YGG地方出資馬でコパノリッキー産駒のフローレンスガール22ことマクマード、最新の近況が更新されていました。
早速確認してみましょう。
マクマード
2歳 牡馬 新馬
コパノリッキー×フローレンスガール
船橋)新井清重厩舎
白井牧場生産
コパノリッキー産駒への出資は初!
現時点で私のこの世代唯一のYGG出資馬!
測尺・遺伝子検査結果
2023年9月30日測定(募集時)
体高157.0cm 管囲20.0cm 胸囲181.0cm 馬体重485kg
2023年11月21日測尺
体高160.0cm 管囲20.0cm 胸囲182.0cm 馬体重494kg
2024年01月22日測尺
体高161.0cm 管囲21.0cm 胸囲185.0cm 馬体重510kg
2024年02月21日測尺
体高162.0cm 管囲21.0cm 胸囲185.0cm 馬体重502kg
プラスビタール・スピード遺伝子検査結果
遺伝子型 C:C 距離適性傾向 短距離適性
体高遺伝子検査結果
遺伝子型 A:A 体高傾向 低
更新情報
北海道・99.9にて育成中です。
2024/2/17 牧場担当者さんコメント
「先週は週2本15-15を行ってまして、今週は火曜日に14-14でペースアップして動かしてみましたが動きは問題なかったですね。
坂路での動きが良くなってきて前進気勢も出てきたので順調だと思います。
本数は結構やっているので体重の減少はあると思うんですが、休みの間に増え過ぎた面もあったので、そこは問題ないかなと思って調教を進めています。
火曜日に速い所を行った時もノドの音は気にならなかったので、今のところは大丈夫なのかなと思います」
クロキリの一言
一次募集での出資を見送り、二次募集のラインナップのなかから選んでみましたこの世代のYGG唯一の出資馬フローレンスガール22ことマクマード。
レントゲンで骨棘が見つかっていることや、喉の検査で軟口蓋背方変位(DDSP)と言われていること、出産時の母年齢が19歳とやや高めであること辺りがネックになってか2024年2月24日現在でまだ残口があるようですが、育成自体はここまで頓挫も無く平和な近況更新が続いています。
YGGの地方馬で道営募集では無かった=早期デビューはちょっと難しそうなのかなと覚悟しておりますが、最新の更新では坂路調教で15-15をしっかりこなしながら、なんと14-14もやってみているとのこと。
中央出資馬で森本スティーブルさん育成の例になりますが、8月デビューで2歳G1阪神JFに出走を果たしたスウィープフィートが坂路15秒ペースをやり始めたのが2歳2月、7月デビューで同じく2歳G1のホープフルSに出走したホルトバージも更新に坂路を15でのぼったと最初に出てきたのは2月半ばですから、坂路のペースだけで単純に比較できるものではないかもしれませんが、少なくとも育成が遅れているということは全く無く、順調に進んでいるようだと言うことがわかります。
今回その辺の情報を確認していて気付いたんですが、ドライスタウトに至っては坂路を15ペースでという言葉が明確に近況に出て来るのは2歳5月になってからで、そこから9月末にデビューして年末の全日本2歳優駿に間に合っているんですよね。
まぁドライスタウトの場合は生産牧場である下河辺牧場さんでそのまま育成もしてもらって本州移動していますから、よりその馬に合った調教ペースの見極めだったりとか、設備や育成メニューの面で独自のものがあるのかもしれませんが。
デビュー後や現状の様子から考えるとドライスタウトは早すぎないペースでじっくりやる方が合っていた可能性があるというのは素人感覚でも何となく想像がつきますが、マクマードは馬体重が増えやすい分、怪我のリスクは考慮しつつですがしっかり運動させることができるという点でドライスタウトとは違うタイプと言えそう。
現場でどちらのタイプが好まれるのかとか細かい話はわかりませんが、調教を重ねられるということは練習する機会が多いということでしょうし、少なくともその点では良い個性ですよね。
現状それが故障や心身の不調に繋がってしまうということも起こっていませんし、頼もしいかぎりです。
次のステップは本州移動ですかね。
あ、残口30%を切っているようですから満口になるかどうかというところも注目です。
YGGは残口あっても移動のタイミングになればサクッと締め切ってしまうイメージがありますから、検討中の方はお気をつけください。
マクマードの順調な成長を願いつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。