保利良平厩舎に決定しております。

近日中に中央競馬の競走馬登録を抹消し放牧に出て、準備が整い次第、保利厩舎に入厩となる予定です。

新開調教師コメント

「ちょっとトモが厳しいですね。
トモが悪いので、そこから前脚も出ない感じです。

今回は悪くなるのが早かったです。

昨日は跨ったら悪かったので乗るのを止めました。

常歩だとそこまででは無いですが、ダクを踏むと歩様に出る感じです。

すみませんでした」

2024/3/21 更新情報

21日に中央競馬の競走馬登録を抹消し、茨城県のケイワンステーブルに放牧に出ました。

保利調教師コメント

「移籍後、出走がないのでずっと気にはしていたんですが、やっぱりトモの状態が難しいのでなかなか順調には行かないですよね。

馬房の都合がつくまで牧場で調整してもらって、問題がなさそうであれば4月1週目の開催で競馬に使う馬との入れ替えで入厩させたいと思います」

クロキリの一言

2023年1月4日に地方9戦目に挑み見事5勝目を挙げ、収得賞金的にJRAの2勝クラスでは無く1勝クラスに振り分けられるギリギリのタイミングで中央再登録が発表されましたシエルブルー。

そこでまたトモや肩に硬さが出たり、背腰に疲れが見えたりと不調が出てきてしまいトレセン入厩のタイミングを逃し続け残念ながら1度も入厩しないまま5月に西田厩舎から転厩。

新天地の新開厩舎でも早速入厩してゲート試験には無事合格したものの、直後に右前のシンカン部に少し骨が剥がれかかっているような影が見つかってしまい、3ヵ月の見舞金対象となり療養期間に入りました。

回復後も主に右トモが少し良くなったり、また悪くなったりを繰り返していましたが、今回ついに地方への再転出が決定しています。

約1年2ヵ月、結局1走もレースで走ることは出来ませんでしたね…

再びお世話になることになった保利先生は、問題なければ4月1週の開催で使う予定とのこと。

これレースが見られるのは嬉しいですけど、ここで出走できてしまうようなら中央でレースに出られない状態とされていた1年はなんだったんだ?という気もしてしまいますが、どうなんでしょうね?

中央基準だとレース前の検査とかメディカルチェック的な段階で弾かれてしまうけど地方なら出走できるということなのか、走れるには走れるけどこの状態では中央のレベルやレースの負荷について行けない可能性があり、地方ならだましだましで何とかなるだろうということなのか。

後者だとするとちょっと寂しい気もしてしまいますけどねー。

2歳時に中央で3走し複勝率100%、その後今のようにトモに不調を抱え地方移籍してから保利先生のもとで9戦し5勝、2着2回、3着1回の堂々たる成績。

4月に一応走れるかもしれないレベルなら、負荷がかかりすぎないようにセーブしながらの状態でも良いのでせっかくなら中央で走る姿をもう一回くらい見てみたかったなと個人的には思ってしまうのですが、それは素人考えで実際はリスクが高かったりして簡単な話では無いってことなんでしょうか。


または保利先生をはじめとする厩舎関係者の方々が痛みの管理や状態の見極めに関して相当レベルが高いか、シエルブルーの症状に対して相性が良く、そのクオリティーがあってはじめてレース出走に漕ぎつけられているという可能性もありますけどね。

そういうことであれば今回の移籍は頼もしいかぎりですし、再度復活が見られるかもしれないと思うと期待が高まります。

それか、シエルブルー自身中央に所属した途端痛みが悪化した感じもありますので、園田に来たら気分が良くて、だましだましやっているわけでは無く本当に回復しているという可能性も無くはないでしょうか。

それだったら「中央嫌いの馬」という個性として、園田では普通に予定通り復帰戦を迎えてサクッと好走を見せてくれたら(流石に1年2ヵ月は長すぎて勿体なかった感があるにしても)ちょっと面白いなと思えそうなので、これもまたテンションがあがります。

一部では一年以上走れていない6歳馬をファンド解散ではなく現役続行させるのかという声も散見されましたが、シエルブルーは保利先生のもとでなら…と期待したくなる気持ちがクラブにもきっとあるのでしょう。

私も同じです。
シエルブルーの健康と健闘を願って、次回更新も楽しみに待ちたいと思います。

西田厩舎、新開厩舎の皆様お世話になりました。
保利先生はじめ厩舎関係者の皆様、改めましてよろしくお願いいたします!


※画像・コメントはYGGオーナーズクラブ公式ホームページより。
許可をいただき掲載しております。