一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

YGG出資4歳馬トレブランシュ、約9ヶ月ぶりのレースを終える(2024/03/09)

YGG中央出資4歳馬トレサンセールの2020ことトレブランシュ、通算6走目となるレースを終えて最新の近況が更新されています。

早速近況を確認してみましょう。




トレブランシュ

トレブランシュ。2023年5月。クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

4歳 牝馬 中央1勝
オルフェーヴル×トレサンセール
(トレサンセールの2020)
美浦)稲垣幸雄厩舎
門別山際牧場生産

出資馬2頭目となるオルフェーヴル産駒!
この世代の中央出資馬本州入り第1号!
この世代の中央出資馬勝ち上がり第1号!

2024/3/9 レース結果

3月9日(土)中京12R 4歳以上1勝クラスに出走し18着でした。

三浦皇成騎手コメント

「。(←原文ママ。これより前に何か文章があったのか、ただのミスタッチか)これまでは本場のゆったりとしたペースで単騎で行けてたんですけど、ローカルの1400mだと周りもテンが速いので、上手くいつもの競馬の形に持っていけませんでした。

2番手で初めて競馬をする形になりましたが、直線を向いた時にはもうお釣りがない感じだったので、久々の分もありますし、今までにない形で競馬をした影響が大きかったと思います。

単騎で行けた方がこの馬はリズム良く走れるのかなという感じですね。

折り合いというよりは、馬が納得した時点でもう気持ちが切れてしまっていたというか、これまでは(後ろから)追われる競馬しかしていないので、追う形になった時にちょっと馬が頑張り切れなかったのが、その辺は経験だと思うんですけど、現状ではこれまでのように単騎で行けた方が競馬としては良いのかなと思います。

距離に関してはローカルであれば短くするよりは1600mとかにした方がこの馬の競馬が出来るので、今日みたいな事にはならないと思うんですけど。

気が良いだけに追い切りでも動き過ぎてしまうので僕も調教は加減しながらだったので、休みの期間を考えれば使ってから良くなってくる感じはあります」

稲垣調教師コメント

「ジョッキーの話の通り、自分の競馬が出来なかった事で苦しくなったように見受けられましたね。

これまではスッと先頭に行けていたんですけど、周りも速いので初めて2番手からの競馬になって自分のリズムで走れなかったのかなと思います。

最後止まっているのは腰周りも含めてまだ以前の状態には戻ってなかったかなと思うので、体は増えていましたけど、競馬に向かう上での中身の面で久々の影響もあったと思います。

真面目な馬なので、喧嘩をしないで本当に自分のリズムと競馬の流れがピッタリ合っていれば逃げる形でなくても行けるんでしょうけど、今日のように2番手で折り合っているように見えて実はそこで脚を使っていて馬自身は走りきっているという事もありますので、そこはその時の競馬の流れとか馬のリズム次第になってしまうんでしょうけど、一番良いのはどんなペースでもリズム良く折り合って行けるのが良いんですけど、デビュー戦からずっとこういう形の競馬なので、なかなか今からすぐに後ろからの競馬をというのも難しい所ですよね。

次走の条件としてはこれより短くしても厳しいと思うので、東京なら1400m、ローカルなら1600mになると思いますが、あとは今すぐにではないですが矛先を変えてダートという事も先々は考えて選択肢を増やして考えていきたいと思います」

クロキリの一言

2022年9月にデビュー、翌月通算2走目で見事勝ち上がり、その後も出走数は多くないものの掲示板率100%の安定感をみせてくれましたトレブランシュ。

2023年6月18日に東京で通算5走目を走り5着になったあと、膝に熱感が出たり、蹄を打撲して膿がたまってしまったりしてレースから遠ざかり、年末に一度入厩の話が出ていたのですが、稲垣先生は中京を待つことを選択。

時間をかけてじっくり調整&成長を促す期間に入り、2月10日にトレセンに帰厩。
予定通り中京の芝1400で、約9か月ぶりのレースに出走しましたが…

掲示板率100%でここまできていて、休養も骨折等の大きな故障があったわけでは無く、更に万全を期して年末の入厩予定を先延ばしした結果が最下位だなんて正直全く思っていなかったので、最終コーナー回ってからの光景は不意打ちを食らったような、ショッキングなものでした。

アクシデントも疑われましたが、とりあえずそういうわけでは無かったようですね。
その点に関しては良かったです。

冷静になると9か月ぶりのレースで初めての中京遠征、初コンビの鞍上、初めての展開と、「それにしても負けすぎじゃありませんか?」という気持ちはあるにしてもこれまで通りにはいかないぞという要素は沢山あったんですけど、とにかくこれまでの安定感が凄かったので「今回もいきなり勝つとまではいかなくても、掲示板前後くらいにはまとめてくれるだろう」という思い込みがありましたね。

アンコンシャス・バイアスというらしい。
最近覚えました(笑)

あまりのショックからかSNS等ではファンド解散を連想するかたもいらっしゃったようですが、牝馬とは言えまだ4歳で、長期休養明け1発目。
2-3走こういうパターンが続くようなら確かになにかしらご判断がある可能性も無いとは言えませんが、中央の芝しか走っていない馬を凡走1回で見限るようなクラブではありませんからね。

稲垣先生も既に次を見据えておられるようですし、距離延長やダート挑戦という面白そうなワードも出ていますから、復活を信じて次走以降もまた全力応援したいと思います。

とりあえずお疲れ様トレブランシュ!
次回更新も楽しみです!


※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。