一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

YGG地方出資馬クリスタライズ、笠松9Rゴールドジュニアをクビ差の2着!

YGG地方出資馬でミッキーアイル産駒クラリティーアイズ21ことクリスタライズ、笠松で2024年2走目のレースを終えました。

レース後コメントが更新されていますので確認していきましょう。




クリスタライズ

クリスタライズ。2023年10月。クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

3歳 牡馬 地方4勝
ミッキーアイル×クラリティーアイズ
(クラリティーアイズ21)
道営)佐々木国明厩舎
→笠松)後藤佑耶厩舎
サンバマウンテンファーム生産

道営所属馬への出資はラッキーミーティア以来2頭目!
2023年の能力検査を初日となる3月16日に合格!
2023年4月19日、門別で「日本一早い新馬戦」を勝利!

2024/2/8 レース結果

2月8日(木)笠松9R ゴールドジュニア3歳・オープン ダ1600m戦に出走し2着でした。

後藤調教師コメント

「今後に繋がる競馬は出来たかなと思います。

笠松の1600mはスタートしてすぐコーナーなので、スタート後に一瞬グッと噛んでしまった分が最後に出たかなと思いますが、それはある程度予想はしていましたし、その後は馬を前に置いて折り合って走れていて以前のような事もなかったので、前向きな内容と残念な結果で複雑な所ですね。

逃げ一辺倒だと苦しいので競馬の幅は広がっていると思います。

スタートして気持ちが乗り過ぎてしまうので、今日はスタート後に噛んでしまった所だけですけど、前向きなのは悪い事ではないので、力み過ぎずに程よく抜けて走れるようになると良いですね。

この距離もこなしてくれましたが、このくらいが限界のような気はします。状態は変わりなく競馬に臨めたと思います。

やっぱり攻め過ぎるとテンションが上がり過ぎるのでそこが難しいんですけど、平均的に乗りながら追い切りもあまり時計は出さずにガス抜き程度で調整して行く形が現状は良いんじゃないかと思います。

やると動き過ぎてしまいますので。

この後はジュニアグローリーからネクストスター中日本を目標に進めて行きたいと思いますが、その間に競馬を使うかどうかは難しい所ですね。

テンション的にあまり空け過ぎるのも良くなさそうですが、月2回で使い続けるとどこかで疲労も出てくると思いますので。

ただ入厩してからは割と大事に使わせて頂いてる事もあってガクンと調子が落ちる事もなく常に元気は良いので、状態見ながら判断したいと思います」

加藤騎手コメント

「結果だけ見ると最後は(騎手の)技量の差が出てしまいました。
申し訳ありません。

力はすごいつけてるんですけど、最初だけまだ張り切っちゃう所があるのでそこだけですね。

でも道中は岡部さんの後ろで我慢出来ましたし、ササリも解消されてきていますので。

理想は3番手あたりを取れればと思ったんですけど、みんな横並びで五分だったので、目の前に岡部さんがいて隣に今井さんも見えたので結構良いポジションの状態だったのでそこで我慢させようと思って進めました。

道中は前半だけですね、最初のゴール板までには折り合っていたので、それまで(ハミを)噛んでしまったので。

だいぶ改善はされてきているので、そこはまた長い距離を経験して行けば良くなってくるかなと思います。

今日は久々に乗せてもらいましたけど返し馬から雰囲気も良かったですし馬は良くなっていると思います。

最後は少しだけモタれましたけど、初めての1600mでその分苦しくなっちゃったかなという感じなので、2回目になれば慣れてきてくれると思います。

悔しいですね。
すみませんでした」

クロキリの一言

11月11日から移動解禁のところを11月15日に道営・佐々木厩舎に入り、3月16日に今年最初の実施となる能力検査を早速受検、出遅れながらも見事な末脚を披露しての差し切り勝ちで合格し、4月19日、門別で開催された「日本一早い新馬戦」JRA認定スーパーフレッシュチャレンジ2歳新馬にて見事デビュー勝ちを果たしましたクリスタライズ。

その後しばらく勝ち星から離れる時期があったものの、笠松に移籍して逃げを試みてからは安定。
合計で10走し、3勝と言う結果を残して2023年を終えました。

2024年初戦は1月10日に笠松ダート1400に出走し、逃げたメイショウセントレの後ろにつく形から抜け出して見事勝利。

逃げだけではない、成長しているぞというところを見せていましたが、今回また更に違う形を見せてくれました。

先頭集団の後方、という感じの位置取りでしたが頭数で言うと7番手、後ろから3番目。

これまでこのくらいの位置取りになると「着順こそ掲示板だけど着差は割と大きいはっきりとした負け」になってしまうケースが多かった印象なのですが、今回は違いましたね。

後藤先生や加藤騎手のコメントを見るとそれでもスタート直後に少し力んでしまってスタミナロスしてしまう場面があったり、初の1600で最後苦しくなってしまったりした部分はあったようですが、これまで序盤控えた時に出ていたような過度に行きたがって最後に脚が残らなかったり、近くに来た馬を気にして(?)集中を欠き伸びきらないと言うようなことはありませんでした。

しっかり折り合い、コーナーを回りながら良い雰囲気でポジションをあげていくと直線では前に競りかけていき、結果は惜しくも届きませんでしたが名古屋を中心にこのレースを含めて8戦5勝となった実力馬ミトノウォリアーにクビ差まで迫る素晴らしい内容。

「前向きな内容と残念な結果で複雑な所ですね」という後藤先生のコメントがまさにその通り!と言った感じのレースになりました。

1600mをこなせたこと、あの位置で折り合った上で最後までやる気を無くすこともバテまくることも無く上り最速を記録してレースをまとめられたこと、その結果オープン競走で同世代の実力馬相手にクビ差の2着…

個人的には残念さよりもポジティブな印象の方が強いかもしれません。
今後に向けて期待が更に高まるレースでした。

その注目の次走ですが、3月上旬のジュニアグローリーというレースを狙うようです。

名古屋・笠松所属3歳馬の交流競走で、SPⅢに格付けされる地方重賞。
今年が第1回ということらしいので、この良い流れで是非歴史に名を刻んでもらいたいですね。

クリスタライズの無事と健闘を祈りつつ、レースの日を楽しみに待ちたいと思います。

とりあえずお疲れ様クリスタライズ!
ナイスレースでした!!


※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。